春の呪い: 2 (ZERO-SUMコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 一迅社
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感想・レビュー・書評

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  • なぜか妹ちゃんの方に投影してしまって読み進めるのがものすごく辛くて、でも気になって読んでしまった。春の呪いが解けないで終わるのがすごく現実的というかなんというか…。死んだ人の気持ちは誰にもわからない、それでも残された人たちは前に進んでいくしかない。切ないけど色々考えさせられるお話でした。

  • 「一生呪われ続けるふたり」がすきなので満足です 呪われてたってしあわせになれんだよ

  • タイトルの「春の呪い」の意味が克明に明るみになるSNSでの春の胸中が綴られた言葉たちと春の影に雁字搦めにされていく夏美の悲痛さと冬吾を包む息苦しさ、嘆きが生者と死者になってしまった数奇な境遇が重なっては繋がっていくのは構成力の妙味があった。
    結果としては一波乱もなく、どんでん返しもないベターな着地点だが憑き物が落ちたような読後感も含みつつ、やはり一生解けることのない呪いも遺す着地が感慨のある余韻として最後まで飽きもなく引き込ませて貰った。
    番外編はギャグ調で気の落ち着ける安定した笑えるティストで此方も良し。

著者プロフィール

2015年から「月刊コミックZERO-SUM」にて『春の呪い』を連載開始。同作で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位を獲得した。2017年より「月刊アフタヌーン」にて連載『来世は他人がいい』をスタート!

「2018年 『来世は他人がいい(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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