世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書) [Kindle]

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著者 : 山口周
  • 光文社 (2017年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (217ページ)

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • ○引用
    美しい、ということはなんらかの普遍的妥当性がある

    トップに「アート」を据え、左右の両翼を「サイエンス」と「クラフト」で固めて、パワーバランスを均衡させる

    優れた意思決定には理性と感性、論理と直観の両方が求められるにもかかわらず、過去の辛い体験から、片方に過剰に傾斜してしまうのは、それこそ論理的でも理性的でもありません。

    求められるのは、「何がクールなのか?」ということを外側に探していくような知的態度ではなく、むしろ「これがクールなのだ」ということを提案していくような創造的態度での経営ということになります。

    アップルという会社の持つ本質的な強みは、ブランドに付随するストーリーと世界観にあると考えています。だからこそ、機能も概観も似たり寄ったりの製品が世に溢れるようになった現代にあってもなお、その競争力を失っていない。なぜなら、外観もテクノロジーも簡単にコピーすることが可能ですが、世界観とストーリーは決してコピーすることができなから

    システムの変化があまりに早く、明文化されたルールの整備がシステムの進化に追いつかない世界においては、自然法的な考え方が重要になってきます。つまり内在化された「真・善・美」の基準に適っているかどうかを判断する力、つまり「美意識」ということになります。

    常識というのは非常に文脈依存性がある

    変化の激しい状況でも継続的に成果を出し続けるリーダーが共通して示すパーソナリティーとして、この「セルフアウェアネス=自己認識」の能力が非常に高いということを発見しました。セルフウェアネスとはつまり、h自分の状況認識、自分の強みや弱み、自分の価値観や志向性など、自分の内側にあるものに気づく力のこと

    エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムに良く適応する」ということと「より良い生を営む」というのは、全く違うことだからです。

    「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」と。そしてアーレントは。「陳腐」という言葉を用いて、この「システムを無批判に受け入れるという悪」は、我々の誰もが犯すことになってもおかしくないのだ、という警鐘を鳴らしています。

    重要なのは、その哲学者が生きた時代において支配的だった考え方について、その哲学者がどのようあに疑いの目を差し向け、考えたかというプロセスや態度

    リーダーがやれる仕事というのは徹頭徹尾「コミュニケーション」でしかない

  • タイトルだけを見ると、エリートがこぞって美術館に行くような話かと思うが、実際はより網羅的かつ深い内容となっている。
    最近のやれAIに仕事が奪われる的な表層的な話ではなく、真の意味でこれから人類が進むべき道を示していると思う。
    そういう意味では、タイトルが表層的というか流行り物風になっているのはもったいない。

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