パッセンジャー [Blu-ray]

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監督 : モルテン・ティルドゥム 
出演 : ジェニファー・ローレンス  クリス・プラット  マイケル・シーン  ローレンス・フィッシュバーン  アンディ・ガルシア 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2017年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462112699

パッセンジャー [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 想像していたものよりずっと面白かった。
    目覚めてしまったのは偶然なんだろうけどエンジニアじゃなくてただの太ったセレブ妻だったら何もできないわけだから上手いことエンジニアのが故障したな……とは思う。

    100年近くかけてほかの星にいくのって物凄く文化の衰退につながるような気がしてしまうんだけどどうなんだろう。
    後の時代の船のほうが優秀で先に星についていたら笑う。

    愛している気持ちは勿論あるんだろうけど、これは殺人だと言っていたオーロラが孤独への恐怖に負けた結果のような気もしてしまった。
    子供作ってたらおバカだし助産師の話題があったからまさか……と震えていたけどそこまではしていないようで安心した。

    ただ二人が目覚めてしまって船の危機を救った!というような美しい物語ではないところが面白かったな。

  • まず、宇宙船の形が非常に独創的で良いね。
    地球外惑星に入植するためにコールドスリープして宇宙を旅するこの設定って
    「エイリアンコベナント」ですよね。「インターステラー」は入植するための星探しだったりします。最近こう云う話がちょっとずつ小出しに出てくるのは地球環境の悪化が原因なのかな…昨今、ゲリラ豪雨や南極や北極の氷の融解など異常気象があったりするのかな…
    あれだけ大きな宇宙船が100年以上に渡って無事故で宇宙を航行し続けるなんてちょっと信ぴょう性に欠ける。本作のようにデブリとか流星群とか隕石群とかありそうですよね。そんな突発的な事故で目覚めてしまって、以後90年も一人きりで生きていかなくちゃいけないなんて現実に突き当たったら主人公のように飲んだくれたり自暴自棄になっちゃったりしても仕方ないように思います。
    普段、理性的で倫理的な人物であったとしても、一人きりでは生きていけない。
    だから生き抜くために「誰かを目覚めさせる」
    それはその誰かの人生を承諾もなくメチャメチャに破壊してしまうことであって
    目覚めた当人にとっては本当に迷惑で不条理な行動でしかない。
    それを理性的にちゃんと理解できる主人公の葛藤を上手く描いていてクリスプラットの演技も素晴らしかったです。もちろん真実を知るまでの彼女の行動や表情、知ってしまった直後の苦々しい表情…ジェニファーローレンスの演技もほんと素晴らしかったです。
    SFの程ですが、要は許しを請う者と許せない者との心の機微を描いた恋愛主軸の物語なので内容はまぁまぁです。
    まぁ面白い作品ではあります。

  • ネットで視聴(英語字幕)

    男と女の愛情関係では、男がアプローチし、女が受ける形になる。
    そうなるように女がしかけることもあるので100%男の意思とはいえないが、外形上はそれがふつうだ。

    ふたりの愛情が、たとえば結婚という形で結実するまでには、精神的、肉体的、経済的・社会的なさまざまなレベルで関係が進行する。
    うまくいく場合はいいが、うまくいかないことも、もちろん多い。

    男が真剣になった場合には、相手の拒絶にあってもそう簡単に諦められない。世間知らずや経験不足がそれに輪をかけると、容易にストーカーに転落してしまう。男から女へという基本構造があるのでそうなりがちなのだ。男が女を好きになるときには、相手からのすげない拒絶とともに、自分がそういう状態に陥るリスクも覚悟しなければならない。その覚悟がなければ、人を好きになる資格はないともいえる。

    女からすれば、好きでもない男に言い寄られるとは迷惑千万な話で、そういう性向のある人間はすべて犯罪者予備軍として法律で取り締まってほしいかしれないが、そうすると男は、とくに若い男は全員が該当してしまいかねない。残るのは経験を積んだ手練手管に長けた男か、女性に関心を失った老人か、臆病な妻帯者、オシメがまだ取れていない子供だけになってしまう。それは女にとっても好ましい事態ではないだろう。

    男女平等なのだから、男のアプローチがなくても好きになった方から言えばいいのではないかという論は抽象論で――たいていは臆病で身勝手な男が唱えている――実際はそうはならない。そういう例もまれにはあるが例外である。基本構造はそうなっていなくて、やはり男は女を追いかけるものだし、女は男に追いかけさせてこそ真価を発揮する。

    そういう基本構造のもとで、男の過激な愛情の表現を、女はどこまで許すことができるのか。
    それがこの映画のテーマである。

    男による人生の略奪を、女は奪われたと感じるのか、それとも愛情の絶対的な表現と考えるのか。男のエゴイズムはいうまでもないが、そういう男を、自分を最も愛してくれる唯一の人間として受け取ることができるのか、最低最悪の敵と思うのか。

    男が女を好きになる時には、一方的な関係からはじまる。じつは、この映画と同じ構造で進む。
    男にはよくわかる話なのだが、現代の女性の眼から見て、この映画はどう映るのだろう。

    (ちなみにこの映画の主人公とヒロインの立場を入れ替えてみると、男女の違いがよく分かる。目が覚めたら横に見知らぬ女がいて、じっとこちら見ているというシチュエーションは、相手が絶世の美女だったとしても、実は恐怖でしかない。男から女の場合はラブ・ロマンスができあがるが、逆の場合はスティーブン・キングの「ミザリー」のようなホラー映画しかできないのである。ああ怖い。想像するだけでも震えがきてしまう。)

  • もし私が希望のない孤独に身を置かれたならば...
    ジムが取った行動に同情せざるを得ない。
    半面、起こされたオーロラはたまったもんじゃないだろう。殺人だと表現していたがまさしくそうで、一人の男のエゴで未来を奪われてしまったのだ。
    宇宙船が壊れるか否かの危機で二人は絆を取り戻すところがご都合主義に見えるけれど、存外人間はそういう状況におかれるとそうなるのではなかろうかとも思う。
    なぜならば生きていく上では環境や状況に適応していかなければならないし、孤独は人間にとって何よりも耐えがたいものだからだ。ジムが死んでしまうかもしれないときのオーロラの表情は、愛する人を失う恐怖というより、孤独への恐怖のように感じた。
    ストックホルム症候群やつり橋効果など色々心理的要因は考えられるけれど、一番はイケメンと美女だからうまくいくねん、、笑

    小さいところで文句を言うと、動力源が損傷するような重大な事故が起きてるのにスタッフは全員冬眠してること、ジムが宇宙空間で相当な時間低酸素脳症にさらされていたにも関わらずすっきり蘇生したことや、繊細な宇宙船内を植物園にしても想定外のことが起きずホームステッド2に到着できたこと、、まあそこはご都合主義でいいのだろう。

    宇宙船の外観、船内ともに、デザインがとても美しかった。映像、ストーリー、イケメンと美女、娯楽映画としては程よくライトでバランスのよい映画だと思う。

  • 期待していた以上に面白かったです。

    予告を観て、コールドスリープから目覚めてしまった2人の男女が吊り橋効果で恋に落ちる話…だと思っていたのですが、実際は良い意味でもっと深く重たいお話でした。

    1年近くも孤独の中で生きるというのはどういう感覚なんだろうか。なぜ自分だけがという疎外感、宇宙船の中で一人歳を取り死んでいくのかという恐怖感。主人公の取った行動は賛否両論ありそうだけれど、人間というのはそこまで強くできてはいない、と思う。

    ジムとオーロラは、本来出会うはずのなかった二人。言うなれば身分違いと言っても過言ではない。結果的にジムの選択が二人の人生を決定づけたとはいえ、ジムのカプセルが故障したことも、ジムがオーロラに一目惚れしたことも、必然だったのだと思いたい…な。

    余韻を残すラストがとても良かったです。

  • ぼーっと観るにはちょうどいい作り方。正月向け。

  • クリス・プラットもジェニファー・ローレンスも好き。
    というわけで好き←

    いやー死ぬだろうこれは、と思うところで死なないのはマーベルがらみ?(違)

  • 題材は悪くないのに生かせていない作品。
    口の軽いバーテンダーに都合のいい3人目の役割、退場。船のトラブルで協力せざる負えない状況を作る…など都合のいい展開が気になってしまう。
    女性側からすると無理やり起こされた挙句「寝てる時ずっと見てたんだ」って言われても怖いだけ。最後もあっさりしてて結局彼女は愛ではなく孤独に負けただけに見える。

  •  5000人の人間がコールドスリープし、120年かけて遠い星へ行く宇宙船。30年後に一人の男がなぜか目覚めてしまった。再度のスリープはできない中、男は。。。

     二人が目覚める話だと思ってたが、こういう話だったのか。これは切なく、そして責められない。SFだが恋愛物語でもある。むしろそっちの色が強い。
     目覚めたことに意味が生まれるストーリー。結局人はどんなことが起きたかではなく、その結果をどう受け入れて生きたかなのだと思う。
     クリプラもジェニファー・ローレンスもいいのだけど、ラスト前のクリプラはGOG2の逆だったよね。

  • 発想は面白かったし、映像表現もなかなか良い。
    それだけにところどころ気になる部分がある。

    冬眠から覚めた人が、最初は少し混乱している。
    →これっておかしくない?手術の麻酔みたいなものだろうし、さっき寝たばっかみたいな感じになるんじゃないの?

    冬眠から冷めたあとは水を多めに取りましょう
    →これって変じゃない?冬眠マシンで寝ている間は水分が足りているわけだから、急に足りなくなることはないよね?カラカラにしてから冬眠するのかな?

    宇宙に一人で飛び出して泣くところ
    →その涙はどこに落ちとるんじゃ!

    ヒロインもかわいいし。
    見ても損はないと思う。

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