ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2017年 06 月号 [雑誌] (ビジネスエコシステム 協働と競争の戦略)
- ダイヤモンド社 (2017年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910059690670
感想・レビュー・書評
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内容紹介
ビジネス・エコシステム~協働と競争の戦略
│特集│ビジネスエコシステム
協働と競争の戦略
●「正しいタイミング」が価値創造の成否を分ける
技術戦略はエコシステムで見極める
・ロン・アドナー ダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 教授
・ラフル・カプール ペンシルバニア大学 ウォートンスクール 准教授
●いまこそビジネスモデルの再定義を
エコシステムを創造的に破壊せよ
・マックスウェル・ベッセル SAP.iO ゼネラルマネジャー
・アーロン・レビー ボックス 共同創業者兼CEO
・ロバート・シーゲル エクシード・キャピタル パートナー
●ベストな選択肢を見出す6ステップ
パートナー間の利害調整でイノベーションを実現する
・マーティン・アイリグ ニューヨーク大学 教授
・イアン C. マクミラン ペンシルバニア大学 ウォートンスクール 教授
●「SPOTマトリックス」を基点に勝利への道筋を描く
IoTエコシステムで競争優位を築く法
・重松路威 マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー
・ロバート・浩・マティス マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー
●シスコシステムズ式協働で価値を創造する
エコシステムイノベーション:大企業が連携する新たな仕組み
・ネイサン・ファー INSEAD 助教授
・ケイト・オキーフ シスコ・ハイパーイノベーション・リビング・ラボ マネージングディレクター
・ジェフリー H. ダイアー ブリガムヤング大学 教授
●[ケーススタディ]宮城県女川町
復興を超えた社会エコシステムの創生
・山崎繭加 本誌特任編集委員
│HBR翻訳論文│
●【技術のマネジメント】Airbnbもウーバーも問題を抱えている
ネット市場の差別をどう解決するか
・レイ・フィスマン ボストン大学 教授
・マイケル・ルカ ハーバード・ビジネス・スクール 助教授
●【交渉術】米国訴訟最前線
やっかいな交渉相手に公正な提案をさせる方法
・マックス H. ベイザーマン ハーバード・ビジネス・スクール 教授
・ダニエル・カーネマン プリンストン大学 名誉教授
●【リーダーシップ】権力のパラドックスを回避する3つの方法
なぜ人は昇進すると横柄になるのか
・ダッチャー・ケルトナー カリフォルニア大学バークレー校 教授
│連載│
●SHIFT:イノベーションの作法(8)
ユーザーの心をいかにとらえるか
・濱口秀司 ビジネスデザイナー
●世界標準の経営理論(33)エコロジー・ベースの進化理論
生態系の相互作用が企業進化を加速する
・入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授
│巻頭インタビュー│
●Inventing the Future:未来をつくる(7)
美の基準を変えることで人類を一歩前に進めたい
・猪子寿之 チームラボ 代表
│Idea Watch│
●コーポレートベンチャーキャピタルの本音と建前
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
●産業スパイ活動はR&Dより効率的か
・エリック・マイヤーソン ストックホルム商科大学 助教授詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ため息がでますね。いや、理解はするけれど、具体的なイメージと実行について。
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山崎繭加さんの『[ケーススタディ] 宮城県女川町 復興を超えた社会エコシステの創生』は、女川町の軌跡を語るストーリーとして感心しました。
ところが、それ以外の特集記事はおおむねどれも同じ切り口で、あらゆる商品やサービスは、企業とか業界とかいう枠組を超えたもっと大きな系の内に存在しているのだから、その視点がなければ、その生き死にや浮き沈みは語れないし予測もできない、というようなことが、繰り返されていました。いずれも切り口は違うけれど、同じことを述べているように感じてしまいます。
もっと掘り下げられた論文を読みたかった。