T2 トレインスポッティング ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

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監督 : ダニー・ボイル 
出演 : ユアン・マクレガー  ユエン・ブレムナー  ジョニー・リー・ミラー  ロバート・カーライル  ケリー・マクドナルド 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2017年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462113085

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T2 トレインスポッティング ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • T2 Trainspotting
    2017年 イギリス 117分
    監督:ダニー・ボイル
    原作:アーヴィン・ウェルシュ
    出演:ユアン・マクレガー/ユエン・ブレムナー/ジョニー・リー・ミラー/ロバート・カーライル/ケリー・マクドナルド/アンジェラ・ネディヤコバ
    http://www.t2trainspotting.jp/

    『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編。正直、20年も経ったら前作のあらすじすでに忘れてるわ~と思ってたんですが、ちょうど20年前に『トレインスポッティング』を観た同じ早稲田松竹で、新旧2本立てやってくれたので、前作とまとめて鑑賞できました。

    前作はサントラもかなりヘビロテしたし、当時すごく流行った、はまった記憶があるのだけど、あらためて見直すと、実はストーリー的なものはあまり覚えていなくて、なんかジャンキーの若者が無茶なことしてたな、という漠然とした印象と、便器の中にズブズブはまってまた出てくる場面、天井をハイハイする恐怖の赤ちゃん等、シーンごとの断片的な印象しか残っていなくて、そっかこんなストーリーだっけ、とまるで初見のように感心。20年前は当然私自身も若かったので、登場人物たちのやることを面白おかしく見ていたけれど、今となっては少しばかり眉をひそめてしまう大人になりました。あああの汚いトイレ、夢に出てきそう(笑)

    続編では、前作ラストで仲間を裏切り大金を持って国外逃亡したレントン=マーク(ユアン・マクレガー)が、20年ぶりに故郷に帰ってくるところからスタート。ルーリードのパーフェクトデイのピアノバージョンが冒頭で流れてそれだけで胸アツ。とりあえずユアンの老けっぷりに若干ショック。20年前の美青年時代の映像と続けてみたから余計にそう思ったのかもしれないけれど、一番最近観たユアンの映画でもすでに7年前くらいの「人生はビギナーズ」か「ゴーストライター」でもまだこれくらいまではユアン普通にかっこよかったと思うのだけど。この数年で急激に老けた?それとも役作り?まあ26才から20年後の46才の現実はこんなものかもしれませんね。余談ですが同じく20年後の続編といううたい文句で最近日本でも20年前のドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」のSPが放送されましたが、堂本光一の老けなさっぷりはむしろ怖いくらいだった(笑)まあ18才から38才の20年だからまだセーフだったのかもしれない。

    さてこっそり帰国したマークだけれど、自分から会いにいくのはスパッドだけ。しかし相変わらずヤク中のスパッドは妻子に捨てられ自暴自棄。シック・ボーイことサイモンもまた、相変わらず裏社会で要領よく生きているけれど、裏切ったマークを許せていない。もっと最悪なのはベグビーで、服役中だけれどこれまた相変わらず喧嘩っぱやくて暴力的、脱走をはかり妻子のもとに戻るも、真面目に大学に通っている息子を強盗仲間にひきずりこもうとする最悪親父っぷり。一見まともそうに見えたマークも実は・・・というので、20年も経ったのに、ちっとも成長してないよこのひとたち!

    シック・ボーイとレントンの、反発しつつも結局ツーカーで意気投合しちゃう感じは微笑ましい。そしてあまり利口ではないけれど根が善良なゆえに、なんやかんやで最後に救済されるスパッドの立ち位置も変わらず。彼が自分たちをモデルにした小説を書くという設定は入れ子構造みたいで面白い。前作では女子高生だったアリシアは今回素敵な大人の女性に成長して登場、さらに今回のヒロインとして登場するベロニカ嬢もとんだくわせものだけど目の保養。

    終盤はまるでターミネーターのように執念深いベグビー(だからタイトルT2なの?笑)に追い掛け回されるマークたちの攻防戦。結局20年経っても相変わらずダメダメな4人組でした、という、良いんだか悪いんだか、しかし真面目に更生した彼らの人生など別に観客は見たくもないのだろうし、作品のテイストとしてはこれがやっぱり最高の続編のありかただったと思う。彼ら自身も自分の人生がこれで良いと思ってるわけでもなく、でも人生を選び直すことはできない、それをちゃんとわかってるんだよと思わせられる場面では、さすがにちょっとセンチメンタルな気持ちになりました。私自分の人生もこの20年も、そうだね、たいしたもんじゃなかったけどまあそれなりに楽しく生きてるわ。

  • トレインスポッティングから20年後。
    主人公が仲間を裏切り、大金を持ち逃げしてから20年。
    ユアンマクレガー始め、全員が中年に。
    田舎のとんがったヤク中青年のやんちゃ物語から、田舎の少し丸くなったおっちゃんたちの物語へ。

    いろんな経験を経て、離婚寸前の主人公が地元に帰ってくるところから物語は始まる。(現実を見せつけられまくって来たから心に何かぽっかり穴が空いてるかのよう)
    スパットはコカイン漬けで妻子に見捨てられて自暴自棄になり自殺を図り、ある者は刑務所、ある者は「しょーもないやつ」に。
    エネルギッシュだった20年前の面影はなく、ただただ過去への恨みつらみや堕落のエネルギーが積もっていた。
    でも、また、「チャンスが来た」そして裏切り、友情(反発し合いながらも気が合うあの感じは地元のヤンキーのなせる技かね)。
    ドラッグに女に暴力に犯罪に、人は変わらず何でもありやけど、時代が変わったんやなぁというのを見せつけられる。
    (iPhone持ってる〜 若い子はクラブミュージックで踊ってる〜でも汚いトイレが懐かしい〜)

    しかし、地元に戻り、みんなで時間を共有すれば、最初の方のシーンでは聞けなかった自分の部屋でのレコードを最後には聞くことができ、昔持っていた「(凝り固まった、とんがった)何か」を瞬間だけかもしれないが、主人公はカオスな感じを取り戻したのかもしれない。

    「人生を選べ」(80年代の薬物禁止のスローガン)という言葉通りに「選んで来た」彼ら。 スマートに生きれない感じが人間臭くて今回もええなぁと思った。 若さが無い分、落ち着いてたけど。
    スパッとが書いた自伝(のちの小説になる?)をなぞるような物語になってるところも面白かった。

    今回も映像の早回しやら切り替わり具合が面白くてよかった。
    最後の、(自分には心を許して帰る場所すらないと言ってた)ユアンマクレガーが自宅の自分の部屋に帰って来て一人踊るシーンが印象に残ってる。

    前作に比べると、評価が下がるのかもしれないが、20年経っても何も変わってないやん、この馬鹿ども、と言えるやんちゃぶりも見れたし、観客はそれを望んでるのでは。これはこれで良いのでは、と思った。変わってるようで、人ってそんなに変わんないよ、それなりに良いもんだぜってね。

  • 2017/5/18
    劇場鑑賞

    トレインスポッティング2 T2

    ギリギリでしたが、なんとか観ることができました。
    すでに1作目の記憶は忘却の彼方。
    まずは同世代の登場人物たちの歳のとりかたをみて自分もああなのかとがっかり。(むしろ登場人物たちのほうがダンディーか。俳優だもんな)

    ただし、劇中の音楽はトレインスポッティングそのもの。いい感じで鳥肌がたつ。ただ映像効果もきっと同じなんだと思うけど、さすがにちょっとふるい印象だった。

    1作目は展開にわくわくした記憶があったけど、今回はもう彼らの破天荒さに気持ちがついていけない。(まぁ当たり前だけど、彼らに比べると自分たちは20年前も今もまっとうなんだなぁとなぜかさびしい感じ)

    20年後の中年映画ということで前作よりまったりっていう評価もあるけど俺には刺激が強すぎた。劇中の彼らよりよっぽど年寄りなのかなぁと思わずにはいられない。

    俺はもう一回見る元気はないけどストーリー自体はよくできてるし、映像も取り残されたイングランドといった風情(ここは知らないんで完全に俺の妄想)でいい感じ。今の若い子たちが観たらどんな感想なんだろうなぁ。

    さらに激しかったと思われる、1作目を見直すかどうか? 耐えられるか俺?

  • 1をほぼ忘れて観ていると、
    前回どうだったか気になって、1を観たくなるが、
    中盤から1のシーンがフラッシュバックして、
    思い出させてくれる。

    1も特別面白かった印象もなく、
    イギリスのオシャレ映画って感じだったけど、
    今回もオシャレな感じは残っているが、
    おっさん達の話なので、オシャレも薄れてる。

    ストーリーや展開は、現代風に出来てるが、
    1のファン向けでしかない。

  • 僕らが選んだ20年後の未来

  • 20年ぶり続編T2 以前のを忘れた部分が思い出のシーンで甦り笑える マークもサイモンもいい奴ぶった悪っていうのも面白い フランクだけメチャかわいそう
    ところどころのコメディタッチのユーモア笑えます
    スパッドだっけ 彼だけがジャンキーだったのに 真面な人だったのが いい味出してました。自分たちの人生を小説に…ラストの奥さんが本のタイトルも考えたわってところは最高‼︎男の人って意外と昔の思い出に生きてるんだなぁと改めて思った。変わった映画だけど、監督の発想に才能を感じました。

  • 4人があまりに相変わらず過ぎて可笑しさと虚しさの綯交ぜ状態で鑑賞。自分自身の相変わらずさも時にダブらせセツナクなってみたりと、作品そのものの良し悪しとは別に20年ぶりに続編をつくられると空白の19年分も一緒に心に刺さるという事を痛感した。「医者にあと20年も生きられると宣告され逆に困る」マークの姿には、最早、心臓が痛くなる始末。映像と音楽の絡ませ方は通常運転のカッコ良さ。

  • 20年ぶりにあのとんでもない奴らがが帰ってきた!
    音楽も、映像もそして脚本もとことんぶっ飛んだダニー ボイルのマジックにもう逃れられなくて頭も心もどんどん巻き込まれていく。
    人はそう簡単に変われるもんじゃない。
    相変わらず悪運が強いレントンを始め、サイコパス度に磨きがかかったベグビーや、間抜けだけど愛されキャラのスパッドと、やっぱり悪事からなかなか足が抜けないシックボーイ。
    「まずはチャンスがあって裏切りがある。」
    レイトンの20年前の裏切りを引きずりながら、それぞれがしょうもない時間を費やしてきた今、仲間たちの想いは前作以上に複雑に絡み合って、一筋縄ではいかなくなってしまっていて、ひと時も目が離せない刺激的な2時間でした。

    きれいごとなんか1つもなくて、顔をしかめたり笑ったりなかなか忙しかったけど特にレントンがシックボーイと潜入したプロテスタント集会のシーン、クラブのトイレのシーン、、もうナイスです!

    20年前のオリジナルキャスト集合だけでもう十分話題性ありで集客力ありそうですが、前作の意味をちゃんと持たせてくれている脚本や、時代の変化を見せながらも影の演出で過去を見せるなど、細かい所にちゃんと監督のこの作品に対する特別な愛情が伝わってくる作品だったのがなんだか嬉しかった。

    相変わらず破綻しそうで破綻しない脚本力と、何度でもまた観たくなる映像力に感服しました。

  • レントンの裏切りから20年、ダメ男たちが中年になって帰って来た!
    レントンは普通の幸せを掴んだように見えて、実は病気を抱えてて、家庭も崩壊してる。
    シック・ボーイは相変わらず裏の世界で女を使って危ない金稼ぎをしている。一応受け継いだ店もあるけれど、客が入らず、時代を嘆く。
    ベグビーは変わらず暴力ばかりで刑務所に入るも、わざと大怪我をして運ばれた病院から脱走する。
    最悪なのはスパッド。結局ヤク中から抜け出せず、自殺を図ったシーンでレントンと再会する。
    もう一人のキーマンは、シック・ボーイの彼女であり怪しい仕事の相棒である美しいブルガリア女。

    全員が全員、人生の失敗をレントンのせいにしており、まともに生きようとはしてなかった。
    レントンとシック・ボーイは結局またつるんでクスリに手を出し、また不当に金を稼いで、熱をあげたブルガリア女に裏切られる。
    スパッドは文章を書くという才能を見出され、自分たちの青春時代の小説を書き始め、ブルガリア女の一芝居に手を貸すことに。
    ずっと理不尽で凶暴で破滅的な人間であり、この作品でも息子に強盗を教えたり完全に悪者的に描かれるベグビーだけど、「トレイン・スポッティング」の、意味がわかるシーンは切ない。そんな彼が、4人のダメな人生に、ケリをつけようとする。

    ダメ男たちは良い年してもダメ男をやっており、最後にも決して救いはない。描かれているのは全てが暗い時代に青春を過ごし、自堕落的な生き方に身を投じた不器用な若者の末路。そんな時代に取り残された男たちの悲哀はありつつ、最後に生まれた家に帰り、イギー・ポップで踊り出すレントンは、その人生を踊り続けることを選んだのかな。
    不思議と、ラストは重苦しくない。Choose,

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