普通のサラリーマンでもできる! 「週末コンサル」の教科書 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  いきなり独立する前に副業でコンサルを始める。これが週末コンサルである。そのための教科書。
     「オンリーワン・ノックアウトコンテンツマニュアル」というものを持つことが成功の鍵。これが本書の主張である。
     当然と言えば当然だがこのマニュアルの作成について事細かな説明はない。作りたいならコンサル受けてね。となってる。
     副業をはじめたい。ある程度の利幅は稼ぎたい。その場合はこの「週末コンサル」という選択肢も知っておくのは有利になるだろう。

  • サラリーマンを継続しながら、仕事終わりや休日を活用して副業コンサルで稼ぐことを薦める本。
    ゆくゆくは独立してコンサル1本で生計を立てることも可能と謳っている。

    誰でもできるか?というと難しいところ。
    私は30歳で本書を手に取ったが、ターゲットは40代後半の管理職経験者だろう。

    1年目にフリーコンサル仲介サービスに登録して実績を作る。
    2年目にオフライン営業で人脈をつくる。
    3年目にオンライン媒体で集客できる仕組みをつくる。

    上記についてざっくりと説明されている。1年目の実績づくりである程度の人はふるいにかけられるかもしれない。
    可能性があるのかわからないので、まずは動いてみることが大切だと思う。

    2-3年目にするべきことについては1年目の実績づくりが軌道に乗ってから再確認すれば良い。

  • やってみようかな〜と思った。

    以下抜粋

    顧客とすべきは、世の中の 90%以上を占める中小企業です。資金も人材も限られている彼らは、常に専門家の力を借りたいと考えているのです。まず、あなたの経験や知識を聞きたいと思っている人たちがちゃんといる、ということを頭に入れてください。

    最近「顧問型」ではなく、「特定プロジェクト型コンサルタント案件」が急増してきているのです。

    知識を顕在化させることです。あなたは、これまでのビジネス経験の中で、きっとさまざまな知識やノウハウを身につけてきたと思います。でもそれらは、あなた自身でさえ「 全 棚卸し」をしないと気がつきにくいものでもあるのです。

    成功
    1番目
    コンサルタントが自分の強みをよく認識しており、日々、その強みをさらに伸ばす努力を行っているということです。
    2番目
    すでに述べたように、自分の強みを「見える化」させた武器を持っているということです。
    3番目
    高単価で契約を結ぶための独自のノウハウを持っていたり、ツールを作っていたりするということです。

    失敗
    1番目
    「その他大勢ポジション」というのは、同分野の他のコンサルタントと差別化できていないということです。
    2番目
    「丸腰状態」というのは、契約締結するための「武器」を持っていないということです。
    3番目
    「何でも屋」は、独自の強みや売りを持っていないことから、自分ができることを名刺の裏やホームページにたくさん列挙している状態のことです。

    最初にA4の白紙を 10 枚程度用意して、あなたがこれまでの長いサラリーマン人生の中で獲得してきた専門知識、技術、ノウハウ、スキル、経験などをすべて書き出していきます

    棚卸しの方法として最もやりやすいのは、経歴を基本として時系列で書き出していくことでしょう。
    入社時からこれまでの業界名、会社名、部署、担当業務(年数)、獲得した専門知識やノウハウやスキル等(できるだけ具体的に)を思い出しながら、すべて書き出してみてください。自分自身のこれまでの経験、知識、ノウハウ、スキル、技能などの全棚卸しです。

    似ていると思われる知識・ノウハウ・スキル・経験などを、新しく用意した白紙に次々に書き出して「同義語グループ」をいくつか作ってください。

    グルーピングできた「お客様への対応話法、お客様の話の聴き方、クロージングの方法、傾聴のスキル、アクノリッジメントの方法、ペーシングスキル」というスキルのグループにキーワードをつける

    トータルコンセプトができたら、次に目次づくりに入っていきます。オンリーワン・ノックアウトコンテンツマニュアルの目次は、基本的に本の目次と同じです。

    目次を作っていくときに、絶対に意識しておかなければならないことが1つあります。オンリーワン・ノックアウトコンテンツマニュアル1冊分が1年間のコンサルティングプログラムとなるようにすることです。

    人は、選択肢が3つあった場合に真ん中を選んでしまうという心理的傾向があるのです。

  • 働き方改革というワードを目にするようになって暫く経つが、なかなか実現している人は少ないと感じる。その要因に、門戸はひらけども実施する風潮でないということと、餌の取り方がわからない、という大きく2つのことがあると思う。
    それらを具体的にどう乗り越えていくか、非常に参考になる1冊。

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著者プロフィール

経営コンサルタント

「2017年 『「週末コンサル」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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