ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

監督 : ギャレス・エドワーズ 
出演 : フェリシティ・ジョーンズ  ディエゴ・ルナ  ベン・メンデルソーン  ドニー・イェン  チアン・ウェン 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.82
  • (60)
  • (78)
  • (68)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 450
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241766724

感想・レビュー・書評

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  • これは劇場で観賞しました。
    今年はスターウォーズの最新作を立て続けに観れて、自分の中での盛り上がり方も半端なかったです。(笑)

    2016年ディズニー映画。監督は『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ。
    主演は新キャラ、ジン・アーソ役のフェリシティ・ジョーンズ、それに反乱軍情報部のキャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナ。
    また、ローグ・ワン・メンバーの面々もそれなりの重要キャストで登場していて、自分としては座頭市を模したと思われる盲目の僧侶?役の人が良かったですね。
    それからシリーズの常連のような人も何人か登場していて(反乱軍の元締めみたいような女性とか)、シリーズの連続性を意識させるような配役になっていてこれも良かったですね。

    遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・。
    帝国ではデス・スターを完成させるべく、帝国から姿をくらませた主任技術者ゲイレン・アーソの行方を追っていた。そして、とうとう帝国軍のクレニック技術長官はゲイレンの行方を突き止め、彼の妻を殺害した上で拉致する。彼らの娘ジン・アーソを残して・・・。
    それから10余年が経過し、ジン・アーソは不良少女として帝国軍の強制労働収容所に収容されていた。ジンの身元を確認した反乱軍は・・・。

    いやあ、これは面白かったです。
    最初はスターウォーズのアナザーストーリーにして、スターウォーズ第一作目少し前の時代を描いたスピンオフ作品ということで全然知らない俳優が出ていてもなあという気持ちであまり期待していなかったのですが、正直、映画としては『フォースの覚醒』以上だったかもしれないです。

    物語は率直にいって、RPGの世界ですね。(笑)
    同士を集い、仲間となって一緒に難題解決に向かう!こういうゲーム感覚が面白さの秘密だったかもしれません。(^o^)
    加えて、スターウォーズの世界観を崩さずに、むしろそのまま継承し活かす姿勢がありありと見て取れて、細かいキャスティングやエピソードなどもきっちり映画に再現されていたのでこういうところも好意的に受けとめれる点だったと思います。
    例えばあのターキン総督のピーター・カッシングやレイア姫のキャリー・フィッシャーなどはよく似ているなあと思っていたら、当時の映像の顔の部分をCG合成していたのですね。凄いなあ~。
    また、『スターウォーズ』や『帝国の逆襲』『ジェダイの復讐』に登場した帝国軍のスターデストロイヤーとか象のような陸上兵器、同盟軍のXウィングやYウィングなども当時の姿そのままに登場していて、こうしたところも初期のスターウォーズらしさを強調していたと思われます。(ほんの少しですが、R2-D2とC3POも登場!)
    そして、ダースベイダー。フォースで部下の首を絞めるところや、ライトセイバーとフォースを駆使しての暴れっぷりなどはもう涙ものでした!(笑)

    このスターウォーズ第一作目は黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』のエッセンスを取り込んだ作品として知られていますが、今回の作品も割と日本的なものが取り入れられていたのではなかったかと思います。
    集った仲間のうち、一人は明らかに座頭市を模していると思われるのと、一人は明らかに赤い胴巻きのようなものをしていて、さらに今回の新キャラロボットであるK2はジブリっぽかったですね。
    登場からそのときどきの活躍ぶり、それに物語の最後まで彼ら日本的(と思われる)キャラは目立つことこの上ありませんで、観客も親近感が持てたのではないかと思います。特にK2のキャラはなかなか良かったですね。

    物語の結末はある意味予想がつくようなことでしたが、美しい背景の中で満足感の漂うラストになっていて、スピンオフ作品としては上出来だったように思います。
    そして、ラストはダースベイダーによる暴れっぷりとあの人の登場とスターデストロイヤーからの離脱。
    「繋がった!」(笑)
    ラストも大変きれいでございました。(^o^)

    最後の締めはこれで。
    "May the Force be with us."

  • スピンオフだからって、心の準備もなく軽い気持ちで観たら、どえらいクオリティに腰抜けた。やっぱりスター・ウォーズ!観終わってからも興奮止まらない。

  • TV金ロー録画>(劇場以来~)再見。良かった。改めて見てもやっぱり良かった。
    マッツさん(父ゲイレン)素敵^^。ディエゴ・ルナ(キャプテン:キャシアン・アンドー)も◎
    でもあまりにも登場人物が次々と死に過ぎて切ない( ノД`)。。
    設計図奪還の為の犠牲が多大過ぎて泣けてくる。。K-2SO可哀想(涙)…言葉足らずだけど素直なイイ奴(ちょっとC-3PO的)なので、直して生き還らせてあげて( ;∀;)!!

  • 2016年 アメリカ
    監督 ギャレス・エドワーズ

    フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、リズ・アーメッド

    面白かった。
    スター・ウォーズのスピンオフでエピソード4の10分前までを描いた作品。
    反乱軍が帝国軍からデス・スターの設計図をどうやって奪ったかってお話。
    ざっくり、、、

    不本意ながらデス・スターの設計、製作にかかわったゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)がデス・スターの中に致命的な欠陥を埋め込んだ。
    そこを攻撃するには設計図が必要で設計図を娘のジン(フェリシティ・ジョーンズ)はじめとするローグ・ワンのメンバーで奪還するってお話。ざっくりの続き、、、

    エピソード4に繋がる話で、エピソード4にはローグ・ワンのメンバー誰一人として出てないんだから(当たり前)全員死ぬって最初からわかってはいるものの切ない。いや、わかっているからこそ切ないのか?
    K-2SOがジンたちを庇うために盾となって死ぬ(壊れる)シーンなんて切なすぎてオロオロ(涙

    ラストの壮絶な戦いで設計図をダース・ベーダーに奪われそうになるところ、、、、
    奪われるわけないのに(エピソード4でレイヤ姫が持ってたもん)ドキドキハラハラ

    うまいこと作ってるねぇぇ

    そして、レイヤ姫!!出てくると思わなかったわ。
    CGってスゲー!!

  •  『スター・ウォーズ』本編シリーズを補完する、スピンオフ・シリーズの第一弾。
     1977年の『スター・ウォーズ』第一作(『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』)の直前までが描かれている。
     第一作の冒頭でレイア姫がR2-D2に託した、銀河帝国軍の究極兵器「デス・スター」の設計図――それをどのようにして反乱軍側が手に入れたのかを、解き明かすストーリーなのだ。

     私は第一作を中学生時代に封切りで観たけれど、以後の『スター・ウォーズ』シリーズについてはよい観客ではなかった。正直言うと、第一作をあまり面白いと感じなかったのだ。

     が、この『ローグ・ワン』はとても面白かった。
     本作を、ゴジラ・シリーズにおける『シン・ゴジラ』に相当する作品として評価した映画評論家がいた。たしかに、これまでの『スター・ウォーズ』シリーズよりもリアリズムを追求した作品で、その点は『シン・ゴジラ』に近いかも。
     戦闘シーンがかなりリアルで、SFというより戦争映画のようなのだ。反乱軍兵士たちの薄汚れた感じもリアル。

     「ローグ・ワン」(反乱軍のはぐれ者たちからなる奪取部隊)の面々が、強大な帝国軍に押されて一人また一人と死んでいき、デス・スターの設計図という「希望」だけが残るクライマックスは、感涙必至である。

  • 劇場で2回観た後だから今回のDVDで3回目の鑑賞。

    SW史上最も儚くも美しい、名もなき戦士たちの命懸けのドラマ。

  • ヒロイン / ジン・アーソ演じるフェリシティ・ジョーンズをどっかで見たなあと思っていたら、直前に観た「インフェルノ」に出ていたので、今来ている女優さんなのかなあと思った。
    設定的にいろいろあってああいうキャラクターになったのだろうけど、SW最新シリーズのヒロイン / レイといい、いまいち魅力に欠ける(ような気がする)のが残念。
    脇役たちのキャラ立ちが激しいからなのか…。
    ただ、これがルーク・スカイウォーカーに繋がる始まりの物語だと思うとやっぱりわくわくしたし、タイトル「ローグ・ワン」にコールサインとか反逆者とかの意味合いがあったりして、ファンにはとにかく堪らない。
    登場人物たちが本編シリーズに登場していないので、もしや…と思っていたら、やっぱりみんなそうだった。
    そうだよね…デス・スターをたかだか2時間の尺で破壊出来ないよね…世界を変えるっていうのは並大抵の覚悟ではないんだなあ。
    いろいろ言ってはみたものの、最後まで観ると結局、みんなカッコよかった映画。

  • 知らん人ばっかり出てるし、スターウォーズあんまり理解出来てないしで観る気なかったけど、勧められたので観たら面白くて感動もして、大好きになった。切ない。CGがすごい!

  • スピンオフとして成功してる作品ではないだろうか。本編の登場人物がほぼ出てこないのがいい。ヒーローではない無名の者達の支えもあって帝国を倒せたのだと考えさせられる。本編もあっさり主役級の人物が死んだりするけれど、本作はもっとすごい。主要キャラのチアルートとベイズがアジア系なのも珍しく、ドロイドのK-2SOも今までのドロイドより渋い。本編に引っ張られ過ぎず、でも離れ過ぎない内容。絶対に本編を観ていないと成り立たないけれど、観なくても本編には影響がないといういいスピンオフだ。

  • スピンオフといってもお馴染みのキャラクターは全然出ておらず、大丈夫かいな?と不安だったのですが、なんのなんの、これは傑作ではないか!

    スターウォーズ本編が「隠し砦の三悪人」であれば、本作はまさしく「七人の侍」。個性豊かな荒くれ者たちが使命のために命を投げ出すというストーリーに個人的に弱いのですが、美女、イケメンはもちろん、盲目の剣士(ドニー・イエン)やロボットまで、見事に凸凹なメンバーが揃っている。そして、彼らが身を犠牲にして盗み出したデススターの設計書がレイア姫(CGすごい!)に届けられたところで映画は終わり、綺麗にエピソード4につながっていったのが素晴らしい。

    特筆すべきは、全員が死んでしまったこと。主人公を含む全員が死ぬという話ってなかなかないですよ。まぁそうしないとエピソード4以降の本編に矛盾が生じかねないという理由があるにせよ、この潔さは評価したい。デススター破壊のために命を散らした無名の戦士たちに合掌。

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