- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
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洞窟で発生したスライムが、人を喰らい、知識を得、増殖し、ついに国をも飲み込む……
という感じで第一部完結
とにかくどこからスライムが現れるかわからない恐怖感が半端ない
エロさよりホラーが強いのは趣旨的にどうかなとは思うが……
【以下再読のための備忘】
・フィアーナと一緒に最奥の空間を確認していた騎士たちが息を飲む。(中略)その二人が、スライムに犯されながら悦んでいたからだ。
・秘部を守る薄紫のショーツが白日のもとに晒されると、彼女は白磁のように白い肌を桃色に染めた。
・(魔法の発動により)ドレスのスカートが風もないのにはためく、白のストッキングだけでなく、そのストッキングを吊るガーターベルトが見えるほどに激しく。
・悲鳴が上がった。さっき、粘液の壁越しに聞いた声と同じ、涙声の悲鳴が。城のアチラコチラから……逃げ遅れた女の数だけ、上がった。
・勇者との成功では得られなかった激感。これが快感なのか痛みなのかも判別できない。ただ、すごい。
・王都で数を増やすスライム
・メイド長、欲に溺れたティアナに襲撃される
・スライムの巣の洞窟に侵入するフィアーナ、アルフィラ
・元となったスライムを撃退、フレデリカ、サティアを確保
・王都へ戻るフィアーナたち、そこにスライムの襲撃。男は捕食され、女は増殖の道具に……
・王城を襲撃するスライムは女王レティシアの魔法すら吸収し、レティシアはスライムの手に落ちる
・王城を覆い尽くすスライム、王女姉妹はなんとか逃げ延びる
【内容:アマゾンから転記】
魔物の脅威が失われ始めた世界で、スライムの変異種として生まれ人々を取り込みながら進化し続けた魔物――ブラックウーズ。
ミスリル廃坑に現われ、その個体がどうやってかこのエルフの国『フォンティーユ』までたどり着き、それだけでなく城内にまで侵入した。
かつて勇者とともに魔王を討伐し、『フォンティーユ』の女王となったレティシアは、油断なく警戒を続けていた。
騎士や魔導師を総動員しながら王都全体を監視していたものの、それでもスライムの痕跡は見つからず、時間だけが過ぎていく。
だが、すべてはもう遅すぎた。
あまりにも巨大に膨張した欲望は、王都を、そして人々の希望である女王をも飲み込んでしまう──。
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