愚行録 [DVD]

監督 : 石川慶 
出演 : 妻夫木聡  満島ひかり  小出恵介  臼田あさ美  市川由衣  松本若菜  中村倫也  眞島秀和  濱田マリ  平田満 
  • バンダイビジュアル
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本棚登録 : 278
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569648488

感想・レビュー・書評

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  • 2度目です。
    全く内容覚えてなくて。

    AmazonPrimeのAIは本当に優秀ですね。
    ウォッチリストを超えてくる。それはもう毎回「あなたが興味のありそうな映画」から選ぶことになりますよね。

    人が生きていくために必要な力は、決してポジティブなものだけじゃない。
    狡さ、計算高さ、見て見ぬふり、秘密の共有、利己性、被害者面。

    人間が抱える嫉妬や僻み、憎しみ、家柄に代表されるしがらみ。それらが、劇中で絡み合った手が誰かに忍び寄るように、人間の心をじっとりと追いつめて、侵してゆく。

    一年前のあるエリート一家殺害事件を追う記者(妻夫木)。その記者が事件を追い、真相が明らかになる中、別の事件とも重なりを見せ、迎える衝撃のラスト。

    妻夫木が取材を始めた本当の理由など、ちょっとネタバレサイトの力を借りると、一回目では気付けなかった伏線があったりして、この作品の威力と重量感につぶされそうになる。

    まともな人、弁護士さんくらいだったなあ。
    でも結局、人生正論ばかりじゃない。愚行の程度が、人それぞれ違っているだけなのかも。

  • 理想的な家族は 誰に殺されたのか?
    それぞれの証言から浮かび上がる
    【人間の本性とは】

    エリートサラリーマンの夫(小出恵介)美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中 (妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。
    「愚行録 公式サイトより」


    ……人間怖い〣( ๐_๐)〣
    そんな映画でした。

    何か闇を抱えた主人公の妻夫木聡。主人公の妹で 育児放棄で捕まった光子役の満島ひかり。二人の怪演がすごいってね。それはそうなんだけど、

    それよりエリートサラリーマン役の小出恵介があまりにもハマり役! こいつが物凄いクズなのよー笑
    あとハイスペックな男とすぐに関係持っちゃう山本役の松本まりかもピッタリ!

    小出恵介ってもう40歳なんだねぇ。 妻夫木聡と満島ひかりってドラマ「若者たち」でも兄妹だったねぇ。

    ラストシーンで明かされた真実は衝撃だった。
    原作読みたいなぁ。

    • yukimisakeさん
      あ、ゆーきさんせっかくいいねして下さってたのに10巻削除して登録し直ししてすみません!表紙の見つけ方をなんとなく把握してきまして。

      1Qさ...
      あ、ゆーきさんせっかくいいねして下さってたのに10巻削除して登録し直ししてすみません!表紙の見つけ方をなんとなく把握してきまして。

      1Qさんのせいですので、全責任は1Qさんがとって下さいますm(_ _)m

      ついに頭文字にされた笑
      2024/03/14
    • ゆーき本さん
      私のコメント欄に真面目な人がコメントしにくるわけないだろーーー۹(◦`H´◦)۶







      変なみんなが大好きです( •ε- )♡笑
      ...
      私のコメント欄に真面目な人がコメントしにくるわけないだろーーー۹(◦`H´◦)۶







      変なみんなが大好きです( •ε- )♡笑

      あ、他の真面目な方まで巻き添えにしてしまった笑


      2024/03/14
    • ゆーき本さん
      ユキ 大丈夫
      新しい方にもいいねしてきたd('∀'*)笑

      ちょっ!!
      めっちゃイジられそうな表紙で……
      ゞ(≧ε≦*) 爆笑!!
      ユキ 大丈夫
      新しい方にもいいねしてきたd('∀'*)笑

      ちょっ!!
      めっちゃイジられそうな表紙で……
      ゞ(≧ε≦*) 爆笑!!
      2024/03/14
  • ながら見だったから不安になって考察とか見たけど、案外ちゃんと把握できてた。人物が多い割に、重要な点はまとまりを持って収まっているので難しくはない。ただ、内容的に好きか?面白いか?と言われたら別に。

  • 関係者の取材を通して故人の姿を浮かび上がらせる。「市民ケーン」のような手法はベタながらも引き込まれます。殺された男も女も一癖も二癖もありそうで。

    記者である主人公自身も問題を抱え、この2つのプロットがどう交わるのかが本作の大きなポイント。のはずなのですが、地上波の番組紹介が思い切りネタバレだったのには驚くやら呆れるやら…。

    その真相は「さすがそんな偶然ないだろ」とは思うのですが、最初から疑っていた、ということなのかな。多少の納得感はありますが、関係者の愚行の数々、まともな奴はいないんかい、とげんなり。

    TVK「映画の時間」にて

  • こんな映画もあったんだ。知らなかった。
    なんか土砂降りの中にいるみたいだった。
    お通夜以上に暗い気持ちになる。

    たしか、みんな、幸せになりたかっただけなのに。

    出てくるヤツの屑度、高すぎ。
    人を利用して成し得たものは、
    所詮 砂の城なんかもね。
    自業自得、因果応報‥
    殺された一家や屑連中だけでなく
    生きているみんな、罪人なんだろう。

    大切なひとが不幸になりませんように。


  • 10年前に原作を読んでいるのに全く覚えていなかった。
    犯人を知って驚き。
    「蜜蜂と遠雷」と同じ監督。なるほど確かに退屈な間や音楽の使い方が似ている。

  • WOWOW/日本/2017年/製作/120分/G/日本/石川慶監督/妻夫木聡出演

    日本は格差社会どころではない。階級社会だ。下層階級の者が上昇志向で、上流階級に食い入ろうとしてひどい目にあい、殺人に走るというのが骨格だ。確かに一部特権的な上流社会は存在しそうだが、そこに入り込む必要もないし、上流社会の人がみんな性格が悪く、犯罪も平気という設定もずいぶん薄っぺらな感じを受ける。偽悪的。

  • 結末は当初の想定内。

    後味の悪さも想定内。

    世の中にはどうしようもない人もいる。

  • 何とも言えぬ…。

  • 主人公は、あるエリート一家惨殺事件を追う妻夫木聡演じる記者。
    近所では評判の良い幸せそうな一家だったが、被害者の同僚や大学時代の友人にインタビューをするたびに浮かび上がる別の顔。なぜ彼らは殺されたのか。

    妻夫木聡ところ満島ひかりの演技に圧倒されます。

    ネタバレ↓

    イヤミスも好きだし、読者を騙す仕掛けも好きなのですが、これはどうやら映画化には難しい原作のようですね。
    小説なら説明せずとも済むところが映像化されるとなると「理由や背景を説明して欲しい」と思ってしまう。妻夫木が宮村淳子を殺した理由が最後までよく分からなかった。妹が犯人であると突き止められて口封じに殺したのか、単にカッとなって殺したのか。
    妻夫木があの事件を洗い直したかった理由がなんだか結局分からなかったし。

    小出恵介側から出てくるエピソードもなかなか面白かったのに、結局彼は単に奥さんの悪行のトバッチリで殺されただけってのもなあ。まあ、登場人物それぞれの愚行を俯瞰的に楽しむ話のような気もするので、それは論点ズレるけれども。ただ、映像化するとそういう部分が気になる。

    出だしの妻夫木のバスで足を引き摺るエピソードは映画オリジナルのようですが、彼の本質が垣間見えて面白いですね。

    にしても、精神科医の平田満は狡いだろ〜。何かあると思っちゃうじゃん。

著者プロフィール

1977年、愛知県生まれ。ポーランド国立映画大学で演出を学び、2017年『愚行録』で長編映画デビュー。同作が、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出、新藤兼人賞銀賞などを受賞。ほかに『イノセント・デイズ』(WOWOWドラマ)、『蜜蜂と遠雷』、『Arc アーク』など。現在公開中の映画『ある男』は、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門、釡山国際映画祭クロージング作品に選出。また国内でも日本アカデミー賞8冠を獲得するなど、国内外で高い評価を得ている。

「2023年 『軽やかな耳の冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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