POPEYE(ポパイ) 2017年 9月号 [君の街から、本屋が消えたら大変だ! ]
- マガジンハウス (2017年8月9日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910180290978
感想・レビュー・書評
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この先、本屋は絶対消えないと思う。そりゃ~数は減るかもしれないけど・・・
本や本屋さんを紹介する雑誌をよく買うけど、これは凄く充実していて当たり!でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
街の本屋が減っている。大型書店が増えていると思ったら、ブックファーストという大型チェーン店が渋谷の店を閉めた。「ブックファースト渋谷文化村通り店」(東京都渋谷区)が6月4日で閉店した。その跡地に、本と雑貨を売るので有名なヴィレッジヴァンガードが新規オープンした。大手でさえ影響が出ている。
今回の特集は、いろいろな街にある個性がきらりと光る書店が集合。紹介する人も個性が光る人たちが勢ぞろい。
僕の好きな本屋ではいろいろな有名人が紹介しているが、あのきゃりーぱみゅぱみゅが紹介しているのは、「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」だ。読むものは、現実的なものが多いと述べている。高校の時、毎朝読書の時間が15分あり、その時に読んでいたのは、「朝から女磨きをしていたので、先生にも変わっているねって言われていましたね」というように目立っていたようだ。この店で初めて買った本は、「小悪魔な女になるマニュアル」という銀座でホステスをしていた蝶々という人の恋愛マニュアル。この本を読んで成果があったのかどうか書かれていないが、こうかはあったのだろうか。
いい歩本屋には“クセ”があるでは、松本城を20分の1に再現した書店、劇場型書店、古い蔵をそのまま利用した書店など良い意味でひとクセもふたクセもある書店ぞろいだ。
本屋の好きな本屋では本屋の店主が語るお勧め書店が登場している。
ひと夏のブックショップ「ポパイ」開店!では、「スペシャルな14人の選者を選んで架空の本屋を作った」というだけあっていろいろな人が登場している。最初は、「マイブーム」の火付け役として有名なみうらじゅん。意外なところでは、あの大久保佳代子が登場している。意外と言ったら怒られるかな。朝まで生テレビのカミツキガメ、いや司会者の田原総一朗も登場している。
本で有名な街と言えば神保町。そんな神保町パーフェクトガイド2017として、古書店のみならず、飲食店、さらに東京古書会館の即売店の様子が載っている。神保町巡りをするのにちょうどよい。
その先のページを開くと、ハーゲンダッツやD-Point CardなどのCMで見かけるモデル・女優の中条あやみさんが出ている。
結構、分厚い雑誌で、本にまつわる話題が詰まっている。ちょうどお盆の時期だし、本と書店に思いをはせながら読むのもいいかもしれない。 -
タイトルの割には別に危機感を煽ったり憂えたりするわけではなく普通に書店ガイド。まぁポパイってそんな感じなのかしら。ふだんこんなオサレ雑誌には縁がないのでよくわかりませんが。
書店ガイドなぁ、母体数が違うから仕方ないんだろうけど、東京中心よね。関西にもこんな店あるのに載ってねーな、ってのがちょっと寂しい。知ってる店なら別に新しい情報もないねんけど「そこをそう紹介するか」みたいな文章芸が読みたいねん。 -
本屋特集。ホホホ座と山口のロバの本屋気になる。
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じっくり読める、本の特集。
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縺、縺セ縺ソ隱ュ縺ソ邨ゆコ??
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広島の「紙片」「古本屋弐拾dB」ロンドンの「ワード・オン・ザ・ウォーター」江戸川橋の「CATALOG&BOOKs」代官山の「東塔堂」きになる書店はこの広いような狭いような日本の中に山ほどあって、困ったことに東に西に散らばっていることだ。古書店のグラシン紙をまとった本も魅惑的だが、まだ開かれていない書籍にかけられた本屋オリジナルのブックカバーも魅惑的。日本特有の文化とは知らなんだ。三月書房のブックカバーがかっこいい。
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特集は「君の街から、書店が消えたら大変だ!」こんなタイトルの特集が発売された数日後にこんなニュースが報じられたのも何の因果だろうか。
http://www.asahi.com/articles/ASK8R5FDVK8RUCLV00Q.html
冒頭、又吉直樹先生のインタビューで
「ちゃんと作家さんに還元できるように、新刊本は書店で買うようにしていますが、だからといって古本屋で新刊を買うことが悪いとはまったく思いません。少なくともそうやって育った若い人は、大人になったら必ず本をたくさん買ってくれるはずなので」
という一文で、氏の本への深い愛情を改めて垣間見れただけでお腹一杯になりつつ読み進めていくが、相変わらずテキストの文字が小さい為文章量のボリュームが多く、読みながら気になる所をネットで検索しては読み、検索しては読み・・・としていると読み切るのに数週間がかりに。
有名人がおすすめの本屋を紹介する中にオカダ・カズチカの姿も。
これまであまり彼が読書家のイメージは無かったけれどよくよく考えたらリング内外でのプロデュース力を見れば頭の賢い人間だというのはすぐに分かる。
「目的なく書棚を巡って気になる本をパラパラとめくる時間が至福のとき」
なんていうのは、完全にこっち側の人間じゃないかと思ったりも。
特集の最後に改めて「君の街から、書店が消えたら大変だ!」と銘打って、
鳥取・京都・東京・留萌の書店へのインタビューがあった。
こういう志がある書店のある地域は一握りで、現在既に本屋がなくなっている地域をどうするか、どうなるのか。
一市町村に一軒あればいいというものでもあるまい。
車で気軽に移動できる大人はともかく、この先本に親しんでもらいたい子供の為のとっかかりとしての書店は地域ごとになければ辛い。
とはいえそんな小さな商圏で今や書店の経営は普通にやっていては立ちいかなくなるのも現実。
難しいなぁとモヤモヤ考えながらページをめくった -
2017/09/27
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おすすめの本も乗ってて楽しい。