- Amazon.co.jp ・電子書籍 (171ページ)
感想・レビュー・書評
-
真人間は一体何考えて生きてるのかちゃんと説明してほしい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」が気に入ったので、追いかけてみた一冊。
ネガティブの部分を煮詰めて濃縮した感じの救いのない描写は、読んでいてつらくなるレベル。
前作では、煮詰まって煮詰まってぐるぐるを解消するために、「風俗」という救いがあったわけよね。
今作でも、時折「救い」はなくもないけれど、ぐるぐるのほうがメインの描写になっている印象。
や。著者が、ぐるぐるしていたからぐるぐる描写なんだろうけどね。
一人交換日記という体で、一日を十数ページの4コマ風の漫画エッセイ的な描写で、自分から自分へのメッセージな感じ。
次回作は、もう少し幸せ描写が読みたいので、著者には幸せになってほしいです。 -
前作も読んだけど今作も分かりすぎてつらい(分からんところも勿論あるんだけど)
スタート地点でやってることは割とめちゃくちゃな手順だったけど、そのめちゃくちゃな工程の踏み方が、なんだか分かるんだよなあ
自分の感情や思考の幼さを再確認しては漫画に綺麗に落とし込んでいて、やっぱり上手いなあと
小さな子供みたいだった精神年齢が少しずつ実年齢にアップデートされていく、成長を見守っている感じがした -
自己肯定感がないゆえに他者を心から愛せない苦しみ。母娘の共依存の苦しみ。「依存先を多数持ち、それぞれへの依存度が低く保たれているのが自立した大人」という記述が胸に響いた。