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感想・レビュー・書評
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統計データから日本の現状をよく分析してあり、その上でどのような対策が有用か提言している良書です。
ですが、著者が書いている前書を読んでいるとほとんど同じことが書いてあるので、今までに著者の本を読んだことがある人は改めてこの本を読む意味はあまりないと思います。
逆に著者の複数の本がまとまっているので、著者1冊目ならこの本をおすすめします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文化財修理に関する行政上の欠陥を多数指摘し、本気で観光立国を目指すのであれば、観光庁や文化庁がバラバラに動くのではなく、一元化された「文化スポーツ観光庁」を作るべき、と著者は主張する。
日本人が売りにしてる「おもてなし」は、重要視されていない(その証拠に、観光大国のフランスは、ホスピタリティが低い)。
日本へ観光に行かない理由として「禁止事項が多く、楽しめない」というのが上位に来ているらしい。一部の人のクレームで、どんどん規制が増えている。
著者の既刊で何度も指摘されているように、日本は諸外国に比べて生産性が低く、伸びしろがある。
コロナがきっかけで働き方が変わりつつあるが、収束したら元に戻るのだろうか。
同一労働同一賃金になっても、男女で同一の仕事をしてる割合が少ないので、女性の収入アップに繋がらない。
女性の生産性を高めるか、移民を迎えるか、社会保障を諦めるかの三択。 -
日本経済を立て直すには生産性向上を行うのが第一であることを説いた本。
形式にこだわるあまりに本質を見失う。ここに生産性の問題が凝縮されています。今行っていることの本質は何かを常に考えることを、生産性向上策を考える前にやらなければいけません。 -
最近、日本は凄いと称賛するメディアが多いがそれは日本人が勝手にイメージしている日本のイメージであり本当は外国からどう思われるかているのかを知る必要がある。日本は生産性が低くこれまでは人口の多さで生産性の低さをカバー出来ていたがこれから労働人口減少にそなえ生産性の向上は急務である。
日本をよく知る為にも一度外国へ旅行する事も有効であり日本人はもっと休暇をとり外国へ旅をする事が重要であると思う。その為には生産性の向上、パスポートの取得の簡素化などやるべき課題は多い。 日本人はもっと変化を恐れず変わっていかなければならない。