ぼくは明日、昨日のきみとデートする DVD通常版

監督 : 三木孝浩 
出演 : 福士蒼汰  小松菜奈  山田裕貴  清原果耶  東出昌大  大鷹明良  宮崎美子 
  • 東宝
3.60
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本棚登録 : 335
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104107060

感想・レビュー・書評

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  • すれ違っていく2人の巧妙に練られた設定があれよあれよと視聴者側の興味を掻き立てていく。
    2人は出会わない方が幸せだったのか、5年に一度の繋がりでも出会えたことに喜びを感じるのか。
    30日という限られた時間がとても濃密で1日足りとも無駄にできなく、濃い思い出になっていく。

  • 小説のイメージどおりでした。
    限られた短い時間しか共有できない、でも永遠の恋。
    切ない。

  • 涙の意味を知った時、30日間を振り返った時涙が溢れた。

  • Amazonプライムビデオで視聴。

    ふんわり柔らかな光で透明感を演出する映像が素敵だった。

    前半は「このキラキラについて行くには、私の若さが足りない!」と思い、
    後半の種明かし的な展開について行くには「私の理解力が足りない!」となった(笑)

    映画館で見た予告映像の知識だけだったので、そういう仕掛けなのかと驚いた。
    仕掛けを知っても理解は追いつかず、「ええと、どういうことだっけ?」と頭ぐるぐるで、ストーリーに付いて行くのに必死。

    一時停止して状況を整理したくなったけど、この「え?どういうこと?」と戸惑う感覚が主人公とリンクしていて、混乱したまま進むのも良いかと思って見続けた。
    映画館に観に行っていたら一時停止とかできないから、それで良かったと思う。

    エンドロールを見ている間にじんわりと心が追いついて、切なさと爽やかさが心に残った。

    ===========


    1日しか記憶が持たないのかな?と予想したけど、もっと大掛かりな設定だった!

    時間軸が逆行する並行世界の住人。
    5年に一度だけ世界が重なって?30日間だけ一緒に過ごせる。
    お互い子どもの頃に命を助け合う。

    同年代で会えるのは、この映画で描かれた期間だけ。
    あとはお互い子どもと大人。
    大人の側はこの記憶を持ったままで。

    35歳と5歳の組み合わせだから、40歳を過ぎたら相手はこの世から消える(誕生前)。
    そこからの人生をどういう気持ちで送ったら…。

    「すれ違ってなんていない。繋がった一つの命なんだ」という言葉を支えに生きるのかな。

    キラキラ恋愛映画かぁ。ちょっと眩しすぎるな…と思って見てたら、後半なかなか複雑で切ないお話だった。

  • タイムリープ×恋愛という王道設定ですが、まぁ分かりづらい!

    ・エミの世界線は時間が逆向きに進む
    ・しかし、エミ自身は普通に歳を取る
    ・5年に一度、30日間タカヒロの世界に来られる
    ・1日の終わりにエミの記憶がリセットされる

    ハンターハンター の特質系の念能力かと思うくらいややこしい。隣で見ていた奥さんは初見で理解していましたが(すごすぎ)、私は設定が気になりすぎて集中できませんでした。
    エミもタカヒロも他の世界線に行く時にもっと相応に歳を取っているメイクにしてほしい。分かりづらさに拍車をかけている。
    恋愛映画はやっぱりハッピーエンドにしてほしいな、、タイムリープものでは、あり得ないのかもしれませんが。2人は永遠に結ばれないじゃない…

  • アマプラにて視聴。
    甘ったるい展開を40分ほど見せられてから、ようやくタイトルの伏線回収に向かいます。オッサンには大変辛い時間でした・・
    え?どういうこと?そういうこと?と若干混乱したものの、設定を理解してからもしばらくは呆然。なんとなく分かってはいたものの、ヒロインの伏線回収のシーンでグっと来ました。見てよかった。
    それにしても小松菜奈さんの絵力すごいですね。

  • 小説見て中身は知ってても、演者の表情、街の風景、京都の素敵なところがたくさんで、おもしろかった。映画の良さを感じた。

  • 面白い!そして小松菜奈が可愛く見えた^^;
    パラレルワールドネタだけど珍しく面白いと思えた。自分のはじめてが相手は最後って考えさせられるなぁ。

  • 泣けるシーンはある。
    主演の2人も良い。
    設定を飲み込めるかどうかにかかっている。
    鶏が先か、卵が先か‥。

  • タイトルの意味が分かってから、登場人物の心情がわかると切なさ倍増という仕組みがよくできている。特にラストの恵美目線の回想は特に切ない。

    よくできたストーリーを支える主演の二人の演技もすばらしい。特に小松菜奈がかわいい。エンディングのback numberの曲もすばらしく、小林武史の泣かせるアレンジもさすが。

  • 書店で平積みされたころより気にはなっていた…きっかけはamazon primeで映画を見たため。いわゆる恋愛モノはさほど興味を持たないが、レビューの☆評価が良くSF的設定からの物語の反転もあるらしい。ということで最初に映像化を視聴した。

    主演の二人もデビュー当時から注視していた、福士蒼汰は「仮面ライダーフォーゼ」の頃より、小松七奈菜は「渇き」の頃より。主演二人とストーリー、伏線、小道具が見事に絡まり、これはこれは見事なまでに美しく切ない恋愛映画であった。二度見必至とあったが、まさにその通り!不覚にも涙してしまうオジサンがいた。他の読者諸兄と同じ反応であった。

    以下映画、原作ともに感じたことをツラツラと書きとどめていこうと思う。以下ネタバレになります。既知であるようですが未読未視聴の方はご注意ください。

    美大生のぼくが電車内で見かけた女の子に一目ぼれして声をかける、運命の声を頼りに勇気を振り絞った結果、交際が始まる。このありきたりなプロローグさえ読了後には別の見方があり意味があったと…全編にわたって仕掛けがあり、主演二人のなにげない言葉遣い、表情、涙の意味、そして京都の街並み、全てが完全な調和の中にあり、特殊設定の中のファンタジー然とした物語ながら、若いカップルが相手を思いやる優しさに溢れており、なぜ彼らが結ばれないのだ?なぜ?なぜ?となる。

    よくある並行世界、パラレルワールドの世界である。そして二人の時間軸が逆方向であること、自分にとって最初は相手の最後、相手にとっての最初は自分の最後。この中で許された時間40日(映画では30日)を二人が駆け抜ける物語である。完璧なラベルを張り付けた理想の女性を恋人にすることに成功して心弾ませるぼく、しかしながら交際の合間に感じるちょっとした違和感、妙に涙脆い彼女に不安を感じ始めた頃に、主人公ぼくに彼女の秘密、世界観の真実が明かされる。このあたりの小道具の使い方も、原作小説ともに同じ流れであり、演出も計算されつくした非常に緻密なものであった。

    俄かには信じ難い真実、しかしながら信じざるをえない小道具、証拠によってぼくの心は揺れる…二人に間に亀裂が走る…そのような状況下でも相手を思いやるぼくの気持ちが、彼女の心情にきづく件になり、禁じられていた深夜の電話のシーン以降、事前情報があるにもかかわらず、そこはリーダビリティ、演出の力であろう。オジサンの涙腺は緩みっぱなしとなっていた。

    タイトルがそのままネタバレであるが、読み進めるまでは理解不能であろう、二人が昨日過ごした記憶を共有することは決してない40日(30日)なのである。ぼくから見れば昨日キスした彼女の記憶は、彼女から見れば明日体験する未来。逆光する時間軸の彼女は、離れがたい恋人関係から徐々に関係が薄まり、初めての出会いへと遡っていく。彼女の行動は未来の彼から得た約束に沿っており、二人の関係は互いが5歳の時から始まっている、それぞれが5歳と35歳。それぞれが命を救いあっている、記憶の有無による行動ではなく、超感覚的なもの、魂の呼び合い的なものを読者に信じさせるに足る物語の構成となっている。多くの読者がそれを感じ取ることでヒットにつながったのであろう。

    映画から入り原作を読んだが、それぞれの利点が、ややすると理解に苦しむ世界観の設定、小道具などを補いつつ両立していた。主演二人、特に福士蒼汰の心情など文字で腑に落ちる箇所が多く、二人が歩む切ない行為を受けいれた後の、親友からの言葉「おまえ、変わったな」本当に映画の中で変化成長が感じられた。小松奈菜演じる彼女の「すとんと落ちるつややかな髪、身に着けているもののセンス、気配りのできているところ、声、全部に完璧というラベルが貼られている」小松奈菜はまさにこの言葉通りの完璧さであった。メイクや髪形でこうも印象が変わる女優さんだったのか?個性派の女優モデルさんと思っていたが、万人受けする理想的女の子にがっつり心奪われてしまった。

    映画と原作では細部に微妙な差異があるが、後から作品化された映画のほうがより繊細に世界観を補填する効果に満ちている。ぼくの最後の日、彼女の最初の日、ぼくが描く彼女のデッサン。美大生という設定を生かし、今日が最初の彼女の緊張を和らげようというぼくの優しさ、そして「鍵のかかった小箱」と同じ効果を、彼女にもたらすこととなる。そして何より朝の6時大学の教室に入ってくる彼女(つまり彼女にとって彼との初対面の朝6時)の緊張とはにかみがないまぜとなった笑顔。これから始まる彼女の40日(30日)を思うと切なさ胸いっぱいだ。二人をつなぐ言葉「すれちがってない~~端と端を結んだ輪になって~~」も、セリフと文字が相乗効果となって胸を打つ。

    原作、映画どちらもぼく視点で語られるが、映画のラスト、二人の別れの後に、彼女視点のエピソードが追加されており、二度読みの効果を得ている。初めて結ばれた夜の涙、互いを名前で呼び合う涙、手を繋いだときの涙、交際を申し込まれたときの涙、ぼくの最初の日、彼女の最後の日「また会えるよ」笑顔で別れた後、電車のドアが閉まるとと同時にへたりこんでの号泣。デッサンしながらのぼくの号泣と、40日(30日)を隔てての二人が互いを思う気持ちが痛いほどに感じられた。ラストの彼女の独白「彼ののとに、辿り着いた。」冒頭のシーンがフラッシュバックする、「人目惚れをした。」ぼくの独白、魂は呼び合ったようだ、すれちがっていない、確かにそのようだ。彼女は物理的にもこの電車に乗ることは必至であり、距離的にも辿り着いたのだが、同時に40日(30日)前のぼくの心情にも辿り着いたのだ。さりげなさを装うような彼女の笑顔、忘れられない笑顔だった。


    総じて結ばれない二人の切ない恋物語であるが、優しさ溢れる心温まる物語であった。この世界観での恋物語の創作を成し遂げた作者を、称賛するに異論はないだろう。また京都、あぁ…京都に強く惹かれる!二人が歩んだ土地を聖地巡礼してみたい!原作と映画、セットでの鑑賞を強くお勧めする、この手のジャンルでは個人的に稀有なことであるが合わせ技の☆満点評価である。

  • 彼女側の時間軸に気付いたときに涙、涙、涙。
    設定はファンタジーなので、そこをつっこまずに没頭できれば、大切な人をまっすぐに愛し続けてるふたりが美しくて切ない恋愛映画だと思います。

    小松菜奈がどこをどう切り取っても可愛すぎ◎

  • 映画館で観ました。
    タイトルからして、どういうこと?と思うようなのが最初の感想でした。2回も劇場で観ました。
    1回目は時空のくだりが難しくて、2回目で分かりました。
    1回目は福士蒼汰君のタカトシ目線で、2回目は小松菜々さんのエミ目線で見れました。どちらの立場でも泣けました。
    20歳という唯一2人が交わる時期に出逢い、恋をして、お互い違う時空でもお互いを救う。
    本で分かりにくいなら映画でも観ることをオススメします。私は映画からこの物語を知りました。
    ロマンチックという言葉以上のロマンチックが詰まった切ないラブストーリーで、恋が嫌いになった人もきっと、恋をしたくなると思います。
    好きになりすぎてロケ地巡りもしました。

  • 舞台が素敵すぎる。京都の素敵なところ山盛り。
    宝ヶ池公園(๑´ㅂ`๑)

    切なかった。
    あんな経験したらもう他の人と付き合えないw

  • 請求記号:19D238(館内視聴のみ)

  • なかなか頭がこんがらがる。
    感情移入しにくい作品だった。

  • Netflixで 
    小松菜奈がかわいいってことで見てみた

    設定がファンタジーだけど、気持ちのすれ違い、時間のすれ違い、相手への思いやりなどがうまく描かれていて面白く、切ない。

    でも、タカトシって名前が、、、欧米か!!

  • なかなか頭がこんがらがるストーリー!
    切ない切なすぎる…。
    小松菜奈が可愛すぎる!!!

  • タイムリープものは好きなので面白い筈だと…わかりずらくて二度見直すと理解できた。理解できた上で冷静に考えると、このタイムリープの設定では主人公の想いに無理があるなあと。あんなに熱くなれないんじゃない?かと。でも作品の空気感は好き。

  • 日本/2016年/三木孝浩監督/福士蒼汰出演

    これは辻褄があってるのかなぁ。指摘はできないけどなんとなく違和感。

    女性のほうが時間のベクトルか逆なので、男からすると最初に会った日が、彼女からすると最後の別れとなる。最初に手をつないで日は、彼女からすると最後に手を繋いだ日で、明日からはどんどん遠い関係になっていく。会える期間は30日なので、30日は、彼女と会える最後の日で、彼女にとってはそこからデートが始まる。まぁいいアイデアだとは思います。

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