人形の国(1) (シリウスコミックス) [Kindle]

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  • 弐瓶勉は「シドニアの騎士」以降、画面が白くなった。
    巨大構造物を描き続けてきたが、今回はその傾向は薄い。しかし、弐瓶勉らしさは随所に見られる。登場人物があっさりと殺されていくところなども、そのひとつと言っていいだろう。

    主人公はエスロー。エオやピコをつれて訓練に出ていた。。
    訓練の途中、エオはリベドア帝国から逃れてきた少女をたすける。少女はエオになにかを託して消滅する。
    リベドア帝国から逃れることになり、城を出ることを決意する。しかし、その夜帝国が襲ってくる。
    エスローはイーユという敵の司令官を狙撃したが失敗、逆に自分が致命傷を負う。
    突如、タイターニアがあらわれ、エスローに話しかける。死なないようにするためには、コードを使い、正規人形になることだという。エスローは了解する。
    エスローは正規人形になり、鎧化する。鎧化すると、ナビゲーターのような女が現れる。これはタイターニアだ。この点、「バイオメガ」でも同じ設定が用いられていた。
    エスローはイーユとの戦いに負けて、逃げる。
    復活したエスローはタイターニアとともに北合成スラブ地方を目指す。
    エスローたちの訪れた街に、リベドアの兵士がやってくる。住民を殺す兵士を許せず、エスローが手を出してします。イーユは、そのことを知る。リベドアの兵士、エイチが現れる。エスローはエイチを倒す。

  • 全体的にちょっと読みにくい感じがする二瓶作品だがこれはまだましかも。あと女の子が可愛い。可愛い子でも容赦なく死んだりするのが二瓶作品ですが・・・

著者プロフィール

1971年生まれ。男性。福島県郡山市出身。代表作に『BLAME!』『バイオメガ』『シドニアの騎士』など。1995年、『BLAME』がアフタヌーン四季賞で谷口ジロー特別賞を受賞。その後高橋ツトム氏のアシスタントを務めた後、『BLAME!』の連載をスタート。『シドニアの騎士』を経て最新作『人形の国』を「月刊少年シリウス」で連載中.。

「2021年 『人形の国(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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