ミス・シェパードをお手本に [DVD]

監督 : ニコラス・ハイトナー 
出演 : マギー・スミス  アレックス・ジェニングス  ジム・ブロードベント  フランシス・デ・ラ・トゥーア  ロジャー・アラム 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.32
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本棚登録 : 55
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462110879

感想・レビュー・書評

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  • 面白いというか、良い。
    人に歴史と秘密あり。
    ミス・シェパードが自分のおばあちゃんに似てる所があって、親しみを覚え、ちょっと笑った。
    英国らしくシニカルで甘くないが優しい。
    映画の中では「優しさは怠慢だ」といっていますが。
    文学青年がそのまま年取ったような雰囲気の主役の俳優さんが良かった。

  • 臭気が漂ってくるようなマギー・スミス。最後は気高く風呂に入ったとはいえ、見てるのがつらかった。死ぬのは大変、生きるのは大変。ほぼ実話というからすごい。最後に明かされるフロントガラスの血がまた仰天。これで車中の人生になってそのままだなんて。

    カムデンの向かいの住人に「オックスフォード事件簿」のモースの上司役のロジャー・アラムが出ていた。

    2015イギリス
    2019.2.9レンタル 図書館で

  •  1970年代から80年代にかけて15年に渡り作家の目の前の道路、庭に車を停めて生活した老女の実話の舞台を映画化。

     これ、TSUTAYAではコメディのとこにあるんだけど、確かに笑えるシーンもあるがコメディではない。
     めんどくさい浮浪者の高齢者に対してやや煙たい目ながらも罪悪感から親切にし(しかもそれはあんまり感謝されない)、いつの間にか腐れ縁的につながってしまった人々を描いている。
     なんとも不思議な話だが、これ実話なんだよなぁ。サッチャリズムなどの時代背景もあるんだろうなぁ。。。

     これはでも、今の日本には刺さる映画だと思う。

  • 俯瞰してみている自身を、二重人格として登場しているのはとても面白い。ミスシェパードをお手本にするのは誰にも縛られない自由さなのか、バンの中に踏み込めないのに敷地内に住まわせる心理はなんだろう、と考える。マギースミスの本領を改めてみた。ジムブロードベントは気づかなかった…

  • これもまたパッケージと予告のテンションが違うシリーズ。「海辺のレストラン(ガスパール/君と過ごした季節、に改題)」と同様の老婦人と青年の面白おかしい日々の記録かと思ったが、あくまで隣人の域を超えない、でもそれぞれの人生のパーツにはなくてはならない、そんな関係だった。

    コピーの「英国式シアワセ生活!」は絶対に違う。

  • これが実話だとは…
    数奇な運命という一言では片付かないような物悲しさがある。

  • 「ミスシェパードをお手本に」https://www.imdb.com/title/tt3722070/ … 観た。とてもよかった!アランベネットの体験に基づいた謎の浮浪者を巡る物語だけどなんか社会互助や人間の善意や尊厳というか、イギリスのシニカルさも交えてお涙モノにならずしみじみとした良映画だった。邦題ダサい問題どうにかしたい(おわり

  • ミス・シェパードは、ロンドン北部カムデン・タウンの通りに車を停め、気ままな車上生活を送っていた。劇作家ベネットは、路上駐車を注意される彼女の姿を目にしたことから自宅の前庭に車を停めることを勧める。
    最初は3カ月のつもりが、結局15年も居座り続ける。

    これ、実話だったんだ。
    迷惑に感じながらも罪悪感から親切にする近隣の住民。
    不思議な縁だな~。

  • シニカルで人生愛で喜劇で、悲劇で笑いで 真摯かと思えば、馬鹿みたいに神々しくて。 色んなものが詰まってます。
    こういうの見ると、なんか分からないけど敵わないなーってなっちゃう

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