- Amazon.co.jp ・電子書籍 (156ページ)
感想・レビュー・書評
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最初の2巻くらいまでは面白くて惹き込まれて読みましたが、、、途中イケメン年下の男の子との恋愛が始まったあたりから白けてしまって( ´◔‸◔`)なんかなー夢見がちなお話だとの感想を持ちました。
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東村アキコってこんな説教くさくてめんどくさい作家だっけ。
なんというか、歯に絹着せぬもの言いでズバズバ斬ってく御意見番のお説教(でもほんとは愛ある説教なのよスタンス)、て感じ。MXの夕方の番組に出てきそうなアレのイメージ。
それでいて、提示する処方箋はあまりに保守的。彼女らに課せられたフレームには疑問を呈さず、(フレームへの従い方には選択肢を認めるものの)そのフレームに従って行動することのみが正答として提示される。
でも、33歳独身女子の痛さや生き辛さの根源はそのフレームにそのものにあって、フレームが存在する限りそれに抗っても抗わなくてもどちらにしても痛く生き辛いという負け戦を強いられている、という事実は棚上げされている。
フレームとそれによる負け戦の存在を受け止めたうえで、戦略のひとつとしてフレームに従うという方法を提示する、というならわかる。でも、今のままだとフレームの存在には蓋をしており、それはフレームを無条件に肯定することにつながるのじゃないか。それでは今の時代には十分とは言えないと思う。 -
最後のタラレBarのお便りが良かった
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ついに完結しましたね。
自分にとって色々考えさせられる大事な作品に。
たまに読み返す必要があるときもあるでしょう。
最後に主人公が行き着いた結論は自分とほとんど重なっていて、自分も少し救われました。
内容については有名なので割愛します。
気になっている方はぜひ読んでください。 -
倫子さんだけちゃっかり幸せになっちゃった、他の二人は恋人の幸せを祈るという立場で納得しちゃった。しかし倫子さんにタラレバしていても「人生にムダなことなんて何もないわ」と言わせたのが真理じゃないかな。めでたしめでたし。