- Amazon.co.jp ・電子書籍 (285ページ)
感想・レビュー・書評
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2冊目の方が好きだな。
3冊目も楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どの話も現代の日本人が遭遇しがちな悩みばかり。
それらの話を聴き、さりげなくアドバイスする、夜食カフェ。温かくて美味しそうなご飯が身も心も癒してくれる。
前の逸話で登場した主人公が次の逸話では脇役のようにさりげなく登場して、マカンマランに集まっている。心休まるコミュニティがドンドン大きくなっている様子も良い。 -
自分がつまらないと思っているのは自分だけなのかもしれない。
探せば自分の居場所は必ずある。探せば。 -
今回のシリーズも悩めるひとの心をあたたかく包み、ほぐしてくれるやさしい一冊だった。 特に病気や障害、ママ友やマウンティングなどの人間関係などがテーマになっていて、抜け出せない現状やあきらめかける心を救うきっかけになる。
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前の巻が気になる終わり方をして気になっていたので、すぐに2冊目を読んだ。夜食カフェの居心地の良さを楽しみつつ、美味しそうな料理を読むだけで我慢する。前作では不動産屋が敵だったけど、今回は強いて言えば教育ママが敵。よく考えたら、教育ママだけでなく、全体を通して「親子は一番近くにいる他人」というシャールの言葉がテーマかもしれない。
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おもしろかった、ホント。
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◎あらすじ◎
商店街のはずれ、狭い路地を抜けた先にひっそりとカンテラの灯りをともす夜食カフェ『マカン・マラン』。そこには悩める人々、何かにつまずいている人々がまるで導かれるようにやってくる。夜食カフェのオーナー、ドラァグクイーンのシャールはそんな彼らを迎え入れ、美味しく優しい料理でもてなす。止まり木のようなその場所でシャールの料理と言葉に勇気をもらい、彼らはまた新しい日常へと踏み出していく。「マカン・マラン」シリーズ2作目。
◎感想◎
今回もぬくぬくの4作品を堪能!「蒸しケーキのトライフル」では、そつなく関係を維持するための"そうそう""分かる分かる"に私も覚えがあったり、自分らしさがわからなくて悩む…という面でも主人公の真奈ちゃんに共感。小さな子どもを育てているという共通点では「秋の夜長のトルコライス」もハッとさせられた話だった。シャールさんがする料理わお茶の説明を聞いていると、身体は食で作られるから、食を大切にしなきゃ、と当たり前のことを思いださせられます。 -
マカンマラン2作目。
トルコライスのお話が一番響いた。色んな人の色んな悩みが出てきて、みんなに共感してしまうけど、やはり母親ものは子供できてから見方が変わったなあと思う。
1作目で登場した人たちが、物語の端っこで幸せそうにしてるのを垣間見れるのも良い。素敵なカフェに行きたいなあ。 -
やっぱり大好きなマカン・マランシリーズ。
今回もシャールさんの温かさに涙した。