- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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特に鳥に興味があるわけではないのだけれど、図書館でパラパラと見たあと借りずにいられなくなり…の読了!
著者のシュールな発想と、恐らく壮絶な苦労を経験してると想像できるのにとても苦労しているように思えないバカバカしい(…あ。失礼。汗)語り口。
そして何より、知識のない者にも鳥に興味を持たせてくれる分かりやすい説明と豊富な知識。
ニヤニヤしながらお勉強になる、とても面白い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各章の掴みの部分、それから、タイトルを含めた各章のネーミングセンス。本著者を本著者たらしめているエッセンスが、この2つの部分にぎゅっと詰められていると思う。
鳥のことが好きでなければ、こんな専門的な内容を面白く・わかりやすく書けないし、鳥類学の認知度をあげたいと強く思っていなければ、人を引き込む文章を書けない。
川上和人氏、おそるべし。 -
僕は一体何の本を読んだのか、、、?
という感想が生まれてきましたwww
「難しいことを、簡単に伝える」ってこういう事を言うんですね。著者の作品は、2作目ですが他のも読みたくなります。 -
鳥類学者による、日常と鳥にまつわるエッセイ。
1ページにほぼ小ネタが挟まれており、クスッと笑う。
そこが冗長に感じるか、読者を惹きつける文章を感じるかに分かれると思う。
語り口とその内容が面白いので、の鳥に関する内容が頭に入ってこないのもたしか。
チョロちゃんの考察は面白かったし、新種の発表を逃したくだりは、ある意味笑いにもっていくのはすごいなと思った。 -
2017-12-29
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ベルリンにて読了。ベルリンのカラスは、頭と羽は黒いが胴体はグレー。ハトは日本で見るハトといっしょ。遠距離を飛べる鳥は、広く分布するが、遠距離を飛べない鳥はその場所なりに変わっていくというこの本に書いてあるとおりかと。鳥を研究する苦労、面白さがよくわかる。
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最初から最後まで、笑いっぱなし。
真面目な鳥類学に関する学術的な内容のエッセイのはずなのに、文の書き方だけでこんなに違うもんか……。
電車とか待合とか、危険……ww -
今後の西ノ島の調査に期待したい。また、川上和人さんの本をこれで3冊読んだ。軽佻浮薄な語りだが、読みやすく親しみが持てた。ミズナギドリやカツオドリなどの海鳥に関心をもった。ヒメウなどは50mも潜水する。調べてみたい。