恋妻家宮本 DVD

監督 : 遊川和彦 
出演 : 阿部寛  天海祐希  菅野美穂  相武紗季  工藤阿須加  早見あかり  奥貫薫  佐藤二朗  富司純子 
  • 東宝
3.41
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104107107

感想・レビュー・書評

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    天海祐希と阿部寛、安定感ありよし。
    安心してほっこりできる。

  • 結婚した人たち全員が迷い無く幸せいっぱいに結婚したかというときっと実際はこんな感じに曖昧で、結婚以外の選択にしてもそう。「私は今日まで生きてみました」ということなのだと思う。
    みんな正解がわからなくて でも選択しなきゃいけないから選択してきて、でもそれが正しかったのかわからなくて不安で、今後も正しく選んでいけるのか不安で。
    でも誰も正解を知らない。
    じゃあどーすりゃいいのってとこへのひとつの答えが「正しさより優しさ」。なんて優しい回答。
    正しいけど、優しくない。正しくないけど、優しい。
    その選択も自分次第なんだが、優しいほうを選んだとしてもそういう自分を許せるかもしれないと思えた。
    エンドロール見て、原作が重松清でびっくり。そして納得。うん。

  • 「家政婦のミタ」「女王の教室」といった人気ドラマを多数手がけてきた脚本家・遊川和彦の映画監督デビュー作。重松清の小説「ファミレス」を遊川自ら大胆に脚色し、熟年離婚が当たり前になった現代で、子どもが独り立ちした後の夫婦がどのように向き合っていくのかを、コミカルかつハートフルに描いた。
    ひとり息子の正が結婚して一人立ちしたことで、2人きりになった陽平と美代子の宮本夫婦。2人は大学時代に大学生時代に出来ちゃった婚で結婚したため、50歳にして初めて夫婦ふたりきりでの生活を送ることになる。そんなある日、陽平は美代子が隠し持っていた離婚届を見つけてしまい……。
    中学校教師で優柔不断な夫・陽平を阿部寛、専業主婦として家庭を切り盛りしてきた、しっかり者の妻・美代子を天海祐希が演じた。
    (2017年)

  • 阿部寛と天海祐希の組み合わせは大型犬の夫婦みたいでかわいいね

  • Amazon Prime で。子供の独立をきっかけに、夫婦のあり方を見直していく。そのテーマには共感はするものの、主人公のキャラクターにハマらなかったり、偶然が多過ぎる展開だったりして、うーん…、という感じ。

    ただ「正しさではなく優しさ」というセリフはよかった。

    原作は重松清『ファミレス』だそうだ。なるほど。道理でファミレスのシーンが多く、最後のエンドロールも、出演者全員がファミレスで吉田拓郎の歌を歌っていたのか。


  • 【ストーリー】 (Amazonより)
    子どもが巣立ち、2人きりとなった宮本夫妻。
    ある日、夫は妻が隠していた離婚届を見つけてしまう。
    そこから始まる、可笑しくも愛おしい夫婦の物語とは――
    子供が独り立ちした中学教師の宮本陽平(阿部寛)と妻・美代子(天海祐希)は、25年ぶりに訪れた夫婦二人きりの生活に困惑してしまう。
    ある夜、妻側の記入欄がきっちり記載された離婚届を見つけ陽平は激しく動揺するが、美代子に意図を聞き出すこともできず悶々とした日々を過ごす。混乱しながらも陽平は、料理教室の仲間や教え子と関わる中で家族の在り方を見つめ直し……。

    恋妻家[こいさいか]
    妻への思いに改めて気がついた夫のこと。
    言葉にすると新しいけれど、世界中の夫のなかに必ず眠っている気持ち。
    ※愛妻家のようにうまく愛情表現出来ないので、気持ちが伝わりにくいのが欠点。





    陽平、美代子夫婦が自分達にとてもリンクしていて とても共感しました。
    私は美代子は料理教室に通う陽平に不安を抱いてるんだろうなぁと思って観ていたので 美代子の気持ちがとてもわかりました。陽平は家でも料理を奥さんに作ってあげて 一緒に食べたらいいのに...って思ってましたが 不器用な陽平がそこまで考えなかったのはしょうがないかなぁ...

    今までの選択は正解だったのか...陽平は悩んでいたけど 正解かどうか決めるのは自分自身なんじゃないかなぁと思っています。自分自身が正解だと思えば正解なんですよね。

    子供が小さい頃は意見が合わずケンカをよくしましたが 子供が大きくなって2人で旅行するようになってみたら以外と楽しかったので このまま平穏な日々を過ごせたらいいのになぁと思っています。

  • キャストが豪華。色々な夫婦の形がある。誤解を生まないためにも、日頃からコミュニケーションを取ることが大事だと感じた。
    出てくる料理が美味しそうだった。

  • 優柔不断な夫・陽一(阿部寛)としっかり者の妻・美代子(天海祐希)。23歳でできちゃった結婚したふたりは、一人息子の正が結婚して家を出ていくことになり、結婚して初めて夫婦ふたりきりの生活が始まる。ある日、陽一は美代子がサインした離婚届を見つけてしまう。遊川和彦氏の脚本・監督作品。
    タイトルは違うが、原作は重松清の『ファミレス』とのこと。本作は未読だが、要所要所に、たとえば主人公の語りとか、生徒のドンやメイミー、料理教室の五十嵐さんや門倉さんとの交流とか、重松さんの小説の名残りみたいなものを感じられた。
    映画の特長のひとつは、陽一の語りによって主人公が何を思っているのか、視聴者に想像させるのではなく明確に伝えていることだ。主人公が悩み、迷い、結論に至るまでの過程には本作のメッセージが詰まっている。「正しいではなく優しい」という陽一の”答え”は、息子の名前を「正」と「優一」で悩んだというエピソードと絡めて巧みに表現される。
    一方で、美代子の気持ちは最後まで視聴者に明かされず、表情やセリフから想像することになる。少し覇気のない美代子を天海さんが上手く演じている。序盤、料理に励む陽一に「楽しそうだなと思って」と声をかけるところから引き込まれる。
    阿部さんも天海さんもスタイル抜群の美男美女なのに、普通の50歳の夫婦を演じる。阿部さんの「お母さん」呼びには少し違和感はあるのだけれど、27年変わらない愛情が根底にあるふたりの空気感はとても好きだった。
    原題の通りファミレスの演出が有効に活かされている。駅の待合室のシーンからエンディングのファミレスのシーンへ向かう流れがあたたかく、後味が良い。

  • 正しさと正しさは衝突して戦争になるが、優しさと優しさはぶつからない。もっと大きな優しさになる。

    どうしていいかわからなければ、ずっとそこにいるだけでいい。

    原作 重松清 ファミレス

    吉田拓郎の 今まで生きてみました がいい味を出していた。

  • あったかい話だった

  • 阿部寛と天海祐希
    名コンビ⁉︎

    次もみたい!

    脇もいい。

    美味しいがスゴい‼︎かなぁ。
    やっぱり、物語‼︎

  • テンポよく展開して、所々笑えて、ちょっとうるっとして、エンディングも想定外で良い映画だった。
    あのエンディングを見ると、作品に携われる方を羨ましく思う。

    正しいはぶつかり合う
    優しさは一つになる

    みたいなシーンが響いた

  • 阿部ちゃんええなぁ!

  • 良い。
    50代で共感出来た。もういい歳なのに、中学生に批判されて。確かに歳は取ってもそんなに人間は、成長しないと実感してる。
    妻の事は、いつまで経っても理解出来ない事も。
    エンドロールが最高。吉田拓郎、名曲だと再認識。アイデア良い。

  • ファミレス。
    若いころの自分たち。
    結婚‥、あっという間。

    そして、またふたり‥。

    嫌いでない、むしろ好きな映画。
    だけど、内容が全然思い出せない。
    シーンをなんとなく覚えてるくらい。
    ほんとに観たんだろうか。

  • 不器用な優柔不断。
    エンドロールえっ。笑

  • それぞれが勝手に思うことで物語が変化して,楽しめます。
    お互い分かっていそうで分かっていなかったり,夫婦も兄弟も親子もすべてわかってしまうことはないんだなぁ。。。
    としみじみ感じます。

  • 天海さん、阿部さんコンビは安定感がすごい。ただ脚本がいまいちでありきたり・・・。

  • 阿部寛の優柔不断さ、それも優しさから。子供が巣立ち夫婦だけの生活を送る時お互い何を考えるだろ。

  • 「優柔不断」
    優柔不断な男はいつまでたっても優柔不断。
    優しいからいろいろ思いを巡らせて決断が遅くなっているだけ、という優柔不断を擁護する解釈に胡坐をかき、自分は優しいのだと勘違いしてしまっている。
    優柔不断なのは、自分の本当の気持ちに目を向けていないだけ。

    「ジョーカー」
    人生にジョーカー(切り札)を用意しておくことは悪いことではない。
    でも切り札は使用しないまま眠らせておくのが最善。

    離婚届を切り札にした妻の心中は如何に。
    何物でもない自分が切り札にするのは捨て身の自分。


    「正しいけど優しくない」
    正論ばかりでは、人を追い詰めるだけ。
    今から口にしようとするその発言は、愛にあふれたものか?
    それとも自己弁護・自己満足のための講釈か?


    長年連れ添ってきたからこそ見えてくるものがある。
    ともに歩んできたからこそ育まれた絆がある。

    結婚願望がない人におすすめの映画。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。広島大学政経学部卒業。テレビ制作会社ディレクターを経て、1987年『うちの子にかぎって…スペシャルⅡ』で脚本家としてデビュー。2003年、スペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』の脚本を担当、文化庁芸術祭大賞(テレビ部門)を受賞する。2006年、涙そうそうプロジェクト『広島 昭和20年8月6日』(2005年8月29日、TBS)が日本民間放送連盟賞番組部門・最優秀作品に選ばれる。同年、日本テレビの連続ドラマ『女王の教室』で第24回向田邦子賞。『家政婦のミタ』で2012年東京ドラマアウォード脚本賞を受賞。2017年公開の映画『恋妻家宮本』で初監督を務める。主な作品に『学校へ行こう!』『GTO』NHK連続テレビ小説『純と愛』『過保護のカホコ』『同期のサクラ』などがある。

「2020年 『弥生、三月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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