ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]

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監督 : デイミアン・チャゼル 
出演 : ライアン・ゴズリング  エマ・ストーン  カリー・ヘルナンデス  ジェシカ・ローゼンバーグ  ソノヤ・ミズノ 
  • ポニーキャニオン (2017年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013338890

ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • エンディング後、心の中でスタンディング・オベーション!
    エンドクレジットでぽーっとしてしまった。

    俳優さんたちが大変苦労しただとか、監督のコダワリだとか、事前に雑誌なんかで目にした情報がどーでもよくなるくらいに映画の中で夢を見させてもらった。
    甘ーくて苦い夢だけれども。

    そう、最後のシーンでエマ・ストーンがライアン・ゴズリングのピアノを聞いているときのように。

    「ジャズは瀕死だ」という台詞があるけれど、ミュージカルも黄金期に比べれば今は瀕死状態。たまーに「レ・ミゼラブル」のようなヒットは出ているものの(あれも何年前だ?)事切れる前のあぶくにも思える。

    ミュージカルもジャズも好き嫌い別れそうだしなー。
    ふたつのジャンルが見せてくれた夢は、今は見えにくくなっているのかもしれない。

    美男美女の歌とダンスと恋のおはなし。
    現実には遠い(笑)。だからこそ惹かれる。

    ラストの主人公たち二人の笑みが切ない。

  • 月一映画と決めていて、今月は《ラ・ラ・ランド》。
    《ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー》《ドクター・ストレンジ》と見てきて、《ラ・ラ・ランド》も含めて「SREEEN」「DVD&ブルーレイでーた」の表紙と一致してる。王道をいってます。
    来月は《キングコング:髑髏城の巨神》その次は《ワイルド・スピード ICE BREAK》を考えていてこれも表紙を飾るのではないかと思ってる。

    ミュージカルは出演者が急に踊りだすというのが好き。タモリがヘンでしょというところだが、そこがミュージカルの面白さだ。不自然さを違和感に感じさせないのは歌と踊りの力だ。場合によってはそのシーンだけで胸がいっぱいになることがある。大げさに言うと個人というのは高い絶壁に一人孤立している存在だがそれを越える一瞬ががミュージカルの踊りのシーンだと思っている。
    なので《シカゴ》のような舞台で踊ってますというのは音楽映画であってミュージカルではないような気がする。

    その意味でこの映画の出だしの渋滞シーンはこれぞミュージカルというシーンだ。これだけの規模でミュージカルパワーを炸裂し、しかもノーカットで撮るという「やっちゃいますからね」というようなシーンだった。
    ちょっとフラッシュモブシーンに見えてしまうというのは皮肉なことだ。

    後ポスターなどに使われているシーン。口喧嘩しながらタップシューズに履き替えてるのがたまらなくおかしい。
    プラネタリウムのシーンも文句なくキレイ。夜中にプラネタリウムが開いてるかよと思ったがどうでもよくなった。

    しかし、その後は強烈なミュージカルシーンというのはなかったような気がする。もしあの時キスをしていれば・・・ではなくて、ジャズバーで踊ってくれてもいいんじゃないかと思った。

    封切りされてそう時間がたっていない日曜日だというのに客は少ない。年配の人が多い感じだった。ミュージカルって若い人には浸透してないのかもしれない。
    監督が鈴木清順の《東京流れ者》に影響を受けているという話が面白い。そんなとこまで見てるんだ。

  • ストーリーや演出に多くの欠点あれど、(ミュージカルも苦手だけど)最後が見どころの映画。
    ラスト10分のシーンが印象的。あり得たかもしれないもうひとつの人生を走馬燈のようにみせたのが、なるほど。
    現実は多くの可能性を含んだ可変の集積。夢が叶い成功した人生。最愛の人と結ばれた人生。どちらが正しくより素晴らしいかという単純な比較と是非ではなく、例えどちらであれあなたの人生であると肯定するところが好い。素敵じゃないですか、最後のセバスチャンとミアの微笑み。こういう「生の讃歌」をミュージカルで謳い上げたところがこの映画の魅力。

  • ミュージカルが苦手でも大丈夫、オープニングシーンはミュージカル観てる感があるけれど、あとはジャズを愛してます映画。元々ミュージカルや天文台シーンのようなファンタジックな演出が好きじゃない監督な気がする。結局、それらが土台ではあるものの、夢を追うことや生涯一度の忘れられない恋がリアルに描かれている。ラストも現実的で良いけれど、誰もがしてしまう妙に都合の良い夢見がちな妄想的「もしもこんな選択をしていたら映像」がぶっこまれ、現実をファンタジックに突き付けられた気がした。

  • 互いの夢が交差する場所。また、そこから互いの現実が羽ばたいていく場所。そのような特異点を描くのに、ミュージカルという形式は適しているのではないか。作り物めいたところを大げさに見せることで、現実と夢想(妄想)が強引に引き寄せられて火花を散らす。
    どちらかというと控えめなミュージカルだったように思うけれど、それでかえって、初めてミュージカルの魅力の一端がわかった気がする。

  • もしふたりが結ばれていれば…という場面が走馬燈のように映し出される最後の1シーンで涙。ジャズバーの開店、女優としての成功、それぞれ夢を叶え、幸せを手にしている。ただ2人が結ばれなかっただけ。
    交わされた視線、切なさと安堵が同時に表れた表情にも胸がグッとつかまれました。

  • この映画を作った人は、心からMGMミュージカルが好きなのだと思う。さまざまなところに往年の名作へのオマージュが盛りこまれていて、それだけでもうっとりとしてしまう。特に「Singing in the Rain」を始めとするジーン・ケリー主演作品のイメージがあちらこちらに感じられて、とても嬉しかった。

    そういう雰囲気の作品だから、もちろん古典的な「Boy Meets Girl」物語なのだけど、そんなふうに見せておいて最後にちゃんと現代的な、大人っぽい苦みのあるひねりがあるところも憎い。

    ジャズを基本とした楽曲も魅力的だ。ちゃんとミュージカルのお約束をきちんと押さえてあるところに、おしゃれな味わいがくわえられて、思わず口ずさみたくなる。

    予備知識なしで観ても、おしゃれでほろ苦い傑作映画だと思うけれど、古いミュージカルが好きな人にとっては、ちょっとしたカメラワークや書き割りの隅まで楽しめるマニアックな作品になる。ジャズ好きなら更に美味しいかもしれない。

    こんな映画を楽しみながらつくるのって、人生の最大の幸せなのだろうと思う。

  • 上映時時からものすごい評判高かったから、期待し過ぎない様に気を付けて鑑賞。
    ミュージカルっぽいシーンが特に前半多く盛り込まれているけれど、ミュージカル映画とはまた違ったジャンルの様な印象。
    2人が言い合うシーンは、どちらの気持ちも分かり胸が痛くなる。
    それから、最後の10分のシーンは、展開が予想出来ていても胸にくるものがあった。
    選ばなかった方の人生を最後に回想するシーンがとても良かった。あのシーンがあることで、この映画に星が追加された、個人的には。ライアン・ゴズリングの最後の表情に、ありったけの星を付けたい。

  • 映画館にて。

    ドリームガールズ、ムーランルージュ等をもう一度観たくなる。

  • 最後の空想がすごくよかった。人生は愉快であり、やり直せないが続いていく。

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