プリンセスメゾン(4) (やわらかスピリッツ女子部) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • すごいなぁ

  • 水面に投げられた石によって波紋が生まれるように…静謐な作品に投げ掛けられるボソッと言う台詞や何気なく言う台詞が読み手によって波紋を生み、響く。
    静かだけどどこかざわざわとする。
    まるで映し鏡のように。
    様々な人が、生き方が、意味があるように。
    「たとえばシスターみたいにその身を神に捧げるでもなく…誰かと愛しあって命を繋げるでもなく、誰かのために役立つこともないまま生きる人を…神様は祝福するかしら。」の台詞が私にとっては何とも。

  • ついにマイホームを手に入れた沼ちゃん。その前に。「人間が苦手なもんで。だったらひとり思うままに、自由に生きてみようと思いまして。」ウェブ系の仕事をする恩納。PCとネットと電話さえあればできる仕事だからできる生き方だよなー。「でも…親と私の人生は別のものだと私は考えているので、私の生活は少しも犠牲にする気はないんですよ。」竜野さんの考え方嫌いじゃない。「一緒に化粧品買いに行こうって言ったら、いつも笑ってるのが一番の化粧だって言ってた。」阿久津さんは育ちがよいんだとわかったら好きになってきた。

  • 神回としか言いようもない。1人でマンションを買う孤独と不安、生きることに対する道のりの長さと一寸先は闇の様な生き方を、周りの人達の暖かさに支えられる沼ちゃん。
    沼ちゃんファイト
    君なら幸せな家、そして人生を築ける。

  • 姫のお城。つましく暮らす姫のお城。
    他国の姫たちもそれぞれの苦悩と幸せがありますよ。
    あと、あれよ。自分の城をたいせつにしていない反省。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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