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- / ISBN・EAN: 4562474185417
感想・レビュー・書評
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杉咲花の演技がすごい。
ただ双葉があずみを強引に学校へ連れて行かせようとしたり酒巻さんにビンタしたりで感情移入しにくかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泣いちゃった。
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2016年 宮沢りえ主演、杉咲舞、
オダキリジョー
独特のエンディングであった。 -
タイトルだけ知ってて、恋愛ものかと思ったら家族愛がテーマだった。
母の気持ちは分からないけど、あんな風に死を受け止められるものかなぁ。 -
熱い愛の溢れる話
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双葉の生き様と人となりが立派すぎて、ほんと私もこういうふうに生きていけたらなあと…。
子どもにとってこの展開はちょっとしんどすぎるだろと思うほどに見ていて辛い局面多数ですが、しかしそこをまさに「湯を沸かすほどの熱い愛」で乗り越え立派に立ち向かう様がとても素敵でした。さすがに上手いこといきすぎでは、と思わなくもないですが、それを補えるだけの「熱量」のある力作で、大変良質な作品でした。
主演の宮沢りえの熱演ももちろん文句なしに素晴らしく、夫役のオダギリジョーの不甲斐ない感じも絶妙に良くって、子役の二人も堂々たる好演でした。特に安澄役の杉咲花がすごく良かった。あの年齢の子役で、あそこまでの自然さがあって地に足のついた演技をみせる日本の俳優は久々に見た気がします。
あと、ラストの銭湯でのカットでエンドロールを迎えるシーンは最高にクールでした。
邦画シーンの貴重な良作です。
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湯を沸かすほど…と言うくらいだからどんな愛かと思っていたら,稼業が銭湯のおかみさんが主人公の話だったんですね。
わたしの大好きな映画『僕たちの七日間戦争』の宮沢りえさんがお母さん役を演じていて,大女優ぶりをたっぷり見ることができます。一度は蒸発したはずの夫の存在もなかなか面白くて,家族愛の在り方も考えさせられました。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
宮沢りえと杉咲花が強い絆で結ばれた母と娘を熱演し、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と助演女優賞を受賞したほか、多くの映画祭で高く評価された家族の愛の物語。一年前に夫が蒸発、それ以来、家業の銭湯を休業してパートで生活をささえる双葉。持ち前の明るさと強さで娘・安澄を育てていたが、ある日突然、余命わずかと宣告されてしまう。残酷な現実を受け入れた双葉は、死ぬまでにやるべきことを決め実行していくが・・・。 -
「僕らの7日間戦争」以来に、宮沢りえさんの映画を観ました。クライマックスのシーンは迫真の演技で、涙が止まりませんでした。
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日本アカデミー賞を見てから気になっていた作品をようやく視聴。
主人公・双葉(宮沢りえ)は末期癌で余命宣告され、死期を迎えるまでにやり残したことを実行していく。原作なしのオリジナルストーリー。
王道なのだが、見飽きた感じがしないのは主演、助演の俳優さんたちの素晴らしさだろうか。10代の杉咲花ちゃん、掴みどころのない父親を演じるオダギリジョーさん、相棒の篠原ゆき子さん。みんな素敵だ。双葉の人柄が、周りの人たちの心を動かし、縁をつなぎ、クライマックスで病室の双葉へ向けてメッセージを送る。いいシーンだった。