疾風ロンド [DVD]

監督 : 吉田照幸 
出演 : 阿部寛  大倉忠義  大島優子 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2.65
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101194490

感想・レビュー・書評

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  • 大学の研究所施設から違法生物兵器K-55が盗まれ、全国民を人質にに身代金3億円を要求するメールが研究所所長宛に届く。
    残された時間は4日間。極秘開発した兵器であるため警察に通報することもできない。
    秘密裏に生物兵器を捜す重大任務を課せられたのは、冴えない研究員の栗林和幸(阿部寛)だった。
    まったく手がかりを掴めずタイムリミットが刻一刻と迫る中、犯人死亡の一報が入る。
    犯人の遺品から浮かび上がった日本最大級のスキー場に向かった栗林は、パトロール隊員の根津(大倉忠義)やスノーボード選手の千晶(大島優子)の協力を得ながら生物兵器を捜すが、思わぬ事態が待ち受けていた。
    東野圭吾のミステリー小説を映画化。
    東野圭吾の原作で主演が阿部寛だと、「新参者」シリーズのような緻密なヒューマンサスペンスミステリーを思い出すけど、今回はユーモアサスペンスミステリーという感じ。
    主人公が勤める研究所から開発した生物兵器を持ち出し、研究所に金銭を要求した犯人が、最初に死亡するという意表を突く始まり方、ストーリーに絡まないと思われていた人物が事件に巻き込まれたり、生物兵器を奪い逃げようとしたムロツヨシとスノーボード選手の大島優子がゲレンデを滑走しながらハイスピードチェイスするアクション、クライマックスの二転三転する展開は、スリリングなサスペンスが楽しめる。
    阿部寛の小心者なヒーローぶり、大島優子や大倉忠義やムロツヨシの好演も印象的なサスペンスコメディ映画。

  • 医科学研究所員が雪山に隠された危険な生物兵器を七転八倒しながら捜索するサスペンス
    見どころ
    ミステリー作家・東野圭吾の同名人気小説を映画化。何だかちょっと頼りなく、とにかくツイてない研究員を阿部寛が好演。大倉忠義、大島優子、柄本明ら豪華俳優が共演。
    ストーリー
    危険な違法生物兵器・K-55が医科学研究所から盗まれる。犯人から脅迫メールが届き、主任研究員・栗林和幸は秘密裏に生物兵器を捜す命を受ける。手掛かりのないなか、犯人死亡の知らせを受けた栗林は、遺品の中から生物兵器の隠し場所のヒントを掴むが…。
    ここがポイント!
    監督は「あまちゃん」で演出を務めた吉田照幸。

  • 三連休でしたからね… ちょっと時間があったので、嫁さんと一緒に「東野圭吾」作品を映像化した『疾風ロンド /2016』を観ました。

    -----story-------------
    「東野圭吾」の同名ベストセラーを『テルマエ・ロマエ』 『海よりもまだ深く』の「阿部寛」主演で映画化したサスペンス・エンタテインメント。
    研究所から危険な生物兵器を盗み出し、3億円を要求した犯人が事故死してしまい、犯人が隠したとされる巨大スキー場で生物兵器の捜索をするハメになった主人公の悪戦苦闘をユーモラスなタッチで描く。
    共演は「大倉忠義」、「大島優子」、「ムロツヨシ」、「柄本明」。
    監督は『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の「吉田照幸」。

    医科学研究所が違法に保管していた恐ろしい新型生物兵器“K-55”が何者かに盗み出される。
    犯人は研究所を解雇された元研究員の「葛原」で、メールで3億円を要求し、添付の写真には“K-55”の隠し場所に置かれた目印のテディベアが写っていた。
    所長の「東郷」と主任研究員の「栗林」が警察にも通報できずに困惑していたところ、当の「葛原」が事故死したとの連絡が入る。
    所長から“K-55”を秘密裏に回収するよう無理難題を押しつけられた「東郷」は、わずかな手がかりから、日本最大級の野沢温泉スキー場へと捜索に向かうのだったが…。
    -----------------------

    医科学研究所からバイオセーフティーレベル4の新型炭疽菌“K-55”が盗まれた… しかし、秘密裏に作った生物兵器なので警察に通報することも出来ない、、、

    所長の「東郷」のもとには“K-55”を埋めた場所の目印というテディベアの写真と「三億円を用意しろ」という脅迫メールが届いた… 犯人は研究所を解雇された「葛原」という研究員だったが、この直後、警察から「葛原」が交通事故で死亡したという連絡が入る。

    「葛原」の遺品には“K-55”は無く、テディベアに埋め込まれた発信機の電源は4日後の金曜日までしか持たない… 気温が10℃を超えると容器が破裂するため、「東郷」は主任研究員の「栗林」に大至急“K-55”を回収するように命令する、、、

    「栗林」は、息子の「秀人」とともに野沢温泉スキー場へ赴きテディベアを捜索し始めるが、久々のスキーで醜態を晒すばかりで、立ち入り禁止区域で深雪に嵌り救助を呼ばれ、翌日は滑走禁止の林の中へスキーで突っ込み足首靭帯を負傷してしまう… 両日共に「栗林」の救助を行ったスキー場のパトロール隊員の「根津」とプロスノーボードクロス選手の「千晶」から「栗林」の行動を不審に思われたため、「栗林」は咄嗟に「新薬を隠されてしまった」と二人に嘘をつき、二人を“K-55”捜索に巻き込む事に成功する。

    しかし、そんな彼らの一部始終を見つめる不審な男がいた… 原作同様にコミカルでテンポが良く、殺人も男女のドロドロもない軽めのミステリタッチの作品なので、万人向けの娯楽作品って感じですね、、、

    自宅で鑑賞するのがちょうどよいくらいかな… 劇場だと物足りないでしょうね。

    “K-55”を奪ってスキーで逃げる不審人物を「千晶」がスノーボードで追跡するシーンや、

    名古屋行きのバスを止めるために「根津」が軽トラで爆走するシーンは、なかなか迫力があって印象に残りました。

    でも、イチバン印象に残ったのは、このシーン、、、

    “K-55”は、「秀人」によってソーセージと取り換えられていたんですよねぇ… 笑えました。


    -----staff/cast-------------
    監督:吉田照幸
    製作:多田憲之
       岡田美穂
       木下直哉
       間宮登良松
       村田嘉邦
       山本浩
       渡邊耕一
       岩野裕一
       市村友一
       細野顕宏
    企画:須藤泰司
    エグゼクティブプロデューサー:重松圭一
    プロデューサー:栗生一馬
             沖貴子
    アソシエイトプロデューサー:細谷まどか
    ラインプロデューサー:石川貴博
    アシスタントプロデューサー:小川泰明
    原作:東野圭吾
    脚本:ハセベバクシンオー
       吉田照幸
    撮影:佐光朗
    美術:和田洋
    編集:岸野由佳子
    音響効果:北田雅也
    音楽:三澤康広
    音楽プロデューサー:津島玄一
    主題歌:B'z
        『フキアレナサイ』
    VFXスーパーバイザー:鎌田匡晃
    スクリプター:北濱優佳
    照明:加瀬弘行
    整音:小林喬
    装飾:森原毅
    録音:赤澤靖大
    助監督:高橋正弥
    キャスティングプロデューサー:福岡康裕
    出演:
     阿部寛 栗林和幸
     大倉忠義 根津昇平
     大島優子 瀬利千晶
     ムロツヨシ ワダハルオ
     濱田龍臣 栗林秀人
     望月歩 高野裕紀
     前田旺志郎 川端健太
     久保田紗友 山崎育美
     堀部圭亮 ワタナベカズシゲ
     志尊淳 高野誠也
     北島美香
     鼓太郎 牧田
     中村靖日 店員
     太田しずく
     山口岳彦
     森本のぶ
     戸次重幸 葛原克也
     堀内敬子 折口真奈美
     生瀬勝久 警察官
     吉田晴登
     兵頭莉音
     稲垣来泉
     菊地裕子
     久保田凛乃
     野間口徹 フロント係
     田中要次 係員
     菅原大吉 運転手
     でんでん 山野
     麻生祐未 高野由美子
     柄本明 東郷雅臣


  • おもしろかったけど、ストーリーは微妙

  • 原作未読。個人的には低評価。
    やはり、東野圭吾原作と聞いて原作未読の身なので最高のミステリィを期待してしまったので、お笑い路線の本作にまったく入り込めず、苦痛な時間ばかりが過ぎていきました・・・。(そもそも映画はそういう作りで宣伝したいたようなので、完全に私が勝手に幻滅しただけなのですが)
    恐らく原作は登場人物たちのマルチ視点で物語が進んでいるのではないかと予想される作りでしたが、映画は登場人物の掘り下げがないのでわちゃわちゃしているだけで、全然物語の深みも感じられず、見所である疾走シーンもなんだかなぁ、って感じでした。俳優さん達の演じ方というよりは、監督の撮り方、見せ方の問題だと思います。

  • 随分前のTVの録画。東野圭吾×阿部寛とくれば加賀恭一郎シリーズを思い出すし、きっと面白いだろうと期待して観たが大失敗。
    キャストもわりと名の知れた人たちだったにもかかわらず途中で観るのをやめようと思ったほど。
    原作は未読だけどどうなんだろう?

  • 原作は未読。東野圭吾だけあって当然のようにクオリティは一定程度以上はあります。特に序盤でいきなり犯人は死んでしまうという大胆な設定にビックリしました。

    まぁでも全体的に作り物感が強い。大体主人公の阿部寛が前半でケガして動けなくなった時点で映画の動きが止まってしまい、退屈なってしまったところがあります。だいたい阿部寛のかわりに動くのが大倉忠義と大島優子では、どうしても小物感が拭えません(いや大島優子の芝居は良かったんですが)。だいたい彼に協力してくれるお人好しが多すぎですよね。

    あと全体の作風をコメディに振るのか、スリラーの振るのか、そこも中途半端だった気がします。

  • 原作はだいぶ前に読んだけど、こんなコメディタッチだったかなぁ。なんか、軽いなぁと。

  • 2020/05/06

  • きっとゲレンデのシーンが撮りたかったんだろうな。

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著者プロフィール

1969年、福岡県生まれ、山口県育ち。NHKエンタープライズ制作本部 番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。1993年NHK入局後、「のど自慢」「小朝が参りました」などエンターテイメント系の番組を中心に活躍。40分間、一人で舞台で場を持たせるなど前節の技を鍛え、芸人さんにも「話が面白い」と評判になる。広島放送局を経て番組開発部移動後、2004年に「サラリーマンNEO」を企画、以後全シリーズの演出を担当。11年「劇場版サラリーマンNEO(笑)」の脚本・監督を務める。第35回・36回国際エミー賞コメディ部門ノミネート。13年春、連続テレビ小説「あまちゃん」を演出。映画「疾風ロンド」(東野圭吾原作、阿部寛主演、東映)の監督・映画化脚本(共著)、「探偵はBARにいる 3」(出演:大泉洋・松田龍平・北川景子、東映)の監督を担当するなど、幅広く活躍。現在、コント番組、コメディ、ドラマを制作中。

「2017年 『その雑談 カチンときます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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