テンプリズム12【電子特典付き】 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 大国に祖国を滅ぼされた王子の国取り、世界を救う壮大なファンタジーかと思いきや、まさかのみんなニキちゃんにメロメロニキな話に収束してしまうとは。
    でもユイ、お前は惚れちゃダメだろー!と、そこが一番ガッカリしましたね…最初に見せた気概はなんだったんだと。

    ユイに限らず登場人物達の信念があるんだかないんだかで一旦舞台から退場して再登場する時には前の言動をすっかり忘れてるかのような感じが強かった。キャラ、場面、ストーリー、とにかく繋がりがぎこちない。
    毎週ごとにリレーで違う人が脚本書いてるみたいな感じ。

    途中から完全にキャラの魅力がツナシからニキに傾き過ぎてしまっていて、肝心の本筋のストーリーが何も発展せず終わってしまって残念。
    曽田さんの描く、人より抜きん出た何かを持っている主人公が、どんどん周りを巻き込んで未知の領域へみんなを連れていく話がとても好きなので、そう考えるとツナシはちょっとパワー不足だったのかなぁ。ユイももっと渋いキャラになると思ったんだけどなぁ…て、言い出したらキリがないね。

  • 青春こじらせファンタジー遂に完結。ツナシが最後に選んだお相手がアップンとか(笑)

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著者プロフィール

 1968年6月18日生、東京都出身。『ドカベン』『サーキットの狼』に影響を受けて、小学校2年よりまんがを描き始める。
 大学中退後、漫画アシスタントを経験後、1990年週刊少年マガジン増刊「マガジンSPECIAL」にて『GET ROCK!』でデビュー。以後、秋田書店、小学館、講談社で人気漫画を連載し続ける。
 代表作は、熱い自転車ロードレースストーリー『シャカキ!』、若き消防士たちの奮闘を描いた『め組の大吾』、バレエに魂をささげた少女の物語『昴』とその続編『MOONー昴 solitude standing』、F1を目指す少年と仲間たちの成長を描く『capeta』。1997年に『め組の大吾』で第42回小学館漫画賞を受賞。2005年に『capeta』で第29回講談社漫画賞を受賞。2012年1月現在、「月刊少年マガジン」で『capeta』連載中!

「2012年 『capeta(28)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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