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- / ISBN・EAN: 4562474185479
感想・レビュー・書評
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見え見えの内容の映画なので期待しなかったのですが、意外にも面白かった!
老人が知恵と経験を生かして頑張っちゃうという話型であれば平凡ですが、演奏家として一度は挫折した主人公が、ヘナチョコオーケストラを再建に奮闘するという、あくまで「彼女」が主語の映画なのでした。愛すべき老人たちは決して主役ではなく、自分の孫のように彼女に接し、励ましていく姿とても微笑ましく、癒されます。演奏は技術の前に大切なことがあるという(当たり前な)メッセージもとても共感できるものです。
最初は随分野暮ったい印象の杏も、奮闘する姿を見るにつけ自然に応援したくなり、最後の指揮のシーンの凛々しさ(及び立ち姿の美しさ)は特筆もの。俳優としての彼女の魅力にもやられました。
もちろんクライマックスの演奏シーンも素晴らしかったです。最後に「威風堂々」が演奏される映画に外れなし!(他に「ブラス!」しか知りませんが)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思ったよりも面白かったです。
休日の午後なんかにぴったりな作品。 -
お約束のパターンだけどうまくまとまっている。
細かい突込みはもちろんあるけれど安心して観られますね。
何より杏が魅力的です。やはり華がありますね。女優としてもっと活躍してほしいな、と思います。
それにしても、こういう映画の曲と言えば、エルガーの威風堂々が取り上げられますが、なんでですかね? -
アマゾンビデオ/日本/2016年/細川徹監督/杏出演
カンタンに言うと人情噺もの。ヘタな老人中心のオーケストラが間違えてってきた杏さんの手で、成長していく。杏さん自身もそのことで成長していく という話。老人の達者な演技に、部活ものの雰囲気もある。とりわけ杏さんの存在感がすごい。秘かに慕っている彼が見舞いに来てくれて、大慌てで部屋の整理をするといったありふれた場面での説得力がすごい。予定調和の流れの中でも退屈せずに見ていられる。 -
笹野高史 杏 塩顔の坂口健太郎 左とん平 小松政夫 ロケ地は足利市 光石研=嫌味な大型電気店社長 イニエスタ似のフランスの小さな巨匠 30万かけて増設した防音室でのバイオリンの練習 ダイコン型オーボエ 棟梁のティンパニー ラブホ入口での逆美人局
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音楽のこと全然分からんけど、
オーケストラシーンって偉大だなぁ。