スタンフォード式 最高の睡眠 [Kindle]

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  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて一読
    最近睡眠不足もあって頷けるところも数々。
    睡眠スタートの90分が大事という指摘はとても参考になった。どういう状況で寝始めるか、寝る前から睡眠は始まっているんだなと。
    最近のキーワード、よく寝て、適度に運動して、美味しいものを食べる。やっぱりこれだなと。

  • まとめ⇒
    ・睡眠の質は「最初の90分」で8割決まる
    ・睡眠の質が良ければ、活動の質も良くなる
     ┗人生の3分の1(睡眠)を変えて、人生の3分の2(覚醒)も変えよう
    ・就寝時間を毎日同じにしよう
    ・日中どうしても眠たければ「20分」程度の仮眠をとろう

    Next Action⇒
    ・22:30には入浴を済ます
    ・毎日0時に寝る
    ・朝食を食べる
    ・朝昼食は腹八分目にする
    ・どうしても眠たい時は20分机で突っ伏せて寝る

  • 寝る90分前にお風呂に入ること。
    シャワーだけの場合は30〜60ふん前。

  • ・「ぐっすり」を追求した究極のスタンフォード・メソッド
    ・「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない
    ・なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか
    ・夜に秘められた「黄金の90分」の法則
    ・スタンフォード式 最高の睡眠方法
    ・超究極!熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略
    ・「眠気」を制する者が人生を制す
    ・睡眠研究の最前線「スタンフォード」で見つけたこと

    睡眠負債というワードを流行らせたのはこの本だったか。睡眠の重要性を改めて意識させてくれる。

    最初の90分のノンレム睡眠が大事。深部体温と皮膚温度の差を縮めることで眠りに入りやすくなる。モノナトス(単調な状態)を意識する。通常就寝する時間の直前から2時間程度前は眠りに入りにくい。睡眠圧に対抗するためのフォビドンゾーンによる。睡眠と覚醒はセット。週末に寝だめしても効果的でないのでいつも通りを心がける。

  • 最初の90分をしっかり眠ることが肝で、そのためには「体温」と「脳」のスイッチがポイントになるそうだ。
    自分としては、①寝る前の脳の活動量を抑える、②週末に昼寝を取り入れるにしても30分程度にしておく、③寝る前に腹式呼吸をする、の3点を実践したいと思った。

  • 睡眠ははじめの90分が全体の質に関わる生命線。体温を調節し、覚醒させることを控えていくことがよい睡眠への近道。
    具体的な対策としてはこれくらいにまとめられる。最新の研究や理論が書かれているので楽しく読めた。新しい分野のインプットとして良い。

  • 睡眠本はたくさん読んだけど、割と実践しやすい内容。豊富なエビデンスから語られていること、スタンフォードで睡眠の研究を行った上での考察であることから、信用できる。
    ただ、やは睡眠は睡眠。実践できたからといって、なかなか改善もしない。

  • 最初の90分の眠りが改善すると、以下のようなメリットが得られる。

    まず、自律神経が整う。最初の眠りが深いほど、交感神経の活動が弱まり、副交感神経が優位になるため、自律神経のバランスが良くなるのだ。

    また、成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのもこのタイミングである。最初の90分を深く眠れば、80%近くの成長ホルモンは確保できる。

    さらに、脳のコンディションが良くなるというメリットもある。最初に深いノンレム睡眠ができれば、その後のレム睡眠も整う。すると、全体のスリープサイクルも改善される。

  • 間違った認識でいました。
    もともと冷え性に悩んでいたので、夜寝る時は靴下を履いて寝ていました。

    本書では、「靴下を履いたまま寝てしまうと、足からの熱放散が妨げられてしまう。」足から熱が逃げない状況は、「深部体温が下がりにくい」ことを意味し、「眠りの質の悪化」にダイレクトにつながる。と書かれてある。

    知らなかったです‥。本書を読むまで、「睡眠」について自分がいかに無知で無頓着であったかを思い知らされました。
    少しずつですが、夜は早めに寝るよう気をつけています。睡眠時間を固定化することが今の課題です。

  • ・とにかく最初の90分の眠りを深くすることが大切。最初の90分が、それ以降の眠りの質にも影響する。
    ・寝る1時間半前に入浴をすませる
    ・すぐ寝たい時は足湯
    ・深部体温を下げ、末端の体温をあげる(靴下履いたまま寝たりすると末端から熱が発散できないのでだめ)
    ・最初の眠い時をのがさない
    ・携帯などを寝る前にいじると交感神経が優位になるので×。寝る前は退屈した状態がよい

著者プロフィール

スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長。医師、医学博士、日本睡眠学会専門医。1955年生まれ、大阪府出身。大阪医科大学卒業。1987年大阪医科大学大学院在学中、スタンフォード大学医学部精神睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。1999年、グループの中心として、家族性のイヌ・ナルコレプシーにおける原因遺伝子発見、2000年にはヒトのナルコレプシーの発生メカニズムを突き止めた。2005年SCNラボ所長就任。株式会社プレインスリープ最高経営責任者(CEO)、兼最高医療責任者(CMO)。

「2021年 『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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