湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [DVD]

監督 : 中野量太 
出演 : 宮沢りえ  杉咲花  松坂桃李  オダギリジョー 
  • TCエンタテインメント
4.03
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感想 : 179
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474185417

感想・レビュー・書評

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  • 杉咲花の演技がすごい。
    ただ双葉があずみを強引に学校へ連れて行かせようとしたり酒巻さんにビンタしたりで感情移入しにくかった。

  • 泣いちゃった。

  • ラストに唸ってしまった
    そ、そういうことなのか...!

    いじめへの対峙や
    旅行と称して子どもを実母へ届ける場面は賛否が分かれるが、
    母の人生が残り少ないことを考えると妥当かも
    決死の覚悟を感じる

    彼女の実母は再婚して世田谷で裕福に暮らして...
    彼女は血の繋がらない子どもをいつか実母とも交流できるよう手話まで覚えさせて立派に育てて、
    うだつの上がらない夫もなんやかんや良いやつでたぶん托卵されただけなのに子どもを可愛がって駆け落ち先から戻れなくなって...
    不思議な家族の強い愛の物語。

  • 2016年 宮沢りえ主演、杉咲舞、
    オダキリジョー
    独特のエンディングであった。

  • タイトルだけ知ってて、恋愛ものかと思ったら家族愛がテーマだった。
    母の気持ちは分からないけど、あんな風に死を受け止められるものかなぁ。

  • 熱い愛の溢れる話

  • 双葉の生き様と人となりが立派すぎて、ほんと私もこういうふうに生きていけたらなあと…。
    子どもにとってこの展開はちょっとしんどすぎるだろと思うほどに見ていて辛い局面多数ですが、しかしそこをまさに「湯を沸かすほどの熱い愛」で乗り越え立派に立ち向かう様がとても素敵でした。さすがに上手いこといきすぎでは、と思わなくもないですが、それを補えるだけの「熱量」のある力作で、大変良質な作品でした。
    主演の宮沢りえの熱演ももちろん文句なしに素晴らしく、夫役のオダギリジョーの不甲斐ない感じも絶妙に良くって、子役の二人も堂々たる好演でした。特に安澄役の杉咲花がすごく良かった。あの年齢の子役で、あそこまでの自然さがあって地に足のついた演技をみせる日本の俳優は久々に見た気がします。
    あと、ラストの銭湯でのカットでエンドロールを迎えるシーンは最高にクールでした。
    邦画シーンの貴重な良作です。

  •  湯を沸かすほど…と言うくらいだからどんな愛かと思っていたら,稼業が銭湯のおかみさんが主人公の話だったんですね。
     わたしの大好きな映画『僕たちの七日間戦争』の宮沢りえさんがお母さん役を演じていて,大女優ぶりをたっぷり見ることができます。一度は蒸発したはずの夫の存在もなかなか面白くて,家族愛の在り方も考えさせられました。

    《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
     宮沢りえと杉咲花が強い絆で結ばれた母と娘を熱演し、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と助演女優賞を受賞したほか、多くの映画祭で高く評価された家族の愛の物語。一年前に夫が蒸発、それ以来、家業の銭湯を休業してパートで生活をささえる双葉。持ち前の明るさと強さで娘・安澄を育てていたが、ある日突然、余命わずかと宣告されてしまう。残酷な現実を受け入れた双葉は、死ぬまでにやるべきことを決め実行していくが・・・。

  • 「僕らの7日間戦争」以来に、宮沢りえさんの映画を観ました。クライマックスのシーンは迫真の演技で、涙が止まりませんでした。

  • 日本アカデミー賞を見てから気になっていた作品をようやく視聴。
    主人公・双葉(宮沢りえ)は末期癌で余命宣告され、死期を迎えるまでにやり残したことを実行していく。原作なしのオリジナルストーリー。
    王道なのだが、見飽きた感じがしないのは主演、助演の俳優さんたちの素晴らしさだろうか。10代の杉咲花ちゃん、掴みどころのない父親を演じるオダギリジョーさん、相棒の篠原ゆき子さん。みんな素敵だ。双葉の人柄が、周りの人たちの心を動かし、縁をつなぎ、クライマックスで病室の双葉へ向けてメッセージを送る。いいシーンだった。

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著者プロフィール

1973年京都府育ち。京都産業大学卒業後、日本映画学校に入学。2000年卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』が日本映画学校今村昌平賞、第1回TAMANEWWAVEグランプリなどを受賞。卒業後、助監督やテレビディレクターを経て、自主短編映画『ロケットパンチを君に!』で、ひろしま映像展2006グランプリ、第10回水戸短編映像祭準グランプリなど7つの賞に輝く。2008年文化庁若手映画作家育成プロジェクトに選出され、35mmフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012にて、日本人初の監督賞を受賞、第63回ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016年商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第40回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など、国内映画賞で35冠。第90回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選ばれる。2019年初の原作モノとなる『長いお別れ』を5月に公開、ロングランヒットに。独自の感性と視点で、家族を描き続けている。

「2020年 『浅田家!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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