ハドソン川の奇跡 [Blu-ray]

監督 : クリント・イーストウッド 
出演 : トム・ハンクス  アーロン・エッカート  ローラ・リニー 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.63
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本棚登録 : 97
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967333251

感想・レビュー・書評

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  • バードストライクでエンジン推力を喪失した旅客機がハドソン川に不時着水した事故を題材にした作品。機長は世間からは英雄としてたたえられるが、川への不時着という異常手段が本当に正当だったのかどうか、航空事故調査委員会の厳しい取り調べが行われる。だんだんと自信を失い苦悩する機長だったが、再現シミュレーションに人間の"迷い"を取り入れることを強く主張するのだった。果たして彼の行為の正当性は証明されるのか。

    調査委員会が意地悪にも見えるというか、そういう風に作ってるんだろうなと。それでもやもやしながら見ている部分がほとんど。後半になってようやく事故の場面も出てくるし、みんな頑張ったのね。でハッピーエンドなんだけれど、個人的にはもっと事故の中身に焦点を当てたつくりの方がよかったかな。

  • AmazonPrimeVideo★

  • [2016年アメリカ映画、U-NEXT鑑賞]
    Filmarks:3.9
    映画.com:3.9
    allcinema:7.0
    U-NEXT:4.5
    amazon:4.5
     不時着水を決めた判断力、着水時の操縦テクニックいずれも長年にわたる操縦士経験によるものだろう。が、その後の救出は迅速なフェリー船長の行動が決め手で、救出完了まで24分は驚異的スピード。
    後日談でそのまま英雄扱いで終わらせず事故調査委員会で追及するところは訴訟社会のアメリカらしいところ。

  • この事故はTVでよく特集されているので大体の概要は知っていたが映画の内容のような事が起こっているとは知らなかった。

  • 観終わった時の温かな気持ち良さが印象的だった。
    映画としては凡庸とも思うが、落ち着いた演出に好印象を持った。

  • ドラマ過多

    ハドソン川に旅客機が不時着した実話を基に、クリントイーストウッド監督がその前後譚を交えて軌跡を追った作品。映画自体の尺は短く1時間半ほど、後は特典映像として本物の機長が受けたインタビューの様子等が(Amazonプライムビデオでは)収められていた。

    事故調からの追及が異常。まるで検事。案の定フィクション多めで、実際は形だけの調査だったらしい。多めというか、過多だろう。物語調にするためにヒールを作ったのだろうが、ドラマ仕立てし過ぎた嫌いがある。

    最初の方で、ランニング中に車道に飛び出して注意されるシーンがあったせいで、「えっ、もしかして持病か何かで不調があったのにそれを隠して搭乗していたりとか……!?」と変に勘ぐったが、もちろんそんなことはなかった。

    蓋を開けてみれば、特段特筆するところはないと感じた。機長の判断と技術は素晴らしかったねってだけ。

  • サレンバーガー機長!

  • これはもう文句なく見応えのある良い映画 これ誰?というぐらいトムハンクスのメークや演技が落ち着いていて味わい深い プライムビデオ版は最後に本人や奥様他が出てくるショートインタビューがある これも非常に心を打たれる内容

  • 良く知られた話だが、後半の審問会が意外。
    ミスの検証・共有化が進んでいる航空業界らしい。
    コンパクにまとめているのも好感。

  • めっちゃ面白かった
    最近傑作に出会える率高くて嬉しい


    能力ある人が、周りから疑われたり、まだ認知されてないけど、実は本当に凄い人みたいな展開は大好き。

    お花畑のシミュレーション結果に対して、人的要因を考慮してないでしょ?っていうのカッコ良かった
    それをうけて追加された時間よりも、実際は長い時間を要してるわけで、、、
    尚更偉業を成し遂げたってことが強く印象付けられてて、それがまたカッコいい

    それにしてもこれもまた実話かー
    事実は小説よりも奇なりですね


    あとクリントイーストウッドの今の新作もそうだけど、現実の事件の再現へのこだわりを感じた。

  • 簡潔で無駄がない、それでいて感動させる。クリントイーストウッドらしい、本当に安定の作品でした。
    なぜあんな簡単なことに気がつかないのだろう?と客観的に見ると思ってしまうけど、システマチックになり過ぎた機関とはどこもそんなもの、それを上回る機転と柔軟さがなければ打ち勝つことなんてできないんだろうな。
    トムハンクスと本物のキャプテンの似せ方も見事でした。
    アメリカらしい、アメリカの真実のヒーローものです。

  • 評価されている映画はわりと辛気臭いものが多いイメージだったけれど、イーストウッドの作品は本物でした。
    二度三度と見たくなるような素晴らしい構成です。

    何度も繰り返される着水シーンの切り貼りの仕方、視点の変え方が上手い!
    ただの伝記的な映画だと退屈していたかもしれない題材を、こんなに面白く仕立てられるとは。
    事故の過程が回想として、捜査の過程が同時進行で展開されるので、ミステリ的な見方もできて面白い。

    実話をもとにした作品で、飛行不可能になった飛行機を、ハドソン川に着水させたが、全員生還という奇跡を起こす。
    なのに、その判断は誤りであったのではないかと事故の調査の過程で責められる。

    見ているとマスコミや調査官たちにかなり腹が立ってくるし、「もしも間違った判断だったら…」という危惧をさらに煽るような構造がはらはらさせる。
    サリー機長のプロ意識の高さと、乗客の喜びよう、世間の賞賛の凄まじさが描写されているのでなおのこと。
    もしもこんなに素晴らしい人物が、誤った判断をしていたら?もしもこんなにも助かったことを涙ながらに感謝する人々がいるのに、悪戯に危険な行為をしていたとしたら?
    プラスの要素が、ハラハラさせる一因となる感覚が新しいと思いました。

    ヒューマンドラマにありがちな辛気臭さもなく、着水シーンもすごかったけど、乗客が残っていないかどうか最後まで気にかけるトムハンクスの演技が素晴らしかったし、ほかの乗務員たちの働きもすばらしかった。

    実際のドキュメントも一緒に見ると、奇跡を起こすためには積み重ねも大切であり、様々な自己のケーススタディを読み込んでいたことが背景にあると知れる。

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