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- / ISBN・EAN: 4562474188173
感想・レビュー・書評
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黒人、貧困、麻薬というよく耳にする様なワードに”同性愛”というワードが加わった異色の映画。母子家庭で母は薬中。薬の売人を嫌うが、成長してからは自分も薬の売人になってしまうシャロン(アレックス・ヒバートさん、アシュトン・サンダースさん、トレヴァンテ・ローズさん)と唯一の友人・ケヴィン(ジャレル・ジェロームさん、アンドレ・ホランドさん)との交友をじっくり・温かく見守って下さい。
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オカマといじめられた少年が青年、大人と成長していく。
その過程の中で母との軋轢や性に対する戸惑いを経験していく。決して順風満帆な人生ではないが、そこには確かに困ったときに助けてくれる隣人や、愛情を与えてくれる友人がいる。そんな人の温かさに触れられる作品。 -
具体的にどこが?と聞かれたら、
答えるのに困ってしまうのだが、
なんかココロにひっかかり続ける、
そんな静かな映画でした。
たまには、こんな映画のほうがイイよな。 -
TVにて
母子家庭の貧困、母親の薬物依存、ゲイであることなどをテーマに主人公の成長を描いている。 -
黒人が出てくるが、内容はいまいち。
同性愛者の話。 -
人間が人間を愛する。
シンプルな形の愛が社会や文化に阻まれて壊れてかけている。その物悲しさが映画のなかに流れている。 -
ある黒人の少年期、青年期、成人期を描く。
三つの時期に分けて描くことによってある種の循環が見える。マハーシャラ・アリ演じる立派な黒人男性がなぜ麻薬の売人なのか。いじめられっ子だったはずの主人公が大人になって麻薬の売人になる過程を見て、何となくその理由が分かる気になる。
ただ、この映画はそういった貧困と犯罪の連鎖を描きつつも、そこで生きる人々をただの被害者として描いていないように感じた。弱さ故に憎むことになる時があっても人との絆で人は生きていける。そんな思いを感じた。