ネオン・デーモン [DVD]

監督 : ニコラス・ウィンディング・レフン 
出演 : エル・ファニング  ジェナ・マローン  ベラ・ヒースコート  アビー・リー  カール・グルスマン  クリスティナ・ヘンドリックス  キアヌ・リーヴス 
  • ギャガ
2.63
  • (8)
  • (4)
  • (26)
  • (23)
  • (12)
本棚登録 : 140
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921404808

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一言でいうとすんごい変な映画でした。
    でも決して退屈などせず最後まで観れました。
    また主人公が最後殺されて食べられる、ぶっとんだ展開になるのもびっくり!!
    嫉妬や妬みが凄すぎると人っておかしくなっちゃうのかしら?怖い怖い。
    変わった作品でしたが映像はとても綺麗だし意外と普通に観れました。

  • レフン監督作を初めて見たのは、2011「ドライヴ」。
    そのあまりのかっこよさに魅せられて、2008「ブロンソン」、2009「ヴァルハラ・ライジング」を見るたび、私的評価は「うなぎくだり」だった。
    果たして2016本作で盛り返せるか?

    先日、ダリオ・アルジェントのリメイクというか翻案というか、ルカ・グァダニーノによる2018「サスペリア」を見たが、そのサブテキストとして「サスペリア・マガジン」を読んだ。
    その中で誰かが「自分は一見サスペリアの影響下にある「ネオン・デーモン」が大っ嫌いなのだが」と書いていて、本作を知ったのだ。
    そのときおそらく私は「そういうものもあるのか」と「孤独のグルメ」の井之頭五郎のような顔をしていたに違いない。
    そして本作を見るに当たっては「ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので」という顔を鑑賞後にできたらいいなーと思っていたが。
    残念。そこまで満足はできなかった。

    確かに「サスペリア」の影響はある。
    というか、wikipediaによれば監督は「中間色が見えづらい色覚障害を持っており、色彩コントラストの強い独特な画面構成が特徴」なのだとか。
    さらに主演エル・ファニングの髪形は、サラ・ジェシカ・ハーパーっぽい。
    また、見ることー見られること、という現象が、バレエダンサー→ファッションモデルとアップデートされている感も、ないではない。
    ナルシシズム、鏡、山猫?、三角形の図像、月、と象徴的なモノは多い。
    いわば「サスペリア」に潜むナルシシズムを逆照射する作りなのかも、しれない。
    が、それらすべて狙いがわかったところで、「で、それで?」という感じがする。

    「マルホランド・ドライブ」を連想させる女性たちの怨嗟、
    結構胸糞悪いエロ・グロ描写なんかは本当なら私の大好物のはずだし、
    ヒッチコック「サイコ」と同じ、構成の驚きとか(視点人物が……)も。
    好きになれそうな要素は少なくないにもかかわらず。

    イメージ映像の多用。
    演出のかったるさ。間延び。
    こういう展開にすりゃあ衝撃なんでしょという、わかりやすく「人を喰った」展開。
    ファッショナブルで深さがありげな画面作りのしゃらくささとか。
    ときどき「この監督とは合わない」という映画感想を見るにつけ、こいつ何様やねんと思っていたが、初めてそういう現象に出会っているのかもしれない。
    「ランウェイで笑って」で語られなかった闇、にすら及ばない、闇の薄さ。

    ネット上ではエル・ファニングが似つかわしくないという感想がちらほらするが、断固支持したい。
    エルたんについて調べたら、なんと175cmもあるんだとか。
    1998年生まれ。2001で「アイ・アム・サム」2歳を演じ?、2011「スーパーエイト」「ヴァージニア」。
    んで本作は2016。
    今後、2017「メアリーの総て」、2018「孤独なふりした世界で」も観たい。

    • 深川夏眠さん
      お邪魔します。

      私も『サスペリアマガジン』を読んで、
      いつかこの作品を観ようと思っていたのですが、
      その後、あちこちでネタバレを目...
      お邪魔します。

      私も『サスペリアマガジン』を読んで、
      いつかこの作品を観ようと思っていたのですが、
      その後、あちこちでネタバレを目にしていまい(自己責任)
      どうも作品として評価が高くないようだから、
      そのうちBSでオンエアされたときにでも……
      などと考えています(やるんかな?)。

      『メアリ―の総て』は2018年末に映画館で鑑賞しました。
      某所では『フランケンシュタイン』の怖さが1ミリも伝わってこないとか、
      適当にフェミニズムを混ぜやがって、等々、酷評を目にしましたが、
      私はそれらの意見に(言い返さなかったけど)
      了見が狭いなぁと苦笑いしていました。
      一本のエンタメ作品としてとても面白かったですし、
      エルたんカワイイですもん(笑)。
      『ガルヴェストン』も気になっていますが未見です。
      いずれ……と思っています。
      そうそう、いつか機会があれば――と言えば、
      『となりのトトロ』英語版。
      サツキ&メイの声がファニング姉妹だそうで、気になっています。
      2020/08/28
    • knkt09222さん
      深川夏眠さん
      コメントありがとうございます。
      「ガルヴェストン」は初めて知りました。
      「トトロ」の吹き替えについては、私も最近知りまし...
      深川夏眠さん
      コメントありがとうございます。
      「ガルヴェストン」は初めて知りました。
      「トトロ」の吹き替えについては、私も最近知りました。うちのDVDに入ってたかな……?
      「メアリーの総て」は、深川夏眠さんにとっての「ネオン・デーモン」とまったく同じ状況で鑑賞を躊躇っていたんですが、おかげで見るふんぎりがつきました!
      背中を押してくださってありがとうございます。
      2020/08/28
  • 筋は単純で本物の美に対する嫉妬を描いたのでしょうが、青と赤、月、山猫、逆三角形といったメタファーが思わせぶりに仕込まれます。オープニングから繰り返される青と赤の反復は、ランウェイで青の逆三角形から赤の逆三角形に変わり吹っ切れた表情を見せたことから脱皮前(青)と脱皮後(赤)とわかります。逆三角形は3人の魔女ーネオンデーモンーでしょう。であれば、マクベスの「綺麗は汚い、汚いは綺麗」を示唆します。月と山猫はなんでしょうね。モヤモヤの原因は、ジェシーがあっさりと死に、復活しないことにあります。

  • 撮影監督が「悲しみのミルク」の人だった。どおりで綺麗なわけだ。

    もっと毒々しいのかな、と思いきやそうではなく。思わせ振りに恐怖心を煽られたりする。絵作りは嫌いじゃないが、ストーリーはあまりいかしてない。

    エル・ファニングのちょっと一瞬ブスにも見えるかんじがいい。美しさとブスはやはり両方兼ね備えてないと。その危うさが魅力的。あと背中がとっても綺麗なので、それも注目ポイントでした。

    キアヌリーブスが出演してたのは、まったく分かりませんでした。エンドロールで気がつく始末です。やさぐれ管理役よかったなぁ。

  • モデル同志の嫉妬とか美への執着とか、設定は分かりやすい。ただあまりに観念的な映像が多くてついていくのがしんどかった。
    最初は違和感があるけれど無垢な美を表現するためちょっと野暮ったくも見える子を主人公に置くのはいいと思う(白雪姫とかそんなイメージだし)
    個人的にはもっと俗っぽいドロドロが好みなので、芸術的、抽象的なこの映画はあまりピンとこなかった(グロテスクなのはスプラッター系も好きなので特に良いとも悪いとも思わず)

  • 見終わった後のレビューを読んだら
    結構解釈が違うので、自分の思うところをメモしておく。

    ストーリー展開は単純。
    16歳の田舎娘が都会でモデルになって、女の嫉妬の世界に巻き込まれる話。

    ただ、ブラックスワンよりもエグい。
    まさかカニバリズムが出てくるとは思っていなかった。
    今日は休日で、整体に行って、炭酸ガス入浴をして、暖かくして眠れるはずだったが、寝る前に観たら背筋が凍ってガッチガチになって寝つけないオチになってしまった。

    いろいろ、鍵になるところはあるけれど、
    解釈が異なると感じた三人の黒魔女についてメモしておく。

    解釈が違うと思うところは、
    ジジが死体愛好家、ネクロフィリアだということ。
    ジジはトップモデル界のメイクをしているのだから、
    そこに居続けるのはかなりの意地というか突き詰める根性というか、そういうのが必要なはずである。

    レズビアンであるのはよく聞く話だから良いとして、
    ジェシーにセックスを拒否されたから憎くて殺したのではなく、
    [可愛くて食べてしまいたい]
    という言葉の比喩があるが、
    どうしても自分のものにしたくて殺して食べた、と思う。
    仕事中に死姦するシーンがあるが、
    その死体は金髪の若い女性でジェシーに似てるじゃん。
    だからネクロフィリアというよりかはジェシーを思うあまりに抵抗しないジェシーに似た身体を使ってセックスをした、はず。

    でもそれだけでは満足できなくて、やっぱり殺さないと自分のものにならないから水の張っていないプールに突き落として、肉から血まで自分のものにしたんじゃないの。殺したらお花畑でジェシーとセックスできて満足してたし。
    それでなのか、満月見ながら下半身から液体出していたけど、
    愛液とか、おもらしとか諸説あるようだが、私は生理になって経血を流していると観ていた。浄化していたのではないか、と。

    いずれにしても節操無さすぎる話だ。

    そして、サイボーグモデル、ジジ。
    今回の主犯ルビー、サラ、ジジの三人の中で一番弱いのはジジ。
    整形を自慢するあたり、その他言葉の隅々に虚勢や弱さを感じる。
    ジェシーを本当に食べたかったというよりは、
    刹那的なファッションで食べたように見える。
    普通の人って、人肉を食べるなんて、道徳的理性的にも嫌悪感と罪悪感があるからできないし、気が狂って自殺もしちゃうよね。
    ちょっと気の毒。

    それと比べると、サラのモデル魂?はとんでもなく、
    トップモデル界で生き残るために芯から望んでジェシーを食べて、ジェシーの若さ、無垢さを自分の身体の中に取り込んだ、はず。
    じゃないとジジの吐いたジェシーの目玉なんて食べられない。間接的にもジェシーのそれがあったら身体の中に入れてトップモデルで居続けたいのだから。

    その他、ジェシーの無用心さと傲慢さについては、10代の女の子にはよくある話だし、ヤマネコとかディーンには将来が見えていたとかは他の方の感想とほぼ同じだから割愛。

    映像はビビッドで素敵。
    トップモデル業界の話だから、空間が豪華。

    まあもちろん、だから余計にエグさが目立つわけだけど。

    ツインピークス、羊たちの沈黙、
    その他リアルなホラー映画を普通に観られる人は観てもよいけど、普通のサイコサスペンスと思って観たら
    大失敗するであろう映画である。

  • レンタルで観ました。読み友さんが観られていて気になった映画です。
    映像が綺麗でした。よく分からない長回しは寝そうになりましたが、終盤の狂気がとても好きです。
    自分の可愛さだけが取り柄というのは、こういう結末も産むのかなぁ。ちょっとエリザベートも思い出したりしました。

  • THE NEON DEMON
    2016年 アメリカ+デンマーク+フランス 118分
    監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
    出演:エル・ファニング/カール・グルスマン/ジェナ・マローン/ベラ・ヒースコート/アビー・リー/キアヌ・リーヴス
    http://gaga.ne.jp/neondemon/

    序盤は田舎から出てきたモデル志望の美少女ジェシー(エル・ファニング)が、一流エージェントに一目で気に入られ即契約、一流カメラマンも一目で彼女の魅力を見抜き、一流デザイナーも一目で彼女に夢中、と、とんとん拍子で成功していくサクセスストーリーに、彼女に親切なメイク女性、その友人のモデルたちからの嫉妬と羨望等が絡み合い「ヘルタースケルター」と「ブラックスワン」を足したようなサスペンスになるのかなと思いながら見てました。カメラマン志望の純朴そうな青年とのラブの要素も多少あり、なんやかんやで成功と挫折を味わったヒロインは彼とくっついて終わりかな、みたいな。

    ところがどっこい(古典的表現)序盤から思わせぶりだった無駄に実験的な映像と、あまり必要と思えない夢オチや妄想の場面、ただのエッセンスだと思ってたそれらの要素が終盤どんどん肥大、最終的には、え、これ夢オチじゃなくて現実だったの?という意味不明なエログロ場面の連続のあげく、何が起こったのかよくわからないまま終了。なんじゃこりゃ!!(おこ)

    監督のニコラス・ウィンディング・レフンは「ドライヴ」しか見てないけどあれはそれなりに面白かったので、多少実験的でもきちんとストーリーとオチのある話になってるものだと信じていたので、ちょっとした詐欺にあった気分です。これがデレク・ジャーマンやラース・フォン・トリアーの映画なら最初からそのつもりで見るけれど(いや彼らの映画とてきちんとストーリー性のあるものもある)そんな売りの映画ではないと思っていたので肩すかし。

    わりとエログロに耐性のある私でも、さすがにちょっとオエーとなるトラウマ場面が満載。とくに終盤の意味のわからなさときたら。すべてスッキリしない映画は沢山あるけれど、謎が謎にもならないこの映画のレベルはちょっと最悪、気分悪すぎる。

    エル・ファニングは大変可愛かったけど、彼女の可愛さはアイドル的なものでスーパーモデルと張り合うとさすがにいやそこまで魅力的?となる。オーディションでウォーキングして見せるシーンでは猫背が目立って、お世辞にも落選したモデルより彼女のほうが美しいとは思えなかった。うんでもまあ可愛かったけど。あと超久しぶりにキアヌを映画館で観たけれど、安モーテルのやさぐれたオッサンで全然かっこよくなかった・・・。

    レズビアンの死姦オナニーや殺して食った美少女の目玉吐いてハサミで腹割くスーパーモデルを積極的に見たい方だけどうぞ、という感じ。

  • 魅せられる魅せられる魅せられるという
    感じで進んでいく映画です。
    評価は低めですが、
    私は好きな映画になりました!
    美について、周りが感じる
    綺麗とは言えない嫉妬の表現が
    リアルだと思いました。
    ラストシーンはすごくグロいですが、
    美を強く望む人は
    脳内ではそうしたいほど羨ましいんだろうな
    というのをとてもリアルに表現していると
    思いました。
    最後にアレを吐き出すところに
    作った方のセンスを感じ、感服しました。

    飛鳥ちゃんへ
    今まで生きてきて色んな作品、
    色んな現実での出来事を観てきました。
    影響受けた作品と同じ作者の方とか、
    すごく好きなことを言ってくれた方も
    継続的に影響受けるとは限らない中、
    齋藤飛鳥さんは知ってからずっと影響を
    受けています。
    そしていつも私の心のいいところをついて
    くれます。
    アザラシを選んでくれたのも
    いいところついてくれてと思いました。
    友達がこういうところわかってくれたら
    嬉しいなとか、こういう言葉が欲しいなとかを
    本当についてきてくれます。
    飛鳥ちゃんが影響受けた作品より
    私は飛鳥ちゃん自身に影響を受けるみたいです。
    それによって心が貧しくならずに迎えられた
    今日も沢山あります。
    ホッとひと息つけた言葉、泣いた言葉、
    メモした言葉、今でも忘れてないです。
    あの日を絶対に忘れないです。
    齋藤飛鳥さんを知ってからずっと
    恩送りを受けてます。
    とてもとても好きで恩送りも届いてるので
    安心してください!
    いつも親友のように支えていただき
    ありがとうございます。

  • エル・ファニング主演で、ニコラス・ウィンディング・レフン監督だったので観たが、全くの期待外れ。観なくていい映画。

  • 田舎からファッションモデルを夢見て出てきたジェシーは生まれ持った美しさで業界で脚光を浴びるも‥

    ファッションモデルものなので薬物に溺れたり枕営業を強要されたりするのかと思っていたが、そっち方向ではなく、映像美と音楽を楽しむ寓話的な映画だった。
    ジェシー役のエルファニングの妖精のような美しさと無神経さ、わずかに粗野な印象がスパイスになって、体型はショーモデル向けではないのに「天然美人に嫉妬する整形美女」の構図が違和感なくはまっている。
    この顔面で処女?とかいつまでセキュリティの不安なオンボロモーテルに泊まっているのか?とかリアルな疑問を持ってはいけない。
    カメラマン希望の素朴なジェントルマンくんは他のモデルが割った鏡のかけらを一つずつ取ってくれたり、「見た目が全てじゃない」って建前を堂々と業界の偉い人に言えちゃうピュアボーイでいい感じだったのにあっさり断り、親切にしてくれていたけど実際は下心があったメイクアップアーティストのルビーも断り、結局処女のままモデル達とルビーに殺され食べられてしまう(!)エグストーリーだった。
    ルッキズムがこれまで以上に問題視される一方で、ちょっと綺麗で野心のある女はインフルエンサーとして活躍できる昨今、美とどう付き合っていくべきか考えさせられた。

  • ラスト、一刻も早く脱いでしまいたいのにってシーンがなかなか恐怖

  • エル・ファニングが可愛いから☆1つ。
    全体的に何がいいのか、伝えたいのか分からないお話でした。

  • 綺麗ではあるけど分かりにくい

  • B-。
    どういう話なのか?
    80年代の感じの映画だった。実際の時代背景はいつなんだろう?

  • うーん、美こそ全てという価値観がキモチワルイ。映像美に期待してたけどキモチワルさが勝った。

  •  ロサンゼルスのファッション業界に突然まいこんだ少女を描く。

     圧倒的な映像美と居心地の悪いストーリーのギャップは良い。主役のエル・ファニングは確かに綺麗なんだけど他もみんな綺麗じゃんと思ったら、あとはみんな整形してるって設定なのか。。。
     キアヌ・リーブスの使い方がもったいないのと、ラストに急に映像的にグロくなるのはいただけない。

  • 映像芸術という感じで色彩やファッションの雑誌的オシャレ感はわかるのだが、まず気になったのはジェシーが初めてプロにポラロイド撮影してもらうシーン。美しさを見出されて撮影してもらえることになるのだが、顔にゴーストが重なっちゃってるのが気になって気になって……。
    テンポがよくないしストーリーはサブカル系。

  • 別途

  • ヘルタースケルターだなこれ。

  • グロアート

  • キアヌが出演している、という情報だけで鑑賞。
    暗喩的でスタイリッシュな映画だとは思うけど、自分は中盤かなり退屈だった。
    そしてラスト、しまったサイコホラージャンルだったのね…
    キアヌはたいへん無駄遣いでした。

  • 食うか食われるか。

    美を商品にするという選択は、その時点で
    不透明なものに身を投じるに等しい。

    これほど数値化できない独りよがりの世界で
    生きることの危うさ。

    オンリーゴットに通じる不快感は、きっと期待通り。
    さて、この次は?

  • 現代アート感

  • 色彩感覚に脱帽。
    終盤の展開を、ただ呆然としながら見守った。
    たいていは見ないのだけれど、エンドロールも美しくて、最後まで観た。

  • ストーリーが怖くて好きじゃない
    ホラー…

  • 見たい物が借りられなくて、とりあえず目についた新作から選んだのがこれ。
    ドライブの監督のようだし面白そうじゃん、と。
    まぁ内容はねアレでソレではあったけど、映像はめちゃくちゃキレイ。
    アートな作品だと思えば○。音楽も良かった。
    こういう系って評価分かれるよね。私は嫌いじゃない。
    内容はともかく、何が1番良いってエル・ファニングが可愛いことよ。
    エル・ファニングはSOMEWHERE以来大好き。
    SOMEWHEREのエル・ファニング、まじ天使!
    そのころと比べたら大人になったけど、やっぱ可愛いわ。

  • 色彩と光彩とを音が上気させるような空間が
    虚構と虚無を映し出していた。

    あの初々しい表情が演技であるなんて
    とても信じられない…清純で無垢で美しい
    あまりに美しくてみつめてしまいました。

    夢を語りあう、その空間が清々しい
    まだ何も恐れず、好奇心とユメに溢れていた。

    顔の小ささと首の長さが堪らん(笑)
    ほんと綺麗だ

    恥ずかしさの中に挑み行く怒気を孕んだ好奇心
    研ぎ澄まされた槍をも呑み干した
    湧き上がる高揚感が秘めたるものを呼び起こす

    勝者と敗者…
    情け容赦のない現実か、、、

    血の赤で肌の白さが際立つ、ホント美しい
    不敵な笑みの背後に怪物の吐息が聴こえた…
    間も無く目覚める

    現実とは獰猛だな…

    出る杭は打たれて

    美のために全てを喰らう…のか…
    否、その場所に居続ける為にが正解かなぁ
    執念か怨念か?どちらにせよ虚構だな…

  • 原題:The Neon Demon
    レンタルで鑑賞。

    『美しさ』には死の要素を孕む。

    全てが危うい。

    ジェシー(エル・ファニング)は視線、姿、仕草、振る舞い、その全てが狂気と紙一重
    の美しさを持っている。

    純粋なのか、それとも狂っているのか。

    周囲の妬み、嫉み、暴力、血、醜さが、より一層ジェシーの美しさを引き立てる。


    ファッション業界独特の美意識に触れる良い機会だった。
    画面の美しさは本当に独特なものがあるし、シーンごとに絵になる。
    トレーラーを見た時から感性的な美しさに重きを置いている映画だと思っていたため、ストーリーに関しては気にせずに鑑賞できた。

    追記
    ジェシー役がハマってないと言う意見を散見するけれど、むしろスーパーモデルみたいな顔立ちのジェシーだったら、ジジやサラはここまで妬まないのではなかろうか。
    また鑑賞者も「美人だしそうだよね」と流してしまうのではなかろうか。
    そして、ジジやサラとの対比にならないのではなかろうか。

  • 全然ホラーじゃない!!映像とか音楽には凝ってるけどそんだけの駄作!!見るだけ時間の無駄。時間と金返せ

全34件中 1 - 30件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×