パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2017年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (267ページ)
感想・レビュー・書評
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ぎゃーー!一気読み(笑)
シリーズ初頭から伏線がビシバシあった
オジサン上司と死神女子のuntold stories
過去のあれこれだけでなく
彼らの出合いの事件が展開されて…
ふたりの結末は分かってるのに
ついつい読んでしまった。うん。良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そんな学生時代だったんだな、と登場人物たちの青春を振り返るのも良かった。あんなこんながあったから、今があるんだね。
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サー ジョージと石上妙子の物語。
これにガンさんのスピンオフが続くわけですね。
比奈子シリーズ13冊、これにてスピンオフ含めて読了。
読了記念に、比奈子が愛用している八幡屋礒五郎の七味を買った。 -
今の石上妙子と厚田巌夫と厚田班の歴史が見えるというか、なるべくしてこなうなったのだなぁという足跡が見える作品。
事件は凄惨なもので、なんとも気持ちの悪いものだけれど、
そこに向き合うまだ若い学生の石上先生と、駆け出し刑事のガンさん。
謎の多かったサージョージとの経緯も書かれていてやっと飲み込めた。
もうすぐで発売のガンさんのスピンオフではどう描かれるのかも楽しみ。
板チョコレートとブラックコーヒー、解剖の後の焼肉とビール、全てはここから始まって続いてるんだなぁと思うとなんだか切なさと滾るものがあります(笑)
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「異常犯罪捜査斑・藤堂比奈子」に登場した「死神女史」こと石上妙子の若き日の物語であります。
若い女性の連続失踪事件をきっかけに、検視という仕事に真摯に向き合っていこうと決心するまでが描かれる。
まだ、自分の在り方、向かう方向に定まった視点を持てなかった院生の頃の妙子。
だが、実に生き生きとした動きや表情を見せている。
後の「死神女史」からは想像もつかないような元気女子だったんだなぁ。
プライベートでは、法医昆虫学者との恋的なものもあり。
真相を追う中で、コンビを組む厚田刑事との関係性や、悲しい結末のその後が実に気になる。
石上妙子シリーズとして読みたい。
でも、とりあえず、藤堂比奈子モノの「ON」を読み返してみるか…。 -
猟奇犯罪班の屋台骨・支柱である大人2人、死神女史とガンさんの駆け出しの頃のお話。
「スピンオフは読まなくても…」と思っていたけれど、2人が、犯罪班が現在こうなっている、それがなるべくしてなったのだと、ストンと腑に落ちた。すごい。で、うまい。
読んで良かった。 -
あーそうきたかー!読み続けるのやめられんではないか笑笑
面白過ぎる…。ここまできたら、石上先生もう存在してる…笑