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感想・レビュー・書評
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池井戸潤デビュー作、一度読んでいる気がする(´・ω・`)
江戸川乱歩賞受賞作ですが、後の作品の様に銀行内の
闇が描かれているし、この時は殺人まで描かれている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に本を読むのが久しぶり。
骨太の職業ミステリーで読み応えがあった。
池井戸さんは下町ロケットのイメージが強かったので、
読んでこなかったが、銀行という特殊の設定が面白さが、
際立っている。
他の作品も読みたくなりました。やはり、食わず嫌いはいけないですね。 -
半沢直樹の原作者のデビュー作。
企業ミステリー小説といことで興味を持った。自分もサラリーマンなので、一般企業を舞台にどのような事件が起きるのか興味をそそられたのだ。
作者は元銀行マンなので内情や仕組みが具体的に描かれている。ミステリー小説というより企業小説のようだ。謎自体もある程度の企業財務や会計の知識がないとチンプンカンプンなのではないだろうか。
辛うじて理解できたが、状況を追いかけるのに脳味噌のリソースを取られてしまい、事件の真相が開示されても驚くというより、財務の説明を読んでいるようだった。ケーススタディを読んでいるという感じ。 -
池井戸さんのデビュー作。
ちょっと人が死に過ぎかな…
今の池井戸さんの作品では、ビジネスを中心に
罠、裏切り、仕返しなどがありますが、殺人までには発展しないので、その辺りが初期作品との違いなのでしょう。 -
何のために仕事をするのか?
名誉のため、夢のため、お金のため、より良い社会をつくるため、与えられた場所での役割を全うするため。
強欲で冷徹な人間が周りをかき乱して、夢も人間関係も崩していくのか、そんな切なさを感じました。