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感想・レビュー・書評
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著者が日経の元記者だけあって、書き手の文章力に安定感があった。バブル経済について書かれた本は、それこそ星の数程あれど、日本の内外を問わず、戦後の経済史の詳しくかつ正しい記述と、バブル期に跋扈した面々についての記述の両方共合格点以上なので、読み応えがあった。
バブルを体感して無い若しくは、生まれて無くて全然知らない世代が読んでも面白い読み物になっていると思う。今の日本の社会とは違う景色が見える。
結局、最後は人。これにつきる。バブルに踊らされなかった大手企業も沢山ある。決めるべき立場の人の判断ひとつで、会社が倒産することもあるをこの本を読んで改めて認識した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
巨大であることを目標とした企業幹部と、それを応諾していた大蔵省、日銀。巨大ということは責任が見えにくい、隠しやすい。仕手戦、ハウスオブノムラ、興銀、プラザ合意、特金ファントラ、リクルート株などなど、当時なにが起こっていたのか整理できた。石ノ森章太郎「マンガ日本経済入門」と併せ読みがナイス。
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「ほらね、お金を使うことは才能なんですよ」
バブルの流れがわかる。
同時に、金融イベントがわかる。
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