ムーンライト スタンダード・エディション [DVD]

監督 : バリー・ジェンキンス 
出演 : トレヴァンテ・ローズ  アシュトン・サンダース  アレックス・ヒバート  マハーシャラ・アリ  ナオミ・ハリス 
  • TCエンタテインメント
3.37
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本棚登録 : 388
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474188173

感想・レビュー・書評

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  • 黒人、貧困、麻薬というよく耳にする様なワードに”同性愛”というワードが加わった異色の映画。母子家庭で母は薬中。薬の売人を嫌うが、成長してからは自分も薬の売人になってしまうシャロン(アレックス・ヒバートさん、アシュトン・サンダースさん、トレヴァンテ・ローズさん)と唯一の友人・ケヴィン(ジャレル・ジェロームさん、アンドレ・ホランドさん)との交友をじっくり・温かく見守って下さい。

  • オカマといじめられた少年が青年、大人と成長していく。
    その過程の中で母との軋轢や性に対する戸惑いを経験していく。決して順風満帆な人生ではないが、そこには確かに困ったときに助けてくれる隣人や、愛情を与えてくれる友人がいる。そんな人の温かさに触れられる作品。

  • 具体的にどこが?と聞かれたら、
    答えるのに困ってしまうのだが、
    なんかココロにひっかかり続ける、
    そんな静かな映画でした。
    たまには、こんな映画のほうがイイよな。

  • ん?なんだこれは?純愛映画?と、理解していいのかな?

    プライムビデオで「グリーンブック」と「インビクタス」を観たら、次にこれがおススメの映画で出てきた。黒人の少年シャロンは、ヤク中の母親にひどい扱いを受けて育つ。なんとなく女性っぽいところがあり、同級生にはいじめられ、ひどい暴力も受ける。ケヴィンという友達は、対等に接してくれる。が、ケヴィンも弱い少年の一人だ。同級生にシャロンをなぐれ、などとけしかけられ、断れない。

    ちょっと理解できなかったのは、これは黒人社会のコミュニティの話なのだが、黒人が黒人を差別するような描写がけっこうあること。
    シャロンを可愛がってくれる麻薬の売人の男や、シャロンの同級生たち、そしてケヴィンも、親しみを込めて?シャロンに「ニガ」とか「クロ」とか呼ぶ。貧しい黒人の社会で、黒人が黒人であることに誇りを持てないからなのか?その辺がよくわからないなぁ。

    大人になったシャロンは母から投げつけられた酷い言葉を忘れられずにいる。母が赦しを乞う場面、シャロンが赦しを与える?場面は泣けた。そしてケヴィンに再会する場面。相変わらずケヴィンはよくわからん奴だ!!(笑)
    しかしシャロンは、ケヴィンと一度だけ、触れ合った記憶とともに生きてきたのだ。
    うーん、最後、それでどうなるんか?
    シャロンの前途は多難そう。

  • リトルといじめられる黒人少年が売人と出会う。母はその売人から薬を買っており、セクシャリティの悩みと共に少年の生きにくさ、苦悩は根深い。
    高校時代、一度触れたケビンにも殴られ、「おかま」と呼ばれることを許すなという売人の言葉通り行動したシャロン(リトル)は売人となる。
    ケヴィンから連絡をうけ、久々に会いに行くシャロンは、母親との会話を後に勇気を出すのだった。

    こんなにも勇気が要る、密やかに秘めねばいけないものなのか。人生の苦みを凝縮した誠実な映画だった。最後の甘いエンドにも将来の苦みは続く。
    主人公のシャロンが徹頭徹尾かわいかったな…

  • TVにて
    母子家庭の貧困、母親の薬物依存、ゲイであることなどをテーマに主人公の成長を描いている。

  • なんか切ない。

  • 黒人が出てくるが、内容はいまいち。
    同性愛者の話。

  • 人間が人間を愛する。
    シンプルな形の愛が社会や文化に阻まれて壊れてかけている。その物悲しさが映画のなかに流れている。

  •  ある黒人の少年期、青年期、成人期を描く。

     三つの時期に分けて描くことによってある種の循環が見える。マハーシャラ・アリ演じる立派な黒人男性がなぜ麻薬の売人なのか。いじめられっ子だったはずの主人公が大人になって麻薬の売人になる過程を見て、何となくその理由が分かる気になる。
     ただ、この映画はそういった貧困と犯罪の連鎖を描きつつも、そこで生きる人々をただの被害者として描いていないように感じた。弱さ故に憎むことになる時があっても人との絆で人は生きていける。そんな思いを感じた。

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