私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? Wシリーズ (講談社タイガ) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • いやいやウグイに花贈れや!

  • 2023.05.08.audible

    フランスから帰ってきたかと思いきや
    今度はアフリカ。
    大忙しのハギリだね。

    ウォーカロンにまごまごし、
    トランスファに驚いていたら、
    今度はヴァーチャル… アバター?

    デボラとの友情は納得。
    何はともあれ、ウグイに花贈ってよくない?


    amzon本の紹介
    脱走したウォーカロンたちが潜んでいるというアフリカにあるコミューンへやって来たハギリたち。彼らはそこで、新しい生命のあり方を体験する。

  • Wシリーズも五作目。デボラ(トランスファ)が無双してた。

  • 相変わらず読んでいて楽しい。本作の舞台はアフリカ南端。肉体を離れて仮想世界で社会生活を営む村に入り込む。ここでも「何をもって生きているというのか」という難題を、絶妙な例をもって、読者に突きつける。そんな重いテーマが横たわっているのに、主人公たちは平常運転。そのバランスが、またたまらない。エピローグのボッシュ博士・デボラとハギリ博士のやり取りが面白すぎる。花は贈ろう(笑)

  • 2020/03

  • 2019/10/25 Amazonより講談社タイガ4周年フェア&タイムサービスにて531円でDL購入。

  • 相変わらず無敵デボラ(笑)てか、私の中ではドラえもん認定。こっちの方が未来だけど。
    ハギリ博士とウグイのやりとりが本当に好き。シリーズ一作目からは考えられないぐらい柔らかくなったよねー。ウグイ。
    そして、相変わらずの真賀田博士の気配が濃厚……てか、ほんと「すべてがFになる」ってタイトルが秀逸すぎる。
    このシリーズ読んでたらほんとアレが全ての始まりなんだよなーと思うわ。
    S&Mシリーズ読み返したい!でもとりあえず先に進む!

  • どんどん哲学要素が増えていく。けどこういうことを考えることは好きだ。私はウォーカロンを四季を信じたい。デボラはきっともっと可愛くなるね。

  • Wシリーズ5作目。
    有機的で人間と区別がつかない"ウォーカロン"が集まっている村の調査目的で、アフリカ南端を訪れる主人公たち。
    ウォーカロンは、脳だけの存在となってヴァーチャル世界で村を構築しており、主人公たちはその村に閉じ込められることになる。
    生きているとはどういうことなのか、考えさせられる作品。

  • Wシリーズ5作目。Kindleにて。
    ハギリ博士御一行はアフリカの「富の谷」へ向かう。そこで見た新しい生き方、バーチャルな世界。現実と虚構の逆転。この世は無駄なゴミを引き継いでいる。どこまで合理化するのか。なかなか生理的に受け入れられないことも多い。価値観が変わったら思うことも違うだろう。
    ますます哲学的な内容になって来て、非常に興味深い。こういう小説は求めて見つかるものではない。
    次作は6月刊行予定。タイトルは「青白く輝く月を見たか?」だそう。
    数ヶ月の楽しみがあるのはいいことだ。
    170305読了。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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