牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書) [Kindle]

  • 14人登録
  • 3.00評価
    • (0)
    • (1)
    • (2)
    • (1)
    • (0)
  • 1レビュー
著者 : 佐藤優
  • 講談社 (2017年4月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (220ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • ○引用
    独断専行をやる人というのは、突出して異常な人ではなく、人たらし型です。必ず上、外に有力者の見方をもっています。

    独断専行というのは結局のところ、何かをバイパスするということです。方向性において企業なり国家が狙っていることと違う方向だったら、独断専行はできません。言い換えると、ショートカットの力です。独断専行ができる人間というのは、中堅だけれども、じつは幹部クラスの見識があるといえます。独断専行が問題になるのは、権限と能力に乖離がある場合です。つまり、夜郎自大なかたちで、自分は能力があると勘違いしている人間なのかどうかということです。

    ヒエラルキーを維持しながら、能力のある者を実質的に登用するというのは、日本のメカニズムです。だから、『作戦要務令』においても、独断専行するかたちになっています。それによって、事実上年次主義を乗り越えているわけです。

    戦後の日本企業においては、上手に独断専行した人間ほど上に上がっていっているというのはまちがいありません。

    歴史とはどのようなものであろうか。ディルタイのいうように、私はそれは非常に複雑な政治的経済的社会的文化的宗教的相互連関に立つ総体であると考える。ディルタイの考え方は、例えば今日集まっている人からたった一人が欠けても歴史は理解できないというものです。その人が他の人と関係を持つように、あらゆる人と人が政治的、経済的、社会的、文化的、宗教的、にいろいろな関係を持つ。その全体の関係のなかから出てきているのが歴史

    「俺はそういったことを意図していない」と言っても、大多数の人たちが別の意図でとらえてしまうならば、そちらが真実として確定していく可能性はじゅうぶんあります。

    政治のときの分節化の基準は敵と味方で、それ以外の価値というのは全部捨象されるということ

    よい教科書というのは、数学だけに限らず哲学や文学でもそうですが、この本をどのようにして使ったらいいか、使い方が書かれている本です。使い方を書かずにいきなり本題に入っている本というのは、どのようにして教材として使うかということを考えていないから、あまりよくないということです。

全1件中 1 - 1件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書)を本棚に登録しているひと

牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書)の新書

ツイートする