日本の近代とは何であったか-問題史的考察 (岩波新書) [Kindle]

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  • 明治維新の頃からはじまった日本の近代化について、西洋のそれと比較しながら論じられています。アジアの中で日本だけが達成できた近代化。その基礎に江戸時代の改革があり、そこから政府主導でどのように成し遂げられていったのか。その経緯を総花的に知ることができるように書かれています。また、西洋の近代化との違いとして、日本のそれはモデルが存在したこと。それゆえにメルクマークを為政者によって設定できたこと。その意味は大きかったのだと感じました。

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著者プロフィール

三谷 太一郎
三谷太一郎:東京大学名誉教授/日本学士院会員

「2016年 『戦後民主主義をどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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