弁護人 [DVD]

監督 : ヤン・ウソク 
出演 : ソン・ガンホ  イム・シワン(ZE:A)  キム・ヨンエ  クァク・ドウォン  イ・ソンミン  オ・ダルス 
  • TCエンタテインメント
3.88
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474184717

感想・レビュー・書評

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  • (Wikipediaより)
    『弁護人』(べんごにん、原題:변호인、英題:The Attorney)は、2013年公開の韓国映画。1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた冤罪事件である釜林事件を題材にしている。ソン・ガンホ演じる主人公ソン・ウソクは、故・盧武鉉大統領をモデルにしている。韓国国内での観客動員数は1,137万人を突破した。

    <ストーリー> (Amazonより)
    1980年代初めの釜山。学歴はないが、様々な案件を抱える売れっ子、税務弁護士ソン・ウソク(ソン・ガンホ)。大手企業からのスカウトを受け、全国区の弁護士デビューを目の前にし ていた。ある日、駆け出しの頃にお世話になったクッパ店の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、裁判を控えているという情報を聞く。クッパ店の店主スネ(キム・ヨンエ) の切実な訴えを無視出来ず、拘置所の面会に行くが、そこで待ち受けていたジヌの信じがたい姿に衝撃を受ける。軍事政権下、捏造された国家保安法違反による逮捕者が続出する中、多くの弁護士が引き受けようとしない事件の弁護をウソクは請け負うと決めるが…。





    つよぽん(草彅剛さん)がとても好きなソン・ガンホさんが出ている映画を観てみようと思い この映画を観ることに...
    『パラサイト』は映画館へ観に行きました。
    観終わってから実話を基にしていると知り さらに感動が増しました。
    ラストのシーンは税務弁護士ソン・ウソクが自分の考えを貫き通した充足感がとても伝わってきました。
    韓国映画を何本か観ていますが 独特な世界観があり 邦画や洋画とは全く違う印象が強いです。
    私の中の勝手なイメージなのですが 韓国語を聞いているとみんななんでそんなに怒ってるの?と感じてしまいます。韓国語のイントネーションのせいなのでしょうか?この怒ってる感がなかなか拭えません。

  • 2017/5/19 主演のソン.ガンホ いつもながらに いい味だしてました。頑張って勉強して 弁護士になっても 学歴 キャリアが邪魔する 他の司法に関わる事で お金儲けしてゆき 色々な物を手に入れるが 今度は 民主主義とアカと政府機関に関わる問題が…最初は大人しく国のあり方に傾倒して 静かに余生を送るつもりが 恩義になった親子の為に立ち向かう 本物の弁護士へ成長してゆく姿に圧巻 韓国映画はラストに捻りがきいていて 残念な思いが救われた感が とても良かったです。
    政権や国民の在り方を問う現代にも必須な物語でもあると思った。

  • GYAOで視聴。
    韓国の至宝といって過言でないソン・ガンホ主演の「タクシー運転手」に並ぶ民主化を求めた壮絶な時代のレクイエム的社会派ヒューマン作品。ソン・ガンホの表情の演技と熱量を強く感じる弁論シーンに痺れる。また韓国の母・大女優故キム・ヨンエの被告人の母親のひたむきな姿と、クァク・ドウォンの公安刑事の悪辣ぶりが、映画をピリッと引き締めている。イ・ソンミンやオ・ダルスも適役だが端役過ぎて本当に勿体ないほど。素晴らしい映画だった。

  • この弁護士、後の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の実話っだったというから驚き。
    高卒で税金関係の手続きで’コガネを稼いでいつのまのか、大金を稼ぐようになったソン・ウソク。(ソン・ガンホ)
    お世話になってる食堂の息子がアカの疑いをかけられたことから、利益そっちのけでこの事件の真相を突き詰めて、国家を相手に逆転無罪を勝ち取るまでを描いてる。
    いやー、ソン・ガンホの熱演なしにこの映画は語れない。
    しかも食堂の息子はあのミセンのイム・シワン。
    拷問シーンが凄惨すぎる。
    そしてソン・ガンホの同級生で新聞記者にこれまた、ミセンのオ次長。(イ・ソンミン)
    配役が良すぎる。
    こんなでっちあげがまかり通っていたなんて、(戦争中の日本も然り)ひどいね。
    これは氷山の一角で無実に罪で投獄させられた若者もいっぱいいたんだろうな。
    それにしても、ノ・ムヒョン元大統領、このまま政界なんていかず、人権派の弁護士を続けていたら自殺なんてしないですんだのにね。

    2013年 127分 韓国 WOWOW
    監督 : ヤン・ウソク
    出演 : ソン・ガンホ イム・シワン(ZE:A) キム・ヨンエ クァク・ドウォン イ・ソンミン オ・ダルス

    国家を敵にしても無実を勝ち取る!

  • 2022/5/22
    ソンガンホ、間違いない。

  • これは素晴らしい映画だね。一気に見れた。
    国家権力にも屈せず弁護士らしく法によって立ち向かう。
    人としてこうあるべきって思ったよ。
    卵はやがて鳥になり岩を飛び越える。良いね!

  • 歴史的事実をベースとした作品、ソン・ガンホの渾身の演技が光る。そして、主役の弁護士は、2003年から2008年まで大統領だった廬武鉉(退任後に収賄疑惑で自殺)だったのは驚き。

    『弁護人』(原題:변호인、英題:The Attorney)は、2013年公開の韓国映画。1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた冤罪事件である釜林事件を題材にしている。ソン・ガンホ演じる主人公ソン・ウソクは、故・盧武鉉大統領をモデルにしている。韓国国内での観客動員数は1,137万人を突破した。

    釜林事件(ふりんじけん、プリムじけん、朝鮮語: 부림 사건)は、1981年に大韓民国の釜山で発生した、大学生や社会活動家たちが拘留され、尋問された事件。22人の被告のうち19人に1年から7年の有期懲役の判決が下されたが、事件の中では逮捕した上での自白の強要があったとされる。
    1980年、大韓民国の学生運動が光州事件によって爆発した後、全斗煥の独裁政府は、「赤色分子」(共産主義分子)を取り締まるとして、社会活動家たちを捕えた。1981年9月,釜山の警察当局は、逮捕令状の提示もないまま、釜山読書連合会のメンバー22名を不法に拘禁したが、その罪名は、有害書籍を回覧し不法集会を組織した国家保安法の違反のほか、戒厳法違反、集会および示威に関する法律違反であった。当時、税務弁護士であった盧武鉉(後の大韓民国第16代大統領)は、金光一(朝鮮語: 김광일_(1939년))、文在寅とともに、学生たちの無料弁護士を担当して、学生たちが拷問によって自白を強いられる状況で罪を認めたことや、公安当局による証拠が偽造であることを、証拠を示して主張したが、それでも法廷は被告22名のうち19名に1年から7年の懲役という判決を下した。この事件は、盧武鉉の人生の転換点となり、彼は税務弁護士から転じて、政治運動に関わり始めた。
    名誉回復:
    1999年,この事件の被告人たちのうち11名が求めた再審の裁判では、国家保安法違反容疑を除く戒厳法違反などの容疑についてだけ無罪が宣告された。
    2012年,この事件の被告人たちのうち5名が、釜山地方裁判所に再審請求を提出した。
    2014年2月13日、釜山地方裁判所は、33年ぶりに釜林事件に対する再審を行い、5人の被告人に無罪判決を言い渡し、かつての法廷は被告人たちが告発に対して包み隠さず自供したものと考えていたが、調査の結果、被告人たちが警察に長期間拘禁される中で仕方なく罪を認めたことが明らかになり、またかつての法廷は被告人たちが国家保安法に違反したと判断したが、国家の安全や、自由と民主の秩序に対して危害をもたらしたことはなかったとした。(ウィキペディア)

  • 赤狩り時代の韓国の、政治に無頓着で金儲けばっかりしてきた弁護士が人権問題に巻き込まれて行く話。韓国映画はレベル高いものが多いけれど、これもとても良かった。

  • Amazonにて

    先日やっとプライムで観れるようになった。

    ソン・ガンホが出ていて当たらなかった映画ってあるのかしら? といつも思うほど観ていて引き込まれる。

    大卒じゃないのに独学で司法試験受かったり、未経験なのに刑事事件の弁護人に加わったりと話題性はつきないストーリー性に富んでいて、でも何となくフィクションっぽいし、、、。とおもいながら観終わってググったら、そりゃあフィクションぽいよ。だってフィクションベースだもの。だって主人公は故ノ・ムヒョン元大統領! 政治的なあれこれは置いといて、映画は良かった

  • 「デモや暴動なんて、社会の迷惑なだけ」
    「法律違反になるような乱暴な活動してるやつが悪い」
    こういう風に感じているひとにこそ観て欲しい。
    主人公がそうだ(った)から。

    弁舌たくましい!これぞ社会問題提起の法廷エンタメ!!!
    「光州事件」より先に見ていたら、更に衝撃だったろう。この作品にも一言出ていたが、光州事件から数年後といった頃で、「光州事件」と重なるシーンも多かった。公安の残酷さ、仕事としての淡々とした作業感。

    国家とはなにか? 韓国憲法(?)に明記されている。 国民が主だ。
    と言い切ったシーン。こういう作品は信じられる

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