steam版の感想です。
携帯ではなく据え置き機という事で、こちらに書かせていただきます。
話は面白い。
過去二作との繋がりは強いが、
特に前作の諸々が良く分かる感じ。
9人中4人が旧作キャラという事で、新鮮味に欠けるかと思われたが、
やってみたら気にならなかったです。
最終的なトリック、オチも満足です。
steamならではと思われるが、
コントローラーとマウス操作を併用して出来るのも心地よい。
状況によって手軽に使い分けられる。
ただ、欠点も多い。
・絵が変わった
インタビューではリニューアルの意味もあるらしいが…
他の演出も含め、海外ドラマみたいな、海外を意識した感じは分かる。
けど、今までの絵に慣れていたため、いきなり変わるのは違和感でしかない。
確かに3Dで表現しづらい絵なのかもしれないが…
そんなの交渉でどうとでもなるだろ。
しかも、元々僕は西村キヌさんのファンで、
それきっかけで過去作に手を出した経緯もあるため、
これは大きなマイナス。
・ゲームを始めてから脱出パートまでが長すぎる
過去作はすぐに脱出パートがあったのに、
今作ではすげー先。
このゲームの一つの醍醐味である脱出パート。
新作をやってみて、早く体験してみたい!
というプレイヤーの気持ちを分かってないのか。
・ムービー&字幕
会話パートがムービーになった。
これにより、ゲームをしている感覚が減り、
ずーっとムービーを見せられてるような感覚。
文章もボタンでポチポチしたいじゃん。
一応字幕を飛ばす事も出来るけど、飛ばし過ぎちゃって
ポチポチほどの利便性は無いし。
・エンディングが味気ない
MOTHERかよ、って位の今時それはないぜ、っていう
黒バックにスタッフロールのみの演出。
見る気がしない…
エンディングのその後も何故かファイルによる文章で説明。
手抜き感しかない。
完結編のラストなら、もうちょっと華々しい演出が欲しかった。
それともストーリーで満足しろって事か?
・今さらかもしれないが、ちょいちょい都合良すぎ&シフトしまくり
まあ、面白さに繋がってるからいいものの…
・淳平が1年であの変わりようはさすがに無理があるw
・脱出パートの必然性が薄い
過去作には「危機感」「極限状態」という意味もあったけど…
薄い、というか、同じ、なんだよなー。
なんかそこ変えて欲しかったな。
そんな感じで、面白かったですが、もうひと押し欲しかったですね。