笑いのカイブツ [Kindle]

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  • ピースオブケイク (2017年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (219ページ)

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笑いのカイブツの感想・レビュー・書評

  • ものすごい疾走感で引き込まれた。
    アクが強くてエグ味が強くて毒が強くて攻撃的で挑発的。
    元気なときじゃないと読むのがつらい。

  • かなり壮絶な内容。私小説とのことだが、どこまでが現実でどこまでが頭の中の世界なのか判別困難。それくらい凄まじかった。

  • 自分がコレと決めたモノ・コト(この作品では「笑い」)に全力を出し、結果が出ようが出まいが何年も継続できる人というのは、本当にスゴイと思いますし、尊敬します。ただ、この主人公のように笑いに全てを注ぎ込みすぎて、「笑い」以外の物事に無頓着・無関心すぎるのはどうなのかと。

    笑いに一生懸命な人より、上司に取り入るのに一生懸命な人の方が、笑いの世界では着実にステップアップできるというのは笑いの世界だけの話ではないでしょう。まあ、私もこの作品を読むまでは「笑い」の世界は面白い人がのし上がっていく実力世界だと思っておりましたが。。

    自分が考えていた世界が、完全実力主義ではないと早々に認め、「笑い」に注ぎ込めていた力を1/10でも周囲との協調をはかることに使えれば、この人は自分の望む将来を手に入れることができたかもしれないと思ってしまいます。(そんなに器用にはできない人なのでしょうが。)

    作中、主人公のバイトのシーンが多いですが、同じ職場の人間からしたら主人公は正直クソ人間です。迷惑も甚だしい。実の親に迷惑をかけるところまでは仕方ないと思いますが、他人に迷惑をかけすぎです。中盤から「死にたい」という言葉が多くでてきますが、他人にそこまで迷惑をかけるぐらいなら、さっさと死ねばいいのにと思って読んでいました。

    作品としては一気に読めましたし、本当の意味で「全力を出す」「全てを注ぎ込む」ということがどうゆうことが分かりましたので悪くはないと思いますが、気分が悪くなること(イヤミス作品とは違う意味で。)も多かったため星3です。

    若い人の方が共感できる人は多い作品かもしれません。

  • 携帯大喜利レジェンドであり、オードリーのオールナイトニッポンはじめ、いろいろなラジオのハガキ職人として著名であったツチヤタカユキという人物の自伝的小説。
    タイトルの通り、土屋氏は笑いに狂ったカイブツで、一日中自分で大喜利のお題を自分で設定し、回答し続けて過ごす、すべての会話が大喜利に聞こえてきて正常に会話できない、などこんなにヤバイ人が本当にいるのかと驚いた。
    ケータイ大喜利、オードリーのANN、どちらかを知っている人はぜひ読んでみるといいと思います。

  • 笑いにストイックに生きるには、こんなにも人生を捧げることが必要なんだなぁ。
    笑いだけじゃなく、何かを突き詰めるというのは、このくらいやらないとダメなのかもしれない。

    反面、興味あることだけ突き詰めて、他の部分が疎かになってしまうと、社会人として生きるのは難しいと考えさせられる内容もあった。

    コミュニケーションは一番大事ですね!

  • 各所で話題の「イッちゃってる構成作家」、
    ツチヤタカユキのデビュー作。単行本はちょっと大きめの書店
    で平積みになっているのだから、それなりに売れてる本だと思
    うのだけど、何故だかKindle Unlimited。取り敢えず読んでみた。

    確かに、評価されるのは非常に良く解る。街でしばしば見かけ
    るようなちょっとオカシイ人の心情って、もしかしたらこんな
    んじゃないか?とか思う。圧倒的な“人間臭さ”がそこらじゅ
    うに漂う筆力は、異様な「圧」を感じざるを得ない。こういう
    人が、本当におもしろいネタを書くんだろうなぁ、と。
    そういう意味で、説得力は抜群の作品ではある。だけどね・・・。

    そういうとこも含めて、お前らみたいな種類の人間が羨ましい
    んだよ、オレは!と叫び出したくなる。お笑い以外は何も出来
    なかったとしても、その世界では有名人になってるじゃねぇか!
    世間に認められてるじゃねぇか! もしそういう才能がオレに
    1つでもあったのなら、おそらく他には何もいらない。そんな
    生き方が出来なかったから、こうなるしか無かっただけのこと。
    オレから言わせれば、お前こそが全部持っている。これみよが
    しに自慢すんじゃねぇ!

    ・・・というのが、正直な感想(^^;)、かな。
    おそらくこの作品を読んだ人は、良い評価だろうが悪い評価だ
    ろうが内容は絶対に「熱い」筈。僕ですらこういう熱い感想を
    持ったのだから、「凄い本」だというのは認めよう。クセはす
    っごく強いけど(^^;)。
    ・・・あと、大阪弁がやっぱイヤ(^^;)。

  • すさまじいまでの狂気。
    とんでもないヤツなんだけど
    どこか共感してしまう不思議な作品。

  • 笑いに人生の全てを捧げたツチヤタカユキさんの自伝エンターテイメント。
    圧倒的な努力が報われるわけではないというお笑いの世界のリアルと絶望が生きていることは何か?を読者にグイグイ突きつけてくる本です。
    若さ、プライド、天才、凡人、絶望、希望、絶望。
    つきつめても必ず成功をつかめるわけではないですが、成功は努力なしにあらず。

    ツチヤタカユキさんもあの頃考えた成功ではないですが、何者でもないが何者も到達できない極みに到達したとは感じているのでは?。唯一絶対無二は忘れようとしても忘れられないんですよ。二郎は身体に悪くても食べたくなるんです。今後舞台裏で活躍しそうな予感。

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