また、片想う。(1) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ネットで拝見した赤面する女の子が好かったので実際手に取ってみたけど、確かに赤面する女の子はいっぱい見れたのでその点は良かったです。でも、それだけですね。女の子はキュートに描けているけど、魅了されるような要素は薄いし、登場人物にも感情移入も出来ないし、それに加えて物語の展開上堂々巡りもしそうで、もういいかな。最後に大きく物語の骨格が変わるけど、今時だと其処まで驚きを生むような仕掛けでもないのも求心力の弱さが加味されてね。



    永六輔さんの答え
    言葉は一番大切です。

    でも、好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには、「おなべをいっしょに食べて同じものをおいしいと思う」、「夕やけを見て、両方が美しいなと思う」というような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります。
    例えば、「いただきます」とか元気な声で言っていると、それだけで「あの子いただきますって言ってるな。きっといい子なんだろうな」と思うじゃないですか。「あなたがすきです」とか、「キミを僕のものにしたい」とか、「世界のどこかで待ってる」とか、そういうのはあんまり効果がありません。
    「きれいだな、おいしいな、うれしいな」ということが同時に感じあえる環境が一番大事。
    だから、あ、もう一回言っておきます永六輔です。「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、いい言葉を使っている子は好きになれる。
    「あの人ならこの言葉は好きだろうな」と思った言葉を何気なく使っているときの方がドキンとします。「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。
    だから、いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面に出来るだけいっしょにいる。
    スポーツの応援でもいいです。すると、使いあっている同じ言葉にドキンとすることがあって、それが愛なんです。
    自分でいうのもおかしいけど、あ、永六輔です永六輔です。ひとりでご飯を食べてておいしいことないです。ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。
    二人っきり、まずはふたりになること。きれいな言葉を使いあうこと、きれいなことに感動すること、ふたりで声をそろえて感動してください。永六輔です。小山さん小山さん私はご飯は食べましたか?

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