応天の門 7巻: バンチコミックス [Kindle]

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  • 新潮社
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  • 多美子の入内をきっかけにその周辺のエピソード。高子姫と多美子姫、関係でいえば従姉妹にあたるのだろうか。身内の思惑はさておいて、2人の関係は悪くないものとして描かれる。健やかな姫として描かれる多美子と、政略道具として扱われる高子と、どちらが幸せかどうかは測れないが、女御たちは野心と野望を胸に抱いたり、ただただ心を砕いてお仕えしたりと人それぞれだ。高子姫は道真様の扱いを心得ている。藤原に関わってはならぬ。そう言われたものの、情を捨てきれぬのが道真様の良きところ。

  • 多美子姫を守れ!

  • 藤原良相の娘、多美子の入内

  • 「私が男ならば兄上のその首掻き切って大路に晒してくれましょうぞ。 私が女子でよかったと思われませ」

    なんか随分前に、前の巻を読んだので話忘れてしまった。
    けど、相変わらず丁寧な話作りだなあと思う。
    藤原闇の深さにゾワゾワする。

著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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