週刊東洋経済 2017年6/24号 [雑誌] [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • 今回の特集は、巨大化を続けるアマゾンについての様々なレポート。
    全体的には「アマゾンは独走を続けており日本企業は追い詰められている」という体で書かれており、読んでいて心配になることも多い。

    だがアマゾンは、実際にそれに値することをやっていると言えるだろう。
    あらゆる分野で新しいサービスを創造し、しかもその品質は高い。
    置いていかれるのもやむなしといった所だ。

    特に印象深かったのは、『アマゾンはベーシスポイント(0.01%)の数値で議論する』という部分。
    そこまで細かく数値を見るということである。凄まじい。
    楽天が真似しようとしたが三ヶ月もたなかった、というエピソードが、その強烈さを裏付ける。

    ここまでやる相手に勝てるような企業は、今後現れるのだろうか。


    またそれ以外では、「リボ払いの急拡大」の記事が注目である。

    高率の手数料が見込めるリボ払いは、近年カード会社の稼ぎ頭になっている。
    そこでなんとかそちらを使わせようと、リボ払い専用カードや、リボ払いがデフォルトのカードが増えてきているらしい。

    だが、ロクな説明もなかったのに実はリボ払い専用カードだったなんて事例は、ほとんど詐欺のようなものだろう。
    消費者の利益よりも企業の利潤を追求するような姿勢であり、悪質だと思う。

    そういったカードは優遇措置が大きく、一見お得に見えてしまうので、ころっと騙されないように気をつけたい。

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