海街diary 8 恋と巡礼 (flowers コミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  •  あらすじ
    家のごみ箱で見つけてしまった妊娠検査薬のことを誰にも相談できず、
    気持ちが落ち着かないすず。
    そんな時、地蔵堂の軒下で眠っている千佳を見つけて⁉
    夏の日差しが降り注ぐ鎌倉を舞台に家族の「絆」を丁寧に描くシリーズ8卷
    乙女の祈り
    恋と巡礼
    姉との旅
    満月と言霊

     感想
    妊娠検査薬は千佳が使ったものだった。
    歳が近く話しやすいすぐ上の姉は、勤務先のスポーツ用品店の店長と交際している。
    その店長はエベレストに行くことになっていて、千佳は集中してほしいからと
    妊娠の事実は告げず、安全祈願の寺社参りをしていて倒れる。
    エベレスト登頂には以前失敗して6本の足の指を凍傷で失っている彼に
    無事に戻ってきてほしいと思えば、妊娠なんて告げられないのかなと思う。
    長女の幸、次女の佳乃にも知れて、千佳の気持ちはわかるけど、報せるべきだと
    いうふたり。
    尾崎酒店から知らせを受けた浜田は病院にかけつけ、千佳に必ず戻ると約束し
    プロポーズする。(そりゃそうだろう)
    他人にも知られたから、秘密にはできなくなってよかったし、入籍してから
    浜田の出発という順当な手順になったけれど、エベレスト登頂は命懸けだ。
    妊娠を知らせなければ、出発するまで駅の改札でお守りを渡す時間しか会えない
    予定だったのも、大事に思う恋人にそれはないだろうとおもう。
    それで二度と会えないかもしれないんだから。
    スポンサーなどへのあいさつ回りをこなしたり、一時帰国の少ない時間じゃ
    時間は全て登頂のためにしか使えないのもわかるけれど
    エベレスト登頂なんて実は莫大な費用とスタッフがいて挑戦することも
    今の年齢になるとわかるんだけど。
    すずはしっかり姉妹として根付いて
    鎌倉の八寺社参り行ってみたいと思った卷です。

  • 帰る場所が出来る。チカの結婚

  • 終わりに近づいているな、という感じがいたします。そして決して悲劇的な終わり方にはならないだろうということも予想できますね。

  • 8巻ゲットしたままなかなか読む機会がなくやっと読了。
    言ってる間に9巻もうすぐ出るかも・・・

    チカちゃんのトレードマークのアフロヘアがオードリー・ヘップバーンヘアーに!しかもおめでただと!ん?7巻でそんな話出てたかな?(すでに忘れている)

    そしていよいよすずちゃん、茶畑がたくさんある高校に女子サッカーしに進学するんだね。
    そして幸ねえちゃんとリハビリの先生、どうなるのか密かに気になっていたんですが・・・満月の夜は魔性やね。ふふふ。

  • すずにとっては最後の夏休み。が思いもよらぬ事件に。「命かけてやったものをやめるって決めた時にはやっぱいろいろあんだよ」さすが裕也は気の利いたことを言う。秘密を共有してしまったすずにはちと荷が重く、さすが幸。締めるときは締める。課長とよっちゃんの関係も進展か?「孤立と孤独は別なものだ。あの人は孤独を好んではいるけれど、孤立してるわけじゃないからね」山猫亭のおっちゃんも雰囲気かわった。「人づきあいでもなんでもしっくりくるものはきっとご縁があったからそうでないものは気に入らないと思わずご縁がなかったと思いなさいって」そう諭してくれるばあちゃんでよかったね。

  • 購入済み 読了

    これ読むと鎌倉に行きたくなるのです。
    久しく行ってないなぁ。
    みんなひとつ落ち着いて、さあ次!となった気がします。
    次も楽しみ。

  • 今まで4姉妹の中で脇役扱いだった三女チカが今回は主役級の扱い。チカと店長との恋の展開を中心に4姉妹の恋愛模様を描く。

    表面上はコミカル明るい家族なんだけど、裏では悩んだり、苦しんだりしている。そういう話と舞台となっている鎌倉がよく合うんだよね。鎌倉のパワスポ巡りをしたくなる。

    それにしても店長は変わりすぎだろう。かっこよくなりすぎ(笑)

  • とまとちゃんつぶし
    りんごちゃんすりすり

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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