青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? Wシリーズ (講談社タイガ) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • タイトルのセンスやオーロラのキャラクター、オーロラ周りのエピソードが情感あって好きなので、この巻はシリーズで1番お気に入り。

  • 2020/4(電子書籍を見つけたため再掲)

  • 今作は淡々としていていまいち。
    ウグイが昇格してハギリの元を離れる場面で終了。
    次回作以降どうなる?

  • オーロラが好きなので★5です

  • wシリーズ6作目。もう6作目なんや!このシリーズ、どんどん面白くなるなー。
    真賀田博士が四季シリーズで種を蒔いていたものがこうなってるわけだ。
    すげぇな。四季……てか森博嗣(笑)

    今回は特にハギリ博士とウグイとのやりとりがかわいくてかわいくて。デボラやオーロラ交えてのやりとりとかほんとかわいい……とかほんわかしてたら、マジか!ウグイ退場?!
    次、ペガサスはまた雰囲気が変わるのかな。

  • 本シリーズ全てに共通するかもしれないが、特に本作は科学と未来に対する示唆に富んだ作品でした。

  • Wシリーズ6作目。Kindleにて。
    閉じ篭もってる人工知能…というのがツボ。海底に沈んだ潜水艦とか、北極点で見る月とか、何となく切なげな感じだったけど、主人公的にも森博嗣的にも、まったく感傷的な内容ではありません。
    次巻は10月頃、『ペガサスの解は虚栄か?』。あと4巻で終わってしまうなんて寂しい。
    170804読了。

  • AIが発展した未来を予見させる内容
    ミステリー色は薄味だが、ハウダニット物とも言える感じで非常に面白い。

  • 難解のようだけどもとてもわかりやすく、生とか死とか存在することとかを考えさせてくれる。
    でも考えたからってどうにかなるものでもないわけで、いつか遠い未来にこの本の内容のようなやり取りが行われたら、なんてニヤニヤすることくらいしかできない。

  • 森博嗣的な人工知能の進化の方向性を示す回だった。「人間らしからぬこそ、人間らしく」といった感じだ。

    Wシリーズでは、まだ「人間を超えてしまったからこそ、人を統べる、あるいは滅ぼさんとする」といったテクノロジが暴走するような未来は示されていない。これからそうなるかもしれない、と含みをもたせている程度に留まっている。まだユートピアでもディストピアでも無いが、萌芽は見られる。回をおうごとに楽しみになってくる。

    去年か一昨年ぐらいから、機械学習や人工知能といった分野で革新が起きており、「今度こそホンモノだ」といった言説を見たことはある。時事的といえば、このWシリーズは、201X年にとっての地続きの未来を描く意図があるのかもしれないと思った。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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