宇宙とわたしたち (月刊たくさんのふしぎ2017年4月号)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910159230479

感想・レビュー・書評

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  • 2023年4月号が同じ著者(挿絵は佐々木マキ)による「過去と未来とわたしたち」でおもしろかったので、買ったままちゃんと読んでなかった6年前の作品のページを改めてひらいてみた。コロナ禍ステイホームの最中には福音館書店がネット上に公開するのに選んだ一冊でもあった。

    英語のタイトルは「わたしたちは星のこども」。食べ物(植物)、水と太陽、宇宙の星雲・・・わたしたちがなにでできているか、それがどこから来ているかをたどっていくことで、地球ひいては宇宙とわたしたちはつながっていて、わたしたちはみな宇宙の一部なのだということがよくわかると同時に、星や銀河がちらばる宇宙がどのようにして生まれたかも知ることができる。
    宇宙に散った原子のガスがたまたま集まって星になり地球になり、長い時間かけてめぐりめぐっていまの私たちのからだになっているのだと知ると、とてもふしぎな気持ちになる。

    こどものころから親しんできたなかのひろたかさんの挿絵もなつかしくてかわいい。はじめのほうと結びのページに登場する夜空を見上げる少年と犬がいい。

    巻末の「作者のことば」で言及されている、この本で書ききれなかったという「宇宙という大きな時間の流れの中に私たちがいること」がまさに、6年を経て二冊目の本になったのだな。

  • 宇宙の成り立ちと、人間とのつながりがよく分かる。
    絵がいい。
    説明が分かりやすい。
    大人が読んでもいいと思う。

  • 購入していたものを7歳児Fが読んで、というので読み。

    途中で飽きてしまった。まあ小1にはまだ難しいよな…。

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著者プロフィール

藤沢 健太 (ふじさわ・けんた)  山口大学時間学研究所教授

「2022年 『放射素過程の基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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