逃げるは恥だが役に立つ(9) (Kissコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 森山みくり(26歳・最近誕生日を迎えました!)、
    彼氏なし。
    院卒だけど内定ゼロ。派遣社員になるも派遣切り。
    見かねた父親のはからいで、父親の元部下で独身の会社員・津崎さんの家事代行として働き始めた。良好な関係を築くも、みくりの実家の都合で辞めなくてはならないことに。
    そこで、現状を維持したいふたりが出した結論は、就職としての結婚(契約結婚)だった。
    「KISS」HPより

    テレビドラマになってすごい人気になったらしいこの漫画.ドラマ化される前から読んでいた読者としては、いろいろうれしい感じ.うちにはテレビがないので、youtubeで後から見たけど、うん、いい感じ.テレビドラマ化されると男に都合のよい感じに改変されていた一昔前と違って、今の時代の、”ありそうな感じ”をたくさん含んだ内容.
    家庭は妻と夫の共同経営、共同CEO!いい考え方だと思う.「家事は労働」から始まって、最終的には「家事は労働ではない」という考え方に変化する.第三者がするのであれば、家事は労働だろう.でも、家族の間で、家事はその性質を変化させなければもやもやが生まれてしまう、というのはすごく納得.「役割と義務ではなく、好意と感謝で生活を回していこう」という結論に至れる夫婦関係は理想かな.
    この作品は9巻で完結.

  • 逃げ恥はみくりと平匡さんカップルの可愛さもさることながら、百合ちゃんと風見さんの歳の差カップルにも悶える漫画でしたね! 自分の好意を率直に伝えてくる風見さんが相手だったからこそ、百合ちゃんも自分の気持ちに素直になれたのかなと思います!みくりと平匡さんも契約結婚から、正式な結婚へと新たな思い出を作っていくのだと思うと感慨深いラストでした!

  • 雇用主と従業員という関係から、結婚によって共同最高経営責任者(CEO)となった平匡さんとみくり。経過報告会議でお互いの思うところを話し合う。
    こんなコミュニケーションの取り方もあるのね。

    でも、この巻のメインは、百合ちゃんと風見くんの恋愛について。
    年齢や周りの目なんて気にすることない。
    なんだか清々しいな。

    マンガの絵を見てるんだけど、頭の中ではガッキーや星野源や石田ゆり子が動いてる。
    私の脳はすごいことをしているぞ!

  • -

  • ゆりちゃん大好き!

  • 女達が知らずにかけられている(もしくは自らかけている)呪縛から解放されるお話やったなぁ。
    まぁ絶食系やら独身貴族やら、男の弱さも描かれてたんだけど、私自身が女でしかもダメンズ好きなもんで、そこは「可愛い」存在でしかなかったり。w
    で、年令が近いせいか、百合ちゃんにいちいち頷いたり、逆に苦笑したりしたんだな。
    ステレオタイプでないアラフィフの描写が嬉しかった!
    数あるお話のなかで、ちゃんと「個」のある50代女性を描てくれている作家さんは意外と少ない。
    なんだかお礼を言いたい気にすらなったよ。

    みくりさんと平匡さんのなんだかんだで可愛い会話も
    百合ちゃんと風見さんのいい感じの後日談も
    ドラマ版のダンスでも踊ってにっこりほっこり終わりたいような最終巻でした。

  •  あぁ、ついに読み終わってしまいました。

     テレビはあまり観ていませんでしたが、原作を、しかも一気に読むことができて、かえって私はよかったのかなと思います。

     テレビのストーリーを家族から少し聞かされていた印象は、あまりにも突飛な話でしが、こうして自分で読んでみると、なるほどと納得する部分がたくさんありました。

     しかし、テレビのキャストも美男美女が演じていたように、いろいろ難はあっても魅力的な人たちだからこそこんなうまい展開もあるわけで、現実には一定年齢を超えると、なかなか展開しないというのが本当のところではないでしょうか。

     それにしても、作者のアイディアはどこから生まれたのでしょうか。それが知りたいです。

  • 毎回読みおわったら清々しくなる。
    ほんと金言だらけのお話でした。

  • 百合ちゃんのセリフが刺さる。
    自分で自分に呪いをかけなくて本当に良かったと思いつつ。

  • 百合ちゃんの番外編、可愛すぎた〜。泣けた〜。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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