守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部 [Kindle]

著者 :
  • 偕成社
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感想・レビュー・書評

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  • 守り人シリーズ完結編。

    ファンタジー小説のジャンルに入ると思いますが、なかなかどうして硬派な胸熱な部分も多く、とても感動する物語でした。

    一緒にバルサやチャグムと旅している気分にもなります。

    オススメです♪

  • やっと完結!
    ドラマよりも登場人物が多く、奥が深い。トロガイが呪術師仲間と集まるところ、多くの兵が負傷して集まっているところなどは一般人の生活のリアリティに溢れているなと思う。チャグムの苦悩も奥深い。シュガが活躍するの良い。チャグムが卵を抱えた秘密もわかるのが感慨深かった。このまま北の大陸に平和が続きますように!

  • 前々から読みたかったのにKindle版がいつまで経っても出ないので、しびれをきらして図書館で借りて読んだ。

    周りの国々を次々と征服していくタルシュ帝国。
    それに抗おうとする国々のひとつ・新ヨゴ皇国でのお話。

    シリーズの完結本でもあり、バルサやチャグム、タンダなど主要人物たちがそれぞれ最後の戦いに向けて突き進んでいく。

    最後は結局天変地異かいな、という思いもちょっとあるけど^^;
    でもすごく引き込まれて読みふけったので満足かな。

    - 追記 -
    そしてついに出たKindle版を買って久しい今やっと登録(笑)。

  •  旅は終わってしまいました。寂しいけれど、この物語から暖かいものを沢山貰いました。

  • 守り人シリーズ、いよいよ最終巻。2人の主人公が、舞台は同じですが、それぞれの背景を背に道を突き進んでいきます。新しい国を作っていくチャグムがメインとして表れていますが、個人としての物語であるバルサもその人生に新しい方向性が見えてきます。内容が戦争の話になってきているので、政治的な物語になってきて、そういう意味で面白く読ませていただきました。しかし、初めの方の守り人シリーズの内容とは違ってきているのが、少し寂しく感じられました。ナユグなど異世界との関わりなど、運命など個人の物語など、もっと読みたいと思っています。それだけこの世界観は面白かったです。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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