セルフレス/覚醒した記憶 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/特製ブックレット付) [Blu-ray]

監督 : ターセム・シン 

出演 : ライアン・レイノルズ  ナタリー・マルティネス  マシュー・グード  ヴィクター・ガーバー  デレク・ルーク  ミシェル・ドッカリー  ベン・キングズレー 

• ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

感想・レビュー・書評

[勝沼 悠さんの感想 · 2018年9月30日]

　ガンで余命いくばくもない富豪に謎の科学者からクローンの肉体に意識を移植する手術を提案される。若い肉体へと移った富豪だが、謎の記憶に悩まされる。

　以下ネタバレ。

　素の体だと思っていたものが、実は生きている誰かの体だったという話。
　この話の面白いところは薬を飲み続けていないと前の人間の記憶が完全に戻ってしまい、記憶を移植した側である主人公は消えてしまうというところ。主人公の最後の決断がストーリーを引き締めている。

[touxiaさんの感想 · 2018年1月2日]

自分の記憶を　再生した身体に移転する
と言うことなのだが、
再生した身体は、実は　再生したものでなかった。
つまり『中古品』であった。
そのために、その身体が持っていた記憶が
思い出されることで、混乱が生じることになる。

薬を飲まないと、その記憶がおさえられない
というのは、ちょっと無理があるのだね。
記憶と薬の因果関係が明確ではなく、
成分的に　単なる医薬成分の組み合わせ　だからね。

ダミアン／ベンキングズレーは、
ニューヨークをつくったオトコと言われ、巨万の富がある。
その家の　きんきら趣味が、いかにも成金。
娘にも嫌われるというところが、家族関係がうまくいっていない。
お金があっても、幸福ではないという、
お金では　娘の心を買えない。それで、手紙なのだ。
メールで　いいはずなのだが。

ライアンレイノルズのダミアン。
身体能力が抜群。そんな彼が、なぜ　娘のために
保険金確保するのかな。もっと違う方法で、
お金を得られそうなのだが。
まぁ。レイノルズの活躍ぶりは評価できる。

[anna2akiさんの感想 · 2017年8月20日]

原題： SELF/LESS
ストーリー設計がおもしろい。ただし、なぜそうなるかなど細かな情報に欠けるのと、人物描写が少ない点から星3つ止まり。キャストが皆好演なので、背景が濃いともっと観応えのある作品になると思う。
音楽は、中の上。ニューオーリンズが主な舞台とあって、ジャズの使い方がすてきだった。

[QAZさんの感想 · 2022年4月2日]

ラストが良かったので★3つにしておきます。同じ人間でも中身が違うと顔がここまで変わるのかと、俳優さんって本当にすごいと思いました。この結末に至る心の動きにもグッときます。
映像の撮り方も割と好みだし、設定も悪くないのですが、少しストーリーとキャラの掘り下げが足りないので、ご都合主義に見えてしまったので、評価はイマイチ上げられず。

[モモ☆さんの感想 · 2018年10月4日]

2015年　アメリカ
監督　ターセム・シン

ライアン・レイノルズ、ナタリー・マルティネス、マシュー・グード

設定としてはあり得ない話だけど、面白かった。CSでたまたまやってたのを視聴。

超お金持ちのダミアン、、でも余命半年と宣告される。お金持ちでもガンには勝てない！と思いきや、作られた若い肉体に頭脳のみを転送できるってことがわかり、莫大な料金を支払って若い身体を手に入れる。
若い身体のダミアンはデッド・プールのライアン・レイノルズ。
若いダミアンは身よりのない身体と聞いていたのに薬がきれてくると変な記憶がよみがえる。

人間の記憶ってミトコンドリアが調節してるとかって話あるので脳だけを移動しても元の肉体に記憶が残っているってお話はありえますね。
臓器移植したドナーの記憶が入ってくるってお話もあるくらいだから。

で、こちらの若いダミアンには妻子がいて（てことは元のダミアンは肉体を売ったんか？）
妻子のもとにたどり着き、そして命を狙われることになり、特殊部隊の強いダミアンは戦う！！ってむちゃぶりな展開。

ダミアンの移植手術した科学者オルブライト（マシュー・グード）そのものが移植経験者。そしてダミアンの親友マーティン（ヴィクター・ガーバー）の息子もいつの間にか移植されてるし、、、

みんな命のためにやりたい放題ですね、元の身体にも家族があったのに。
って、ちょっぴり考えるけど結局ダミアンが暴れ放題の映画でした。

[kooさんの感想 · 2018年3月11日]

いい緊張感だったのに、ラストさらに脳を変えてなんでもありなのががっかり。
いつのまに脳が戻ったんだ。