LION/ライオン ~25年目のただいま~ [DVD]

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監督 : ガース・デイヴィス 
出演 : デヴ・パテル  ニコール・キッドマン  ルーニー・マーラ  デヴィッド・ウェンハム  サニー・パワール 
  • ギャガ (2017年10月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921405386

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • インドの貧しい村から、誤って電車に乗り、遠いコルカタにたどり着き、身元を失った少年が、その後オーストラリア(タスマニア)の裕福な家庭に養子でもらわれ、オーストラリアで不自由なく育ち、ふとしたきっかけで故郷を探し始める物語。
    限られた記憶を頼りに、Google Earthを使って、駅を一個一個潰していく、そんな気の遠くなるようなやり方で本当に生まれ故郷を見つけた、というのは驚異的。テクノロジーの発達した時代の、おとぎ話のような実話ですね。
    でもストーリーとしては感動の帰還、それ以上ではないかなあ。実際にいろんな人に迷惑かけてるわけだしね。インド社会の知られざる闇を描くならもっとそういう描写でもよかったわけだし。

    ちなみに、ルーニー・マーラ美しすぎ。ドラゴン・タトゥーの女と同一人物とは思えない。。。

  • インドで5歳の時に迷子になり、オーストラリアに養子に出された男性が、記憶の断片を辿りながら、Google earth を駆使して、迷子から25年後にインドの自分の家を探し当てる…、という実話に基づくお話。

    あちこちに掲載された、そんな紹介文そのままの、至極シンプルな展開のお話なのだけど、それ故に、かえって、テーマが際立って明確に見えてくる作品。

    インドで生まれ、オーストラリアで育った青年サルーは、学業も、仕事も、恋人も、良好だった里親との関係に溝が出来ていくのもかまわず…それこそ、全てを投げ打つように、検索作業に没頭していきます。

    そんな彼の執着心と異常とも思える姿は、

    「自分は一体何者なのか?どこから来たのか?」

    という問いに突き動かされており、その答えがわからないことが、どれ程辛いことであるかと同時に、存在の自己肯定の土台として欠かせないものであることを、まさに直球で突きつけてくるのです。

    インドからオーストラリアに渡り、国籍まで変わったサルーほどでなくても、例えば、父親を知らず、母親にも教えてもらえず、戸籍にさえ父の名の記載のない、いわゆる日本の法律では「嫡出ではない子」と定義される人や、施設等で育ち、実の家族の手がかりがないままの人などは、同じように、自己のルーツやアイデンティティを求めて少なからず苦悩し続けているのかもしれません。

    物語の最後、インドの家族と再会し、とても晴れ晴れとしたサルーの表情を見ると、家族の事情があってルーツがわざと明かされない、もしくは明かせないことも当然あるのでしょうが、できるのであれば、子供たちが成人した時に、辿るか辿らないか選択できるだけの手がかりを用意しておくのも、関わる大人の義務なのかもしれない…と強く思わされた作品です。

  •  誰かに会えないことより、誰かに会ってあげられないことの方がずっと辛い。 自分の大切な誰かの寂しさや不安を埋めてあげられないことはただ苦しく、もし自分が会うこと以外でそれが解消できるのなら、究極的には、会えなくてもよいのだ。 自分のためではなく、誰かのために「会いたい」気持ちが世の中には溢れていて、それは世界中に存在する無数の孤児とその家族の中に、そして、この物語の里親の中にも在る。 その気持ちに泣いた。

  • ラストでタイトルの伏線回収はずるい

  • 何せこれはほとんど実話なのだから、面白かった。面白くないわけがない。いや、実話なのだから、一人のインド人少年の人生がかかっているのだから、面白かったじゃ済まないだろうけれど。

    とはいえ、こういう事実に基づく映画を最近やたらと見かけるけれども(そしてエンドロールでモデルになった本人の映像や写真が映し出される。そのはしりはジャック・ベッケルの『穴』だろうか)、たいていの作品が事実に引きずられて何だかまとまりのない展開になる。ドキュメンタリーにした方がよほど良かったんじゃないかという物が多い。本作も然り。主人公サルーの内面を追うばかりで、他の登場人物の内面がないがしろにされていてほとんど存在感がない。
    これじゃあ事実の大安売りではないか。

  • インドの文化って本当に不思議。
    サルーがちょっと面倒臭い奴だなぁ!てシーンもあったけど、自分のルーツが不明なのだからナーバスにもなるか。
    音楽も良くて面白かった。

  • 2018/01/04 新年一作目。
    監督 ガースデイビス 原作 サルーブライアリー
    サルー デブパテル
    ルーシー ルーニーマーラ←だいすっきや
    スー ニコールキッドマン

    オチまで知っていたけど感動した。映像で観ると尚感動した気がする。
    序盤のクドゥとサルーの兄弟仲や所々挟まれる母親の息子達への愛情の描写がずしずしと重なって少しずつ厚くなって観ているこっちもサルーの気持ちにリンクして、こうギギギ…ッとなると言うかw
    サルーだけでなく、育ての母のスーの養子を迎えた理由にも胸を打たれた。子供を持てなくて養子を迎えているんだとばかり思っていたけど彼女の「世界中には人があふれてる。子供を産んで世界がよくなる?恵まれない子たちを助けるほうが、意義がある」という台詞にガツンとやられた。

    自分はあまり考えた事はないけど、自分がこの地球で生きていく上で何が出来るかや意義とか"何者"であるかというのを考える人って凄いよな…。

    終盤の胸の締め付け感。
    ①故郷に戻ったサルーは線路で当時のままの兄の幻影を見る。線路で遊ぶ兄弟の描写は兄の死を示唆しているようで、その後の実はエピに(゚Д゚)…となった。

    ②サルーは迷い子になって駅や警察で自分がいた地名や名前を言って新聞にも行方不明児童として載るも進展がなかったけど、実は当時サルーはとても幼かった為地名を間違えていたこと。
    自分の名前も間違えていたことを知る。
    本当の名は『シェルゥ』ヒンドゥー語で『ライオン』
    タイトル回収(´;ω;`)バァァアアとなりました。

    インドの闇がさっくり、さらっと前半折り込まれていたけど、もう少し詳しい描写があってもいいんでないかなぁ
    人身売買からの臓器売買、児童虐待(折檻も性虐待も含)も、ここから先はお察し…的な描写で分からない人が見ると今の何ぞ?てかんじにならんのかな。
    あまり深く描くと主題がブレそうになるからかな。
    原作にはもう少し詳しく書かれているんかな。

    原作のまま映画にはしてなくて入ってない話、描写が多々あるみたいなので原作を見て映画を観るとより楽しめるかも。マントッシュの闇とかよく分かるぽい。


    デブパテルはイケメンだなー。
    ルーニーマーラは本間普通にしとっても艶っぽいし魅力的。ニコールキッドマンの美しさにも惚れ惚れする。

  • 毎年インドで行方不明になる子が8万人以上、というのに驚いた。
    育ててくれた両親への思いと、故郷の母、家族に会いたい、無事を知らせたいという思い、25年迷子のままだったサルーの思いは計り知れない。
    最後にお母さん、ママ、サルーと3人で抱きしめ会えてよかった。

  • 2017/11/20
    子どもの頃のサルーがとても可愛らしい。
    悲しい過去を持つサルーが大人になって、今も自分を探し続けているであろう家族の思いに苦しむ気持ちはなんとなくわかる。
    でも救いは、育ててくれた家族がとても愛情深く育ててくれたこと。
    最後は素直に泣けた。
    素晴らしい映画。

  • サルー役の子役 本当に可愛い お兄ちゃんも良かった
    何が幸せかは分からないけど…
    実話を基に出来た映画
    インドの身元不明の子供たちの多さに 驚き インドの貧しい村で生まれながらも 優しい母や兄 妹と 子供だったから すべてが眩しく幸せだったんだろうが、迷子になってオーストラリアの夫妻の養子ととしてもらわれてゆくが、その親達の信念が凄いし、感動した
    やっと 探し当てた 実家だったが、お兄ちゃんが亡くなっていたのは悲しかった。
    何処にいても 見つけられる監視塔のようなGoogleearthも 役立つ事があるという現代の世界を見せつけられたようなところもあるが、何にせよ使い方や方向性 そして 人を動かす信念って大切だと思ったが 悲しい映画というよりも主人公は運が良かった人なのかも…と他の孤児の子供達の現実に ハッとさせられた。

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