検索禁止(新潮新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 長江さんのはやはり内容が面白い。

  • 放送禁止を作った方のノンフィクション本。
    曖昧さの中の微妙なリアル性のある恐怖を突くことに関して素晴らしい才能のある方だと思う。
    特に第5章のWHOジャン・クロード・ロマン事件、虐待バニシェフスキー事件、勘違いの古屋栄雄事件、おじろくおばさ辺りは印象深い。

  • パンドラー

    怖いもの見たさで贈り物を開けた。その結果、数限りない悪疫や災禍が世に横行。

    禁じられるとそれをしたくなる欲求。

    カリギュラ効果という。

    過激な内容から公開禁止となり、それにより逆に人気が出た映画から。

    禁忌は宝の山。見たいが見れない。それを小説、神話など物語の中に閉じ込めた。

    なぜ人は怖いものを見たくなってしまうのか?それは最大の恐怖、死という究極の禁忌が隠されているからだ。

    ソニービーン事件。

    25年以上にも渡り旅人を襲い、その肉を食べることで生存していた一家。

    放送禁止。

    テレビ局のテープ倉庫にある何らかの理由で放送が差し止められた番組を発掘する。

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著者プロフィール

1966年大阪府生まれ。映像作家、小説家。深夜番組「放送禁止」を制作、熱狂的なファンを生む。監督として映画化し、上映。2014年、小説『出版禁止』がヒット。著作に『ゴーストシステム』『出版禁止』『掲載禁止』『東京二十三区女』『検索禁止』などがある。

「2023年 『恋愛禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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