鬼滅の刃 7 (ジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 :
  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 2020年12月20日記述

    鬼滅の刃第7巻。
    吾峠呼世晴氏による著作。
    デジタル版発行2017年。

    無限列車に乗り込み、列車と一体化した魘夢の首を切る場面までが描かれている。
    現在公開されている映画鬼滅の刃無限列車編の話の部分になる。
    冒頭はアニメ1期の最後の辺り。
    夢の中という特殊な状況下を描いている。
    夢の中を描いた作品というと映画インセプションが有名だが・・・
    漫画ではあまり記憶が無い。
    魘夢の手だけが列車の中の人間に指示を出す場面は
    アダムスファミリーの手の奴を思い出す。

    人間とは弱い存在だ。
    つい見たい現実を見続けたいという思いからありのままの現実を見る事ができない。
    認識ができないといった事は現実の社会でも頻発する。
    弱い存在であること、放っておくと自分にとって都合の良い、耳障りの良いニュースばかりを集めてしまう。
    もしくは派閥で都合の良い事しか言わない茶坊主ばかりを下に集めてしまう。
    そうでは無く、もっと己に厳しくなる事が必要なのだと思う。
    意識して自分と異なる見解を述べるものを全て認めなくとも見る読む習慣をつける。
    厳しい事を直言する部下を重用する。
    ネゴサーチして厳しい意見を受け止める。
    (もちろん誹謗中傷はスルーしないと駄目だが)

  • 読了
    1回目 2021.12.4

  • 新たな指令で無限列車に乗り込んだ炭治郎達は炎柱の煉獄杏寿郎とともに、列車に潜む鬼を退治するつもりがいつしかうたた寝をしてしまう。幸せな夢を見る彼らだが、それは厭夢によって作り出された幻であり、精神の核を破壊されようとしていた。夢の中で自害を果たした炭治郎は目覚め、煉獄達と力を合わせ、人質となった列車の乗客200人を守り、厭夢を倒すために戦う。
    「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ。須くひれ伏し!!崇め讃えよ、この俺を」(伊之助)

  • 無限列車編が始まる。蝶屋敷を出る際の炭治郎のアオイやカナオへの話はイケメン優等生過ぎる。善逸や伊之助のようなドタバタ対応の方が漫画的である。

    炭治郎と善逸、伊之助、炎柱・煉獄杏寿郎が無限列車に乗り込む。善逸は弱虫であり、伊之助は猪突猛進である。二人とも騒がしいばかりで話が進まないために、あまり好きになれなかった。二人の我の強さが無限列車の戦いで役に立つ。扱い難いくらいの強烈な個性を持っていることが強みになる。ダイバーシティの21世紀を反映した作品である。

    ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』では内海の希望でバドはワガママな性格に育てられた。このバドの性格は内海の陰謀の足を引っ張る要素になった。これは20世紀的な限界だろう。

    無限列車編を描いたアニメ映画は大ヒットした。あっという間に映画興行収入は百億円を突破し、煉獄杏寿郎が百億の男になった。週刊少年ジャンプ連載漫画のアニメ映画はオリジナルストーリーが定番である。『鬼滅の刃』映画のヒットには原作を映画化したことも一因だろう。アニメ映画オリジナルストーリーは、どうしても子どもっぽさが出る。その子どもっぽさは当の子ども達にも敬遠されがちである。

  • テレビのアニメで観たのは、このあたりまでか。絵の方もだいぶ落ち着いてきた感じだし、楽しかった。このあと、映画とかそのつづきになっていくんだね。アニメをみて、話はしっていたものの、でもマンガはマンガとして、先が気になってどんどん読んでしまった。面白いんだね。

  • <7狭所の攻防>
    下弦壱 血鬼術 厭夢 強制昏倒催眠の囁き

    無限夢列車

  • 惰性で読んでいる展開に飽きた

  • 劇場版を見に行く前に無限列車編の直前までを読み、劇場版を見終わってから続きを読むという徹底ぶりである(笑)
    いやいやホントね。
    この辺加速度的に面白くなっていくね。
    しっかり助走があった分スピードが乗ったら速い速い。
    そういうことよそういうこと。
    しかしホント原作はサラッとあっさりしてるなあ。
    コレをこのアニメに昇華するとはホントなかなかであるな。
    原作あってのアニメ。
    そしてアニメがあったからこそのさらなる原作の面白さ。
    売れるわー。
    コレ売れるわー。

  • 炭治郎が見せられる夢はあまりにも残酷で、とても心が痛いわけだが、それがあまりにも真に迫っているようで、おそらくこれが本作の素晴らしさの根底にある。
    炭治郎は幸せだった。優しい母と多くの兄弟姉妹に囲まれ、負荷が自分にかかっているとはいえ、楽しく毎日を送っていた。その日常がぶっつりと断絶される。
    それは決してフィクションではない。楽しい、こんな毎日が一生続けばいいと思ったところで、絶対に確実にその日常は破壊される。間違いなく、寸分の狂いなく、破壊される。
    残酷で、悲しくて、やりけれない。炭治郎のようにぼくたちは、自分で自分の首をはねて、次の日常に向かって歩み始めるしかない。

  • 前巻で鬼舞辻無惨から血を与えられ覚醒した十二鬼月・下弦の壱が登場。
    炭治郎、伊之助、善逸たちは柱のひとり煉獄杏寿郎に従い、汽車に乗り込むのだが……。
    前巻あたりからセリフの持つ力が非常に高くなったように感じる。
    主人公の純粋な性質が周囲の人たちの鬱屈を知らないうちに解きほぐしていく、というのはジャンプ王道マンガの常道ではあるのだが、その描き方がなんとも爽やかで心地よい。

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著者プロフィール

1989年5月5日生まれ。福岡県出身。漫画家。

吾峠呼世晴の作品

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